先ほどの、緑ヶ丘公園展望台。
私たちは今、週2回清掃訓練にてうかがっております。
紙風船では、活動中いつも「声かけ」の大切さを謳っております。
「言わなくてもわかる」とせず、言葉で表現することで、連携は格段にスムーズさを増します。
一見、わざわざ声をかけあうことで遅くなる印象をもたれるのですが…
そこで起こりうる勘違いや行き違いを減らすので、最終的にはお互いが気持ちよくスムーズに作業できます。
スタッフta-mamaの撮影したこの写真、動きが感じられると思いませんか?
場面としては、拭き掃除中、お互いに作業範囲の確認で「声かけ」をしているところです。
声かけすることで、もちろん相手に伝えることができ、先述の通り作業がスムーズにすすめられるのですが…それだけではなく、言葉で表現することで、自分のおこなっていることの説明ができるようになります。
繰り返しおこなうことで、長い説明ではなく、ポイントを端的に伝えられるようになっていきます。
または、相手に合わせて、配慮しながら声かけを意識するようになります。
紙風船での企業実習は、作業ができるようになることだけを目的にはしていません。
もちろん作業は大切。
同時に、やはり人間関係のことを常に意識しています。
「きっと〇〇だろう」
「いつもこうするのだから、今日もこうするはず」
「さっき、目があったから、たぶん相手もわかっているはず」
…こういった推測で動くのは、やめにしましょう。
推測は怖いです。
誤解、行き違い、勘違いの原因をたくさん生んでしまいます。
ほら、本日も私自身 言葉が足りず行き違いがありました。
「こういったから、わかってくれたはず」
あ、「はず」という推測登場。
解消するには、「声かけ」そして「確認」。
状況にあわせて、先を読んで推測することは大切です。
でもそれができるようになるには、日頃から声をかけあうことで、お互いのことを良く知り、作業内容の事も理解できていくのではないでしょうか。
紙風船での活動は、もうウン十年働いている私にも毎日刺激を与えてくれます。
いやー、日々勉強ですね。
撮影:ta-mama
掲載:いずみまさこ
他の作業も掲載。
展望フロアの拭き掃除。
同じく、展望フロアのモップがけ。
今日は景色がきれいに見えますね。
(皆は清掃を黙々とおこなっていますが…。)
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