ぼくのママは大阪のオバチャンです。
大阪のオバチャンはたいがい気が大きいことを自慢します。
ぼくのママも「うちは男みたいに気が大きいんや」とよく言います。
ぼくは気が小さいので、それを聞くたびに、おまえは男のくせにアカンなあ、と言われているみたいな気がして、ちょっとチンコがちぢみます。
じっさい、そう言うだけあって、人間をこわがるようなようすはまったくありません。
バスの中でも、電車の中でも、うどん屋に入っても、となりにいる人に気楽に話しかけます。
自分が話しかけたらこの人はぜったいに喜ぶはずだ、と一点の曇りもなく信じているみたいです。
唇の横に大きなホクロのある人に「そこにホクロのある人は、喋るん好きやいいますなあ」なんて、平気で言います。
ぼくは心臓が止まる思いです。
うどんが喉につまります。
またチンコがちぢみます。
けど、あれは気が大きいということではなくて、ズブトいということではないでしょうか。
ことばに誤解があるんではないでしょうか。
ママを見てると、どうも疑問が深まります。
大阪のオバチャンはたいがい気が大きいことを自慢します。
ぼくのママも「うちは男みたいに気が大きいんや」とよく言います。
ぼくは気が小さいので、それを聞くたびに、おまえは男のくせにアカンなあ、と言われているみたいな気がして、ちょっとチンコがちぢみます。
じっさい、そう言うだけあって、人間をこわがるようなようすはまったくありません。
バスの中でも、電車の中でも、うどん屋に入っても、となりにいる人に気楽に話しかけます。
自分が話しかけたらこの人はぜったいに喜ぶはずだ、と一点の曇りもなく信じているみたいです。
唇の横に大きなホクロのある人に「そこにホクロのある人は、喋るん好きやいいますなあ」なんて、平気で言います。
ぼくは心臓が止まる思いです。
うどんが喉につまります。
またチンコがちぢみます。
けど、あれは気が大きいということではなくて、ズブトいということではないでしょうか。
ことばに誤解があるんではないでしょうか。
ママを見てると、どうも疑問が深まります。