社会科学上の不満

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JRAをなぜ日本中央競馬会の略称にしたのか

2014-04-02 00:00:50 | 社会常識と教育

 日本に於いてJRAはJapan Racing Associationこと日本中央競馬会を指すが、欧州や中東でJRAといえば日本赤軍(Japan Red Army)を指す。

 誰がJRAと言う略称を日本中央競馬会に採用したのか非常に疑問である。欧州や中東において日本赤軍はテロのお手本的な地位にある。1970年代後半から1990年代を通し日本赤軍のテロが中東や欧州で吹き荒れる。

 日本赤軍の略称がJRAであることを知らないほど農水系の官僚は頭がお花畑だったのであろうか?警察庁や外務省等の連携が取れない縦割り行政の結果なのだろうか?それとも日本赤軍の印象を薄めるためあえてJRAを略称に採用したのだろうか?

 日本はテロの方法の輸出国でもある。民間機ハイジャック(よど号事件)、ハーグ米大使館占領事件、テルアブル空港における民間人無差別銃撃、などなど日本赤軍がその後の国際テロに大きな影響を及ぼしている。また、オーム真理教の毒ガステロもテロ方法のオリジナルである。

 戦争で軍隊が一般市民に行使することを禁じている、市民の無差別テロのオリジナルの多くが日本発と言う悲しい現実がある。

 その日本赤軍になれなかった全学連の優秀な人材?がマスコミの上層部に多い。そして、反日に人生を捧げている。

 1990年代前半まで革マル派や中革派が、多くの大学にその拠点を構えていた。東京の歴史ある私大は、校舎の立替を名目にその拠点を潰していく。

 特に労働組合に巣食うこの革マル派や中革派は、国鉄民営化、電々公社民営化、郵政民営化などその生存圏を狭めていくことになる。残る大物は自治労と日教組であろう。後は沖縄と北海道(JR北海道労働組合等)には未だ革マル派や中革派の残党が大いに幅を利かせているようだ。

 私大の校舎の立替や三公社五現業の民営化の過程で革マル派や中革派を追い出すと共に、日本赤軍の印象を薄くする工作が、日本中央競馬会の略称をJRAとするというのは考えすぎか?

 日本赤軍、連合赤軍と言われていた頃、浅間山荘事件を起こした。テレビ全局がこの機動隊との攻防を放映した。さらにその直前に行った「内ゲバ」、仲間への集団リンチの悲惨さが国民を一気に左翼勢力から遠ざけた。

 些細な過失で仲間を殺害して行く、仲間の妊婦から胎児を引き出し殺すなど歴史上の狂人の行為が公表され、日本の社会から敵視され海外に逃亡せざるを得なくなる。

 これらの支援者が未だに日本国内いる。重信房子が帰国したのも彼らと会うためであり、国際手配犯である。彼女は逮捕され懲役20年の刑に服役している。

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