音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

播州しの笛指南所  恋文・愛

2007年05月21日 | しの笛(篠笛)入門教室
播州姫路城下には宮元武蔵とお通さんの物語がある。
「花田橋の別れ」

武蔵を慕う「お通さん」の想いに寄せる、しの笛曲が
風の音~恋文・愛城山如水作曲)」

この曲は、しの笛の演奏会にあたって毎回演奏する曲でもある。

先日、姫路市の高齢者施設での演奏会が終わった時、

「お通さんの曲が聞きたかったんや、また聞けてよかった」

これにはチョッと驚いた。
二ヶ月ぶりの訪問演奏だったが、覚えていて下さったのが意外だった。

「わしらは若い人らの賑やかな歌より、お通さんの切ない笛の方が好きや」

そんな風に感じて下さる人達の為に、しの笛を奏で続けたい。


播州しの笛指南所

最新の画像もっと見る

コメントを投稿