![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/c1/f84355be951aa808cdef5a8051074aa6.jpg)
2020年にはコンピューターのサイズが5ナノメートルになると予測されている。
これは原子12個分の大きさというから全く人間の目には見えない。
こういったハイテクが現実化するのが2020年と予測されている。
現在の核兵器は実は「戦争が不可能な兵器」あるいは「戦争が無意味な兵器」である。
戦争には勝者と敗者が生まれるのが当たり前だが、核戦争においては「世界の滅亡」があるのみで勝者も敗者も存在しえないからだ。
つまり「世界の全滅」である。
2020年のナノコンピューターの実用化が何をもたらすかを最近、友人達と話し合っている。
ナノテクノロジーが最初に利用されるのは常識的に考えて「軍事利用」だろう。
5ナノメートルのコンピューターが実用化されると「スーパーコンピューター京」何億台分の処理能力を持つコンピューターを手軽に持ち歩けるようになるだろう。
こうなると総ての暗号の解読が可能になることが証明されていて、国家機密の保持はほぼ不可能になると予測される。
さらに目に見えない「ナノロボット」も実用化される。
したがって兵器も目に見えない「ウイルス」レベルの極小兵器になると予想される。
さらに「ナノコンピューター」の集積と「3Dプリンター」が連動すると、とてつもないことが実現すると予想される。
それは「意識」の「物質化」だ。
意識したこと、想像したことが実体化するテクノロジーだ。
そういったハイテクが実現した時(今世紀半ばまでの近い将来と思われる)、人類は「潜在意識のエゴ、征服欲」を克服していなければ、互いの「エゴ」の実体化(イドの怪物)により瞬時に滅亡すると予想される。
これは人類が意識・倫理・哲学において「エゴ」を克服できなければ滅亡するということを示唆している。
つまり近い将来に実現すると予測される「超ハイテク文明」世界においては、「意識」のレヴェルにおいても「兵器」の面においても「戦争のできない世界」にならざるをえない。
さもなくば「人類滅亡」あるのみになると予測されるからだ。