昨日は赤穂ハーモニーホールにて「播州城山流しの笛~赤穂義士教室」のお稽古だった。
帰りは浜国道を通って、播州室津・室山城跡に立ち寄った。
室山城では永禄年間、黒田官兵衛若かりし頃 浦上氏の婚礼が執り行われた。
婚礼の夜 室山城は龍野の赤松氏の襲撃を受け、城は落城、婚礼をあげた姫は討ち死にという悲劇が起こった。
この姫は播州姫路・黒田家から輿入れの姫であった。
黒田官兵衛の妹・志織姫と伝えられている。
播州室津の人々はこの悲劇を悼み、姫の追悼の為にこの年の雛祭りを八朔~旧暦8月に延期したとされる。
これが今に伝わる<播州室津・八朔の雛祭り>の由来とされている。
今年も8月の月末にかけて催される。
毎年この時期に室山城跡を訪ねて、志織姫を偲ぶことにしている。
美しい海に囲まれた岬から室山城跡を臨んで、しの笛を奏でた。
「風の音~室津・八朔の雛祭り(城山如水作曲)」より、八朔の恋歌、夏の蝉。
軍師官兵衛~黒田武士 を奏でて志織姫を偲んだ。
夕暮れの室津の海は穏やかで美しかった。
・・・今年の夏も終わる。
播州城山流<しの笛 風の音>
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播州城山流 城山如水
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