12月に北海道庁委託事業 就労移行支援事業所等スキルアップ講座に参加して来ました。
最初のキーワードで言われていたのが「支援者の限界は支援の限界ではない」そのためには、
いろいろな方向からのアプローチが必要だと言われていた。
講義の中で印象的だったのが、ストレングスモデル、リフレーミングの視点を持つと言う事でした。
ストレングスモデル(強みを見出す)
例題で出されていたのが
「幻聴や妄想に左右されており徘徊している。こんな人は一般就労で働けるか?」
一見マイナスな情報ばかりを見て、一般就労は難しいと判断してしまうが、ストレングスモデルの視点で
見ると、指示があると行動出来る・歩ける等、支援者の視点を変える事で、本人が上手な事・得意な事、
以前に経験がある事、出来ている事、自信が持てる事に目を向けて支援して行く。
リフレーミングの視点を持つ(捉え方を変える)
「枠組みフレーム」で捉えられている物事について、それとは違う枠組みで見てみる。
例題:後15分しかない → まだ15分もある!!
わがままである → 自己主張出来る!!
神経質で細かい → 几帳面で丁寧!!
研修を終え、講師の方が言っていた「支援者の限界は支援の限界ではない」という言葉について、改めて
いろいろな方向から(ストレングスモデル、リフレーミングの視点を持つ)対象者を見て、少しでも可能性を
引き出せるような支援をして行きたいと思いました。
「マイナス思考」も視点を変えてみると・・・
ハタケヤマ・ヒサノ