音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

自衛隊員の命がかかる 集団的自衛権

2014年05月20日 | 裏読み 政治・経済


自衛隊員の発言によると、現場任務において最優先されることは「いかに武力衝突を避けるか」であるということを聞いた。

今、安倍総理が進めようとしている「集団的自衛権の行使」「積極的平和主義」は言葉は綺麗ごとであるが、「自衛隊員の命」という重大なものが考慮されていない。

安倍総理や与党の老齢政治権力者は「集団的自衛権」を発動する「命令を下す」だけでよいのだが、現実の戦場に赴いて命を犠牲にするのは若き自衛隊員である。

安倍総理や与党政治家は「若者の命」をなんと心得ているのだろうと思う。

老齢政治権力者達は自らが戦場の最前線で死をも厭わず戦う覚悟があるのだろうか。

戦闘・武力行使の命令だけ下して、自身は戦場にも立たず、のうのうとしているのでは、あまりにも卑怯であると思う。

アメリカが今抱えている深刻な社会問題は「戦場帰還兵」の精神的ダメージによる社会復帰の困難さなのだ。

安倍晋三という政治家は「命の重さ」を考慮しない「非情な人間」だ。

また国際的交渉力も持ち合わせない「愚宰相」だ。

「靖国参拝」を繰り返して自ら国際的危機を作り出して、国民に対して危機感を煽っている。

黒田官兵衛と安倍晋三を比べると器の大きさが違うので、本来比べ物にはならないのだが。

黒田官兵衛は「生来人を殺すことを好まず」「兵を失うことなく勝利することを最上」とした。「人は生かしてこそ使い道がある」とも考えていた。

安倍晋三のやろうとしている「集団的自衛権の行使」は、これとは全く逆の行動といえる。

黒田官兵衛ならば単身で敵地に交渉に赴き、なんとか武力衝突を避けるべく身命を賭して説得にあたってきた。

黒田官兵衛が安倍晋三を前にしたなら「この愚か者、無策の大馬鹿者愚宰相」と一喝したであろうと思う。

戦国乱世の中で「命を粗末になさるな、生きられよ」と叫び続けた黒田官兵衛とは全く逆に、この平和な日本を「戦争の出来る国」にし、「若き自衛隊員の命」を粗末に考えている大馬鹿者が安倍晋三という政治家であろうと思う。


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