節分に「鬼は外、福は内」と豆まきをする風習を考察してみると面白い。
友人に話を聞くと、節分には塩イワシを食べて、その頭を軒先に吊るして健康を祈ったそうだ。
これが「イワシの頭も信心から」ということになったのだろうか。
ところで古代「鬼」とは「伝染病」などウィルス性感染症を「鬼の仕業」と考えていた。
つまり現代的に言うと「鬼」とは目に見えないウィルスや伝染病のことであった。
したがって豆を蒔き、イワシを食べて鬼を払うということは、現代的に見て理に叶っている。
畑の肉といわれる「大豆タンパク」をしっかり摂って、「青背の魚」を食べるというのは、栄養的にも健康に最良だ。
古代の人達は経験的に知っていたのだろう。