![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/f8/a1451e0e9ee112e8d4b9133ebfb0696a.jpg)
先日、台所でラジオを聞いていると、小林幸子の「雪椿」が流れてきた。
歌詞をじっくり聞きながら聴いていると、涙が止まらなくなった。
自分の母も年老いてきて、自分自身も子育てをして、そうして年齢を重ねた今、聴いたものだから。
やさしさと かいしょの無さが 裏と表についている
そんな男に 惚れたのだから 私がそのぶん頑張りますと・・・
いまどき、こんな女房がいるのかなあ、と思いつつ。
まるで苦労を楽しむように 寝顔を誰にも見せないあなた・・
つらくても我慢をすれば きっときますよ春の日が
いのち投げ捨て育ててくれた あなたの口癖 あなたの涙
子供心に香りを残す 花は越後の 花は越後の 雪椿
母親というものは、ほんとに慈愛に溢れて大きな存在なのだと思う。
小林幸子の「雪椿」をきいて、さめざめと泣いて、なんか、心が洗われたような気がした。
若い母親の荒んだ報道に、気分が悪くなっていた昨今だったが、「雪椿」のような毅然と優しい母もいたんだ、と思うと、心が和む気がした。
自分の中での演歌ベストテンというのが有る。これまで長年一位だったのは、石川さゆり の「津軽海峡冬景色」だった。
しかし自分も年齢を重ね、子育てもやってくると、「雪椿」が一位の座に取って代わった。
昨日は鼻歌で「雪椿」をずっと歌っていた。
この曲は高齢者施設でもよく、しの笛で演奏する。高齢者の皆さんのほうが、よく知っておられるくらいだ。
小林幸子 「雪椿」
http://www.youtube.com/watch?v=TrOGJ5dFgI8