中国とは現在「中華人民共和国」を指します。しかし、第二次世界大戦終了時点の中国とは「中華民国」のことであり、現在の台湾政府です。終戦時日本の海軍は駆逐艦が相当数残存していました。その中には幸運の不沈艦と呼ばれ、大和の沖縄特攻にも参加した駆逐艦「雪風」も含まれていました。海上自衛隊の最初の護衛艦の名が「雪風」です。このことからも理解できるように「雪風」は日本の幸運のシンボルでした。その駆逐艦「雪風」を戦時賠償艦として譲渡されたのが「中華民国」です。そのほかにも「霜月」などの駆逐艦数杯(艦)を中華民国は譲渡されています。
この時の中華民国の首長は蒋介石でした。蒋介石はソ連が提案した日本の南北分割にも反対しました。日本と中国との賠償問題は1947年には決着し、戦時賠償艦として数隻の駆逐艦が日本から中国(中華民国)に譲渡されました。その後1949年中華民国にとって代わった中華人民共和国が中華民国の正当な後継政権であるならば、メリットもデメリットも継承しなければなりません。国連の常任理事国の地位を継承したように、日本との戦時賠償の終結も継承しなければなりせん。それが国際政治での慣行です。田中角栄元総理の時中華人民共和国との間でこの原則を貫いた外務省の官僚に、毛沢東も「あなたは素晴らしい部下をおもちだ」と田中角栄元総理に発言したそうです。が、中華人民共和国はその外務省を30年掛け骨抜きにしました(チャイナスクール)。
また、朝日新聞をはじめとした左翼系マスコミは「国と国はそうかもしれないが、中国国民にはなにもしていない」などと国際法を無視する発言や記事を掲載してきました。日本と中国との間では既に戦時倍賠償問題は決着しているのが国際法からも明確です。それでも「中国国民に賠償しろ」と言うことは「日本に内政干渉を行なえ」と言っていることと同じことです。
この時の中華民国の首長は蒋介石でした。蒋介石はソ連が提案した日本の南北分割にも反対しました。日本と中国との賠償問題は1947年には決着し、戦時賠償艦として数隻の駆逐艦が日本から中国(中華民国)に譲渡されました。その後1949年中華民国にとって代わった中華人民共和国が中華民国の正当な後継政権であるならば、メリットもデメリットも継承しなければなりません。国連の常任理事国の地位を継承したように、日本との戦時賠償の終結も継承しなければなりせん。それが国際政治での慣行です。田中角栄元総理の時中華人民共和国との間でこの原則を貫いた外務省の官僚に、毛沢東も「あなたは素晴らしい部下をおもちだ」と田中角栄元総理に発言したそうです。が、中華人民共和国はその外務省を30年掛け骨抜きにしました(チャイナスクール)。
また、朝日新聞をはじめとした左翼系マスコミは「国と国はそうかもしれないが、中国国民にはなにもしていない」などと国際法を無視する発言や記事を掲載してきました。日本と中国との間では既に戦時倍賠償問題は決着しているのが国際法からも明確です。それでも「中国国民に賠償しろ」と言うことは「日本に内政干渉を行なえ」と言っていることと同じことです。