社会科学上の不満

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調査捕鯨を継続することができなくなる?

2014-04-01 00:00:05 | 社会常識と教育

  日本が南極海で行っている調査捕鯨が国際条約に違反するかどうかが争われている裁判で、オランダのハーグにある国際司法裁判所は、日本の調査捕鯨は研究目的のものではなく、現状のままでは認められないとの判決を言い渡しました。
これにより日本がこれまでどおり調査捕鯨を継続することができなくなる可能性も出てきました。

3月31日 18時53分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140331/j63835010000.html

 

 いつも思うのであるが、日本もノルウィーのように、国際捕鯨委員会から脱退すればよいのではないか?後、オージービーフの輸入を制限し、米国産牛肉の輸入を増せばよい。米国は喜ぶぞ!

 「養鯨」なるクジラの養殖は未だ実用化されていないが、これを成功させれば、クジラも牛・豚などの「家畜」となる。国内の事に他から口出させない。シーシェパードも国内で行動した場合即逮捕。日本の法律が適用される。

 WFPが「2050年の食料の需給と供給との曲線が逆転するということを前倒す」と発表したのは一昨年のことであった。鯨肉が現在の牛肉と同じように食されれば、来るべき食料危機の備えにはなる。

 後の批判は、キリスト教原理主義者的排他性(クジラは賢い?豚も実は賢いぞ)の喚き声になってしまう。それこそ堵殺場をハラール認証の工場にすれば、キリスト教対イスラム教の対立の中にこの問題をおくことができる。

 白人のキリスト強国の理不尽さは今に始まったことではない。国際連盟で「人種差別撤回」を提案した日本を黙殺したのは、当時の欧州列国。ペリーが浦賀に入港したのは、「捕鯨のための基地の確保」のため。

 食文化の違いを他へ押し付けるな!それにクジラは害獣である。鰯やその他の小魚の漁獲量に大きな影響を与えている。

 農水省主体で「養鯨」を実用化させることは出来ないであろうか?

コメント (1)
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