音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

地球自然 による 人類文明の排除

2016年09月04日 | 日常雑感


今夜は「メガ・ディザスター~異常気象」を見た。

温暖化はもう止められないところまで来ているということが、科学者の研究を聞いて再確認できた。

30年くらい前、カナダのコロンビア氷河に立ったことがあるが、この氷河はすでに消失している。

北極圏では海水面が姿を現し、永久凍土が溶け出している。
ここに閉じ込められていたメタンの放出がさらに温暖化を加速させる。

これまでの知識では今世紀末には2℃海水温が上昇すると思っていたが、きょうのNHK特集では最高気温が40℃を超えて、45℃近くになると予測していた。

その結果、日本近海で強力な台風が多発するのはもちろんのこと、一年分の雨が集中的に降る事態も常態化する。

現在の「異常気象」は序の口で、これからだんだん「異常」が加速するという見解が警告されていた。

さらに超巨大な積乱雲~スーパー・セルによる豪雨と巨大な落雷による都市機能の麻痺が警告されていた。

現在でも落雷によるサーバーのダウンや電子機器への影響で交通網の混乱が多発している。

この状況がさらに深刻化するし、その規模は年々増大する。

ITで制御された現代文明は崩壊する可能性さえある。

超高層ビルへの落雷と崩壊。

一番危惧されるのは原発への落雷で、全電源の喪失と崩壊だ。

今世紀半ばまでに、それが現実になる可能性は高いなあと思った。

これらの事態はまだ「予測される」ことであって、「予測不能な異常気象」により「予測不能な事態」が次々に起こってくるものと考えられる。

これはスーパーコンピューターの解析による見解だそうだ。

この番組を見ていて思ったのは「地球」が「人類文明の排除」にかかったなあということだった。

地球の自然は複雑なファクターにより調和が取れて、豊かな自然を育んできた。

人類文明は、この「地球の自然」を破壊し尽くそうとしている。
地球が生命体であるかどうかは別として、地球の自然は「人類文明」を排除しにかかるのは当然のことだと思う。

現在は「序の口」の異常気象が、近い将来、人類文明を圧倒する凶暴性を発揮することが考えられる。

人類の愚行による「温暖化」はもう止められないところに来てしまった。

これから始まるのは、いよいよ「地球の自然」による「人類文明の排除」ではないかと考えている。

これは人類の傲慢が招いた自業自得である。

地球自然と調和する文明にシフトして「傲慢」を改心しない限り、人類文明は地球によって排除されることだろう。

もう手遅れの感もするが、そうする以外に人類が生存する道はないと思われる。


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