音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

核廃棄物の処理 は 原発立地自治体で

2016年10月05日 | 裏読み 政治・経済


福島原発の除染物質や核廃棄物を全国の自治体に引き受けてもらおうという

「都合のいい、虫のいい」動きをしているニュースが流れていた。

子供達に放射性汚染物質の扱いを教えて回っているというニュースだ。

これはとんでもないことだなあと思った。

そもそも原発立地自治体は国から「電源立地交付金」という莫大な金の交付を受けている。

その使い道の為に、使う人がそんなにいないのに、大きな会館や体育館や温泉などの公共施設を作っている。

原発は、そんな自治体が自ら誘致したり、みずから再稼動を願って稼動しているものだ。

だから、原発立地自治体は、その利益と共に、リスクと損害も当然 負うものと考えるべきだと思う。

万が一、原発事故が起こった場合、放射性汚染物質を他の地方自治体に引き取ってもらいたいというのは、いくらなんでも「虫が良すぎる」

これは助け合いでも何でもなく、自己責任の分野なのだと思う。

原発を再稼動する地方自治体は、甘えたことを考えずに、原発リスクもすべて引き受けたうえで、再稼動に踏み切ったことを忘れてはならないと思う。

つまり原発事故は「国と電力会社以外、誰も助けてくれない」と考えるべきだろうと思う。

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