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「ハイチのマザーテレサ」より

2011年03月30日 | 日記

この女性は、NHK「ETV特集」で次のように紹介されました。

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去年1月の大地震で22万人が死亡した中米のハイチ。

あれから1年たった今も復興は遅々として進まず、

被災者の暮らしはほとんど変わっていない。

首都では約130万人が仮設テントで暮らし、

衛生状態は悪化の一途をたどっている。

10月にはハリケーンが直撃。

その直後には北部でコレラが発生、瞬く間に全土に感染が拡大した。

死亡した人は12月末までに3千人を越え、

感染者は14万人に膨れ上がっている。

11月末には大統領選挙が行われたが、

選挙に不正があったとして各地で暴動が起きた。情勢は混迷する一方だ。

この大混乱する国で人々から

「ハイチのマザー・テレサ」と慕われる日本人女性がいる。

ハイチで、34年間にわたって医療活動を続けてきた医師、

須藤昭子さん(83歳)だ。

カトリックの教会に所属する修道女でもある須藤さんは、

結核やハンセン病の治療に力を注ぎ、多くの貧しい人々の命を救ってきた。

※須藤さんは、番組の中で司会者から、

「そろそろやめようとか、お考えにならないのですか?83歳で…」

と聞かれ、こう答えられています。

「引退ってことは、考えません。引退は職業ですよね。
 
私のしていることは、一つの生き方ですから…。
 
生き方に引退はないんじゃないでしょうか」

彼女はハイチの人々を助けるのは自分の使命だと考えている人です。

その生き方に引退はありません。

きっと天命が尽きるまで自分の生き方をまっとうされるでしょう。