2017年8月22日。
苫小牧の天候は不安定で、激しい雨が降ったり、すっかりやんでいたりの繰り返し。
美術博物館の清掃実習でしたが、「この悪天候ではお客様がなかなかお越しになれないのではないだろうか?」などと心配したのは大間違い。
この日、私たちが実習に行っている日の中では多い方でした。
しかも、家族親族4人~10人ぐらい皆さんが何組かいらっしゃり、他個人のお客様も含めると40名位はお越しになっていたのではないでしょうか。
あきらかに道外からお越しの方達も。
そのため、お客様への挨拶をする機会も多く、良い実践練習ができました。
先日言えなかった「おはようございます」「こんにちは」に続くセリフ、「どうぞご覧ください」も、何とか言葉にできていました!
聞こえていましたよ、ちゃんと。
そして、お客様の観覧を邪魔しないことと同時に大切なのが、「どこまで作業したか覚えておくこと」。
そうしなければ、作業を再開した時にどこから始めるのかわからなくなってしまいます。
最初は緊張してお客様に挨拶し、すぐに部屋から出てきていて覚えていなかったメンバーも、本日は何度も何度も…
「挨拶」
↓
「退室(またはその場を離れる)」
↓
「もどる」
↓
次のお客様のお姿をみかけて「挨拶」
↓
「退室」
↓
(別の作業場所へ行くことあり…)
↓
「もどる」
………としていたので、だんだん上手になっていきました。
退室時に速やかに数え、退室してお客様から見えない位置でメモメモ。
「左から1、2、3…9番目から」。
メモを書こうとしたらお客様が退室されて、よし、戻るぞ!と思ったらまたお客様がいらっしゃる、というコントのような動きも何度もありました。
そんなこんなで11時38分。
ラストスパート!
同じ部屋に4人もいることは普段はありません。
あまり近い位置で作業するとお互いにやりづらくなってしまいますし、何よりお客様が入りづらくなってしまう恐れがあるからです。
ただ、この日はあちこち移動して残りはこの箇所のみ!
私が入り口付近でお客様の動向を見守りながら、皆で一気に仕上げて終了しました~。
いずみまさこ