音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

原発再稼動を決めるのは女性

2011年08月03日 | 日常雑感
原発の再稼動について一番根源的な次元で考えているのは女性だと思う。

電力会社にしろ経済界にしろ原子力学術界にしろ、日本の経済力、企業の海外流出、日本の将来にとってのマイナス、などの言葉で原発再稼動を進めようとする。

一方、女性は子供の将来を中心に原発に対峙している。

それは生まれたばかりの幼児、あるいは これから生まれてくる子供の命を中心にすえての思考になっている。

子供を持つ母親は子供が遊ぶ環境、毎日子供に与える食事のうえから放射能と向き合っている。

子供の命を中心に据えたこの考え方は、おそらく一番正常で、一番根源的だと思う。

母親は日本の国力・経済力や、企業の発展の為に子供の命を危険にさらしてもよい、などと考えるだろうか。

原発の停止が日本の国力・経済力、企業活動へのマイナス要因となる、などと論評するのは男達、男社会、あえていえば<男ども>だ。

子供を持つ女性は男性よりも はるかに深い<生命の尊厳>の次元で原発・放射能について考えている。

原発事故は あえていえば男社会の論理が引き起こしたものとも言えると思う。

将来の日本を考える上で、最重要なのが<女性の視点>であると思う。

さらに言えば、原発再稼動に対して最善の判断を下せるのが女性であると思う。

<男ども>の論理で動いてきたのが<福島以前>だった。

<福島以後>のこれからの時代、男女共同参画の時代に必要なのは、<女性の視点による論理>だ。

子供を持つ母親による活発な世論形成が待たれる。

原発や日本のエネルギー問題は、女性が決めるのが最善ではないかと思われる。

<男どもの論理>では子供の命は守れない。日本の将来は守れない。

日本の将来を決め、守るのは<女性の世論>だと思う。


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