音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

日本国民を「特攻と玉砕」に追いやった<国家神道・軍国主義ファシズム>

2014年02月01日 | 裏読み 政治・経済


日本人がなぜか避けて通るのが「国家神道
<国家神道>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E7%…E%E9%81%93

おそらく「現人神天皇」が係わっているからだろうと思う。

自分は現在の「天皇・皇后」と皇室が大好きだ。
国民の象徴として心から国民の平安と幸福を願っておられるからだ。

太平洋戦争終戦までは「軍国主義ファシズム」が政治・宗教・教育を一体化した「国家神道」を「国教」としていた。

そのシンボル・中核といえるのが「靖国神社」だった。

その聖典とされたのが「古事記・日本書紀」
神話から出発したこの歴史書を「天皇の万世一系」の根拠としていたのだから、かなり滑稽な「国教」だったといえる。

また「神聖不可侵の天皇」を教え込むために「教育勅語」を制定した。
つまりは「洗脳教育」だ。

これは「国家神道」を「道徳教育」の基礎とする目論見だった。

安倍総理が何かに取り憑かれたように叫んでおられる「愛国心、道徳教育」と似たようなものだ。

ようするに「国家神道」とは「軍国主義ファシズム・日本」において国民統治の為に作られた「政教一致の国教」であった。

この「国家神道」が日本国民を「特攻」と「玉砕」に追いやった元凶であった。
そのシンボル・中核が「靖国神社」であった。

安倍総理も「靖国参拝政治家達」もなぜかこの「国家神道・軍国主義ファシズム」は避けて、言及しようとしない。
あえて隠匿している、というのが実情なのかも知れない。

しかし「国家神道」をしっかり知っておかないと「太平洋戦争」において「大日本帝国」が進めた無謀な戦争の意味が見えてこない。

太平洋戦争は「現人神天皇」が世界を統一するための「聖戦」と位置づけられ、教え込まれていたからだ。

なぜこの事実を日本の教科書は教えないのだろう。

国家神道軍国主義ファシズム」を取り上げなくては「大日本帝国の侵略戦争」の意味が見えてこない。

「愛国心」「強い国」を叫ぶ安倍総理と「靖国参拝国会議員達」にこそ「国家神道」の実態を学んでもらいたいと思う。

安倍総理も戦後生まれの「靖国参拝国会議員」の皆さん方も「国家神道・軍国主義ファシズム」をご存じないと思いますので。


国家神道>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E7%…E%E9%81%93

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