青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

就労移行支援事業所等 スキルアップ講座

2015年01月23日 | 障害者福祉

12月に北海道庁委託事業 就労移行支援事業所等スキルアップ講座に参加して来ました。

 

最初のキーワードで言われていたのが「支援者の限界は支援の限界ではない」そのためには、

いろいろな方向からのアプローチが必要だと言われていた。

 

講義の中で印象的だったのが、ストレングスモデル、リフレーミングの視点を持つと言う事でした。

 

ストレングスモデル(強みを見出す)

例題で出されていたのが

「幻聴や妄想に左右されており徘徊している。こんな人は一般就労で働けるか?」

一見マイナスな情報ばかりを見て、一般就労は難しいと判断してしまうが、ストレングスモデルの視点で

見ると、指示があると行動出来る・歩ける等、支援者の視点を変える事で、本人が上手な事・得意な事、

以前に経験がある事、出来ている事、自信が持てる事に目を向けて支援して行く。

 

リフレーミングの視点を持つ(捉え方を変える)

「枠組みフレーム」で捉えられている物事について、それとは違う枠組みで見てみる。

例題:後15分しかない → まだ15分もある!!

   わがままである  → 自己主張出来る!!

   神経質で細かい  → 几帳面で丁寧!!

 

研修を終え、講師の方が言っていた「支援者の限界は支援の限界ではない」という言葉について、改めて

いろいろな方向から(ストレングスモデル、リフレーミングの視点を持つ)対象者を見て、少しでも可能性を

引き出せるような支援をして行きたいと思いました。

 

「マイナス思考」も視点を変えてみると・・・

 

ハタケヤマ・ヒサノ

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