青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

「通称 エビフライ」~森林記念館 杉山さんより~

2017年11月25日 | その他

もうみなさんお忘れになってしまったかもしれません。

2017年9月29日のりふれっしゅ講座で訪れた北大研究林内の「森林記念館」。

そこで、エゾリスが食べているエサについて話をしていたら杉山さん(森林記念館の職員の方)が教えてくれました。

最近見かけるエゾリスは、松ぼっくりをコロコロ転がしながら手もみ(?)をしているように見えます。

そして時に口の中にほおばり、松の実を食べています。

ほっぺをぷっくりと膨らませているその顔がまた可愛らしい。

 

またリスと会えたらいいな~と話していたら、杉山さんがエビフライがあったから近くにいたようだ」というようなことを仰るではありませんか。

いずみ:「エビフライ?」

杉山さん:「そう、通称エビフライ。知らない?」

紙風船のみんな(もちろん私も…そしてその日いらっしゃった画家の「ののはらことはさん」も…):「???????…一体何がエビフライみたいなの?」

杉山さん:「リスが食べた後の松ぼっくりがエビフライみたいに見えるんだよ。」

 

 この日拾った松ぼっくりがこちら。

じーっと見つめてみましたがイメージが沸きません…。

 

すると、杉山さんが取ってきてくれました。(私たちが焼き芋を美味しく食べていた間にね。)

杉山さん:「これがエビフライ。」

おー。

リスが松の実を全部食べ終えて、殻(?)を取ってしまった後の、残骸

違いました。「エビフライ」。

 

杉山さんがあまりにも当たり前のように仰る「通称 エビフライ」。

思わず聞いてしまいました。

「杉山さん、『通称』って、森林のお仕事をしている皆さんの中での通称でしょう?私は人生で初めて知りました!」

「そうだなあ。この仕事しているみんなの通称だなあ。」とのこと。

人との出会いで、いろんな発見と世界の広がりがあります。

 


後日、ちょっと検証。

 

どうですか?エビフライ。

 

皆さんも、リスが食べた後の松ぼっくりを見かけたらぜひ「あ、エビフライ発見♪」と拾ってみてください。

知る人ぞ知る、「通称」を使えば一気に物知り博士になりますよ~。

 

→2017年9月29日りふれっしゅ講座のブログ記事はこちら (その4)

→2017年9月29日りふれっしゅ講座のブログ記事 (その1)

→2017年9月29日りふれっしゅ講座のブログ記事 (その2)

→2017年9月29日りふれっしゅ講座のブログ記事 (その3)

いずみまさこ

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