デリカコーナーで実習しているメンバーと共に、実習後はお昼ごはんを購入して帰ることが多いです。
本日は助六寿司です。
いくつか種類のある中で、いろんな種類をちょっとずつ食べられるこのタイプ。
美味しい。
…しかし今日載せたのは、美味しさをお届けするためではありません。
スーパーマーケットで売っているこのお寿司。
全ては機械を使って作っているのだろうと思っていました。
確かに、機械も使っています。
しかし皆さん。
こちら、伊達巻。
こちらは手巻きです。
巻きす(巻きすだれ)を使って、手で巻いて作っています。
ひとつひとつ、手巻きで作って店頭に並べているのです。
そういう工程を知ると、「手間をかけていただいてありがたいなあ…」とより一層おいしく感じる単純な私です。
デリカ部門の実習に行くと、こういったお弁当やお惣菜の細部を気にするようになります。
調理して、パック詰めしていくわけですから当然のことではあるのですが…。
その代表が、レモン。
お弁当やお惣菜に入っているレモン、どんな大きさだったかわかりますか?
輪切りにして…4分の1?6分の1?…
もしかしたら種類がいくつかあるかもしれませんが、先日食べたお弁当のレモンはこちら。
輪切りにして、4分の1の大きさでした。
チキンを1羽丸ごとこんがり焼きあげたこちらの品。
トレーにはレタスを敷き、チキンの上にはパセリとレモンをのせています。
実習先で、パックの仕方を教わっていた時の事。
レモンが落ちない工夫をされていました。
「ほら、自分(=チキンのことです。)の脇で挟んでもらうようにするといいのよ。『落とさないようによろしくね』ってね。」
脇に物を挟むようなジェスチャーも交えて説明しているものですから…
思わず大きな声で笑ってしまいました。
お客様が昼食を買いに来られる時間に合わせて、とても大忙しのデリカ部門。
しかしそんな中でも時に笑いが起こるなんて…
素敵です。
お仕事みなさん大変かと思いますが…美味しいお惣菜・お弁当をどうかよろしくお願いします。
いずみまさこ
(おまけ)
さて、助六寿司は、なぜ「助六」というのか知っていますか?
…調べたらすぐに出てきましたが、まあ今日の内容とはちょっと関係が無いので割愛。
興味を持った方、どうぞどうぞご自分で調べてくださいませ。
ちなみに「助六」はおいなりさんと巻きずしのセットのことだそうですよ。
お赤飯や細巻、伊達巻はバラエティパックといったところでしょうか…。