いわゆる「社会人」になり、学生時代のアルバイトと違っていることのひとつに「名刺交換」があげられます。
そして、本やテレビなど等で「ビジネスマナー」として「名刺交換の仕方」も、よく目にするものでした。
しかし、目にしたことがあるのと、できるのとは全く異なり(当たり前ですが…)
いざとなると、自分はお手本通りにはできていないことが多いです。
マニュアル通りが全て良いということではないけれど、やはり何事も、基本を抑えたうえで応用や工夫にもっていきたいものです。
名刺交換の際、私自身、緊張していて挨拶やお辞儀がちぐはぐになってしまったり…
持っている鞄をどのようにしておくのが良いのか、わからなくなってしまったり…
このマナーのことを考えすぎて頭が真っ白になってしまったり…
さまざまです。
本来の出会いや挨拶の場である名刺交換の際、これらのことで頭が占領されるのは相手に失礼ですし、とてももったいないこと。
繰り返しおこなって体に染み付いてしまえば、「名刺交換の仕方」で緊張することはなくなり…
本来の出会いの機会、挨拶の機会として充実させられるかと思っています。
私自身が最終的に意識しているポイントは「メリハリをつける」こと。
「メリハリ」の中身をもうちょっと具体化すると…
★話し方のメリハリ = ハキハキ話す(相手が聞き取れる声の大きさ・スピード・トーン)
★姿勢のメリハリ =(気をつけするときはピッとする、お辞儀するときはしっかりする
といったところでしょうか。
多くの人を見ていて、これは素敵な挨拶や名刺交換だなあと思ったポイントなのです。
話しながらお辞儀してしまったり、順序がどうかわからなくなってしまったりがあったとしても、
話し方、姿勢の「メリハリつける」ことだけで違うものですよ。
…そう考えると、「名刺交換」が大切というよりは、挨拶やお辞儀、姿勢、話し方といった、いつも訓練の中でおこなっている基本マナーこそが大切ということですね~。
型にはめる(はまる)ことが大切なのではなく、相手へのおもてなしの気持ちの表れだからこそ大切なのだということをお忘れなく。
せっかくの出会いは、何よりも楽しまなくっちゃ!
講座では、相手へのおもてなしの気持ち、表現できたかな~?
ta-mamaスタッフの話では、みんな楽しみながら(笑顔を見せながら)おこなっていたとのこと。
何よりですね!
講座担当&撮影:ta-mama
掲載:いずみまさこ
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