「就業・生活支援センターすて~じ」が主催の余暇活動。
2017年11月から定例となり、今回が3回目。
世代も違えば、それぞれの方が持ち合わせている症状や障がいも違います。
今回のボッチャは自分なりの投球ができ、多く方が楽しめる競技でした!
(ボッチャとフットベースボールの2種目おこないました。)
ボッチャとは…
ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。
ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。
障害によりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプ)を使い、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加できます。
競技は男女の区別のないクラスに別れて行われ、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と3対3のチーム戦)があります。
~一般社団法人日本ボッチャ協会ホームページより抜粋~
私は先月のこの会(余暇活動スポーツ)で初めて知ったのですが、一緒に参加したメンバーはパラリンピックの種目であることやルールもよくご存知で、隣で解説してもらいながら参加しました。(カーリングのルールと似ている、と皆に教えてもらいましたが、カーリング自体を良く知らないもので…。)
ジャックボール(白い目標玉。写真の左手前にあります。)を狙って…。
投球。
手元を見ていると、転がり過ぎないように逆回転をかけているようです…
次の投球では姿勢を低くして狙っています。
投球するメンバーばかりを撮ってしまったので雰囲気が伝わりづらいですが、画面の手前側、そして左側では、競技が終了した参加者がギャラリーとして10数名いたのです。
一投球一投球じーっと見つめられ、時に声援が送られ、メンバーは「とても緊張した」と言っていました。
緊張しながらもピタッとジャックボール(白い目標球)に付けたりして…ナイスプレーを披露していました。
ただのギャラリーなのに、見ているこちらも興奮。
(どちらの球が近いか…計測中。)
余暇活動のスポーツで、残念ながら参加したくてもできないと言っているメンバーの声があります。
それは帰りの交通手段のこと。
双葉町の「苫小牧市福祉ふれあいセンター」内の体育館でおこなわれますので、20:30終了後、バスで帰るには…限られたものしか無いのです。
(ちなみに、調べたら3番鉄北線が何とか走っているのですが…。)
秋の開催時は、自転車で遠くからでも参加していた方がいらっしゃいましたが、さすがに冬場は困難です。
地域でおこなわれる折角の余暇活動という機会なので、帰りの交通手段のことが何とかできればなあと思っています。
(紙風船でも協力できることがあればしていきたいと思っています。)
いずみまさこ