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ブログ版 シュプリッターエコー

ズガ・コーサクとクリ・エイト二人展、吉村宗浩展、神戸文学館

2020-07-03 02:31:00 | 美術
6月23日の日曜はSpace 31(神戸・御影)にズガ・コーサクとクリ・エイト展「非常口」をみにいきました。
「ズガ・コーサク」こと岸川希(のぞむ)さんと「クリ・エイト」こと岡本和喜(わき)さんは、これまでも「踏切」や「文化住宅」といった街の一角の風景を段ボールなどの廃材で制作してきました。
Space 31の展示室全体が、非常階段のあるビル裏に変わっていました。面白かったです。
今回はコロナウィルスのせいで見送られたとのことですが、お二人はいつも作品に合わせたパフォーマンスをされます。そのパフォーマンスの記録映像もギャラリーでは見ることができたのですが、これが可笑しくて可笑しくて。
「シュプリッターエコー Web版」でご紹介しています。http://splitterecho.web.fc2.com/critique2019-2020.html#s20025


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そのあとは元町の歩歩琳堂画廊で吉村宗浩さんの個展「希望のかなた」をみました。
吉村さんの作品は初めてでしたが、一目見て吉村さんの作品だときっと分かる、そういう個性があるのは凄いことですねとお話しすると、自分は様式というのはあまり意識していないのですが、とおっしゃっていました。
しかしその「様式」というものをこそ、強く感じた機会でした。
そのことを軸に、こちらも「シュプリッターエコー Web版」でご紹介をしています。http://splitterecho.web.fc2.com/critique2019-2020.html#c10082


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この日最初に立ち寄ったのは、近所の神戸文学館でした。
このときは「蔵出しアラカルト」という企画展を開催中でした。
中でも目を引くのは山中一夫さんによる映画「獄門島」の絵。
例の着物姿の女性が逆さづりで殺されている場面ですね。
横には立ち尽くす金田一耕助(古谷一行)。
もちろん原作者の横溝正史が神戸にゆかりあって故の展示ですが、あ、うん、神戸文学館なかなか攻めてますね、という。



(takashi.y)


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