中国国営新華社通信のニュースサイト・新華網は24日、「羅援:中国は北朝鮮で17カ国の国連軍も恐れなかった、米日に怖気づくわけがない」と題した寄稿記事を掲載した。作者は中国戦略文化促進会常務副会長兼秘書長の羅援少将。
米国のオバマ大統領が23日、釣魚島(日本名:尖閣諸島)は日米安保の適用対象だと述べ、在沖縄米軍のウィスラー司令官の先日の発言と一致させた。安倍氏の狂ったように喜ぶ姿が想像できる。
世界でもこれほど米高官の態度を気にするのは日本だけだ。中国は釣魚島(尖閣諸島)に対する規定戦略を米国の誰が何を言っても変えるつもりはない。
だが、今回のオバマ氏の発言は度を越している。釣魚島(尖閣諸島)の主権が中国に属していることは争う必要のないことであり、騒動の発端は米国が違法に受け渡しをしたせいだということを知らないはずはない。このような発言は安倍氏を誤った方向に導くだけだ。
当時、貧しかった中国が朝鮮戦争で8カ国連合軍の倍を超える17カ国の国連軍を前にしても少しも恐れなかった。
今、17カ国国連軍の8分の1にあたる米日軍事同盟に怖気づくわけがない。
「(中略)」
中国軍人は平和を愛しているが、脅しに恐れることは絶対にない。戦争の残酷性は言うまでもない。
戦場で真っ先に血を流して犠牲になるのはわれわれ軍人だからこそ、われわれは誰よりも平和を愛している。
だが、国の安全保障と領土保全の重要性も知っている。その価値は人の命にも匹敵する。
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/economic_exchange/380692/
羅少将、久しぶりの登場である。中国の防空識別圏設定時、防空識別圏と領空との違いが解らない事が世界中に知れ渡った、例の少将だ。
中越戦争の時敵前逃亡した事実がネットで世界中にバレた、習近平総書記の幼馴染である。
今回も我々に笑いを提供して頂き、非常に有り難く思う。朝鮮戦争の当時前線で国連軍と対峙したのは、人民解放軍ではなく中国義勇軍だったはずである。故に国連との戦闘行為とされなかった。このロジックを自ら否定するとは、さすが羅少将である。
毛沢東や他の中国共産党創世記の方々の苦労をそんなに簡単に放棄していいのか?羅少将ならこのような底が浅い発言、充分期待できる。人民解放軍の将官の実態が良く解る、このような人物も処罰できないほどタガが緩んでいるということか?
尖閣諸島が紛争地域となる場合、海が戦場になる。理解しているのか?海軍と空軍とで勝敗を決めることになる。羅少将がベトナムから敵前逃亡した時、陸軍だったと思うが、何時から海軍部か空軍部になったのか?