青空と紙風船

就労サポートセンター紙風船の日常をBlogでお伝えいたします

夢が現実にできたら ~それぞれの将来の夢とは?~

2017年04月18日 | 就労訓練

紙風船では、自分の感じていること、考えていることを自己表現することが目的とした講座がいくつかあります。

そのひとつが「○○ライフ」という講座。(→「○○ライフ講座」については過去のブログをご参照くださーい。)

新年度4月。

まだ紙風船の講座自体になれていないメンバーは「将来の夢を表現するといっても…」と戸惑っている様子も見られました。

いいのです。いいのです。

最初は皆同じです。

 

 

新たな環境に慣れていくと、

戸惑いが少なくなって、取り組むことがわかってきて、何のために取り組むのかも、それなりにわかっていきます。

そこで、自分の思いや力を発揮できるようになれば…

「よし、紙風船には充分慣れてきたぞ」となります。

 

 

今日のメンバーは、比較的現実的な発表内容でした。

「夢」→仕事につくこと

「夢の実現のためにおこなうこと」→紙風船に通うこと

 

 

わかりました。

それは、一緒にやっていきましょう。

仕事に就くことができて、その先どうしていきたいのか…(今、日本では男性も女性も人生80年の時代ですからね!)

それらは今後、いろんな出会やいろんな経験(それは、嬉しいこと・楽しいこと・悲しいこと・辛いこと等本当に多くの経験のことです)を重ねて、たくさんの力をつけて、表現していけるようになるはず!

いずみまさこ

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2017年4月 紙風船スケジュール

2017年04月17日 | 就労訓練

新年度が始まり、しばらく掲載していなかった紙風船通所メンバーに配布しているスケジュールを掲載いたします。

具体的な内容について知りたい方は、どうぞぜひご連絡を!

いずみまさこ

 

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すぐに習得。時間短縮! ~美術博物館実習~

2017年04月08日 | 就労訓練

2017年3月年度末、通年でお世話になっている苫小牧市美術博物館の実習先では、いつもと違う指示を受けました。

 

学芸員Hさんが説明してくれます。

 

内容自体は難しいことではありませんが、いつもの作業とは違うため、流れや手順をどうすると効率よくできるか…というのは皆わからずにいます。

 

作業を開始しました。

丁寧におこなうことは、いつもと同じ。

 

細かな作業だったので、チェックも念入りに。

 

…最初、50部を仕上げるのに20分かかったのですが…

3順めには、12分で仕上げています。

 

最低限のやるべき指示をいただいた後は、皆それぞれに工夫していただきました。

あとは、いつものルール。

「わからないとき、困ったとき、迷ったときは必ず声をかけること」。

 

職業訓練をしていく中で、「評価」をしながらすすめております。

今日は、「職務の遂行」の項目の中の…「新たな職務の習熟」でしょうか。

 

黙々と、そして丁寧に、しっかりと遂行いたしました。

みなさんお疲れ様でした!

いずみまさこ

 

ご参考までに、評価表の一部でございます~

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ヨガ 太陽礼拝 ~2017年4月7日りふれっしゅ講座より~

2017年04月07日 | 就労訓練

毎週金曜日のりふれっしゅ講座。

本日Bグループは7名でヨガプログラム。

1)一週間の気持ちのたなおろし (→詳しくは以前に書いた記事を参考に。(1)  (2)  )

2)ヨガ CDに合わせて…本日は「太陽礼拝」

3)リラクゼーションタイム

4)目覚めの体操

 

写真に写ってもいいというメンバーと私を撮ってもらいました。

でも、これだとまるで3人でおこなっている講座みたいですね~。(少しさみしい。)

 

撮影係のメンバーがたくさんの写真を撮ってくれたので、それをどんどん掲載することにしました。

太陽礼拝は、7つの連続したポーズを流れるようにおこなっていきます。(ヨガのCDで、先生がそう教えてくれます。)

1:「山」のポーズから始まって…大きく腕を回して…後屈…前屈…

2:「猿王」

3:「棒」

4:「コブラ」

5:「犬」

6:再び「猿王」

7:「山」で終結…

 

写真は4:「コブラ」から後半が写っています。

ではどうぞ~。

 

まずは開始頃。

 

 

りふれっしゅの時間だけは、「姿勢を正す」とはせず、リラックスして座ります。

壁に寄りかかってもよいですし、足も、崩して楽にしています。

 

1)気持ちのたなおろしが終わって、ヨガを初めて5分くらいのところかな。

きました!そろそろコブラ登場!

 

はい!目は天井。

 

ゆ~っくり、背骨を一本ずつおろすように伏せていきます~

 

今度は5:「犬」のポーズ。伏せた姿勢から、両腕の力だけで一気に体を起こします。

 

そうです!両腕の間に頭をしっかり入れていきましょう♪

 

後半の「猿王」ポーズ。後ろの足をしっかり伸ばしてくださいね~

 

足をしっかり伸ばしたあとは…恒例の…

 

「目は天井」! あごをあげて、首をしっかり伸ばしてくださいね~

 

右足を少し緩めて…

 

せーの!で、後ろに伸びている左足を右足に揃えます。

 

はい、前屈~。おでこを膝に近づけましょう~。

 

そのまま上に伸びていきます。

 

 

後屈~

 

伸ばした両腕を静かに胸の前に戻します。

ちょっと高貴な感じが致します。(私だけでしょうか?)

 

本日最後は、正座で伸びをしました。

 

膝の横に手を置いて…背中を伸ばします。

 

やっぱり「目は天井」!

 

両腕を滑らせるように前に伸ばして…

 

1センチ、あと1センチ前に前に…

あれ?何かあったのかな?(右側の女性が起きあがっていますが…)

 

うん。なにかあったらしい。続けましょう。

 

あ、右側の女性も急いでポーズに戻ってくれました。

 

呼吸を整えて腕をまた膝の横に戻します…。ふう~…。

 

はい!終了。

 

 

この後は、カーテンを閉め、波の音のCDをかけてリラクゼーションタイム。

 

15分ほど、目を閉じて静かに過ごします…。

頭を休めて。

 

この日、メンバーが選んでくれたアロマは「ワンダフルデイズ」というブレンドアロマ。

「花の香りに樹脂の深い香りとスパイシーさをプラスした素晴らしい明日へと導いてくれる癒しの香りです。ヒーリングインセンスと同じ香りのブレンドオイルです。瞑想やヨガを楽しむときに。」

~カリス成城のホームページより~

 

一週間の疲れを少し癒すことができたでしょうか…。

リラックス&リフレッシュして、また来週を迎えたいですね。

みなさん、お疲れ様でした!

 

撮影:カメラマンをかってでてくれて、じゃんけんで3勝したメンバー

掲載:いずみまさこ

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教わる後輩、見守る先輩。

2017年04月05日 | 就労訓練

紙風船内でおこなっている、とある実習でのひとコマ。

 

新たな作業のやり方を、この作業をすでに経験している先輩から学ぶ後輩。

 

 

後輩の手の動きを見ながら、ペースを考えている先輩。

見守るまなざしに、自然な気遣いや配慮の温かさが感じられました。

いずみまさこ

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ライトアップブルー(世界自閉症啓発デー)2017年4月2日

2017年04月02日 | 障害者福祉

毎年4月2日は、世界自閉症啓発デーです。

昨年も、苫小牧でのライトアップブルーの取り組みを掲載いたしました。

 

市内4か所が、シンボルカラーであるブルーにライトアップされます。

1)緑ヶ丘展望台

2)苫小牧信用金庫本店

3)駅前のふれんどビル

4)苫小牧駅前のシンボルストリート

 

点灯式には間に合いませんでしたが、4月2日、ライトアップされた緑ヶ丘公園展望台に行ってまいりました。

 

凛としてそびえたっています。

青が、映えています。

 

ちょっと違う角度から。

何か、超合金のマシンのように動き出しそうな展望台。

 

自閉症スペクトラムをもつみんなが暮らしやすい世の中を創れますように。

それは「特別な配慮」という捉え方もできますが、

皆にとって暮らしやすい世の中になるはずです。

変に話の行間を汲むのではなく…

相手の様子から気遣い、気配りをすることを「当然」とするのではなく…

何をどうしてほしいのか、相手に伝わるように伝えること。

それこそが本当の気遣いではないでしょうか。

 

言語化だけが表現ではなく、

思いの表現の仕方はひとそれぞれ。

お互いの違いを認め合える世の中でありますように。

 

→昨年2016年の自閉症啓発デーの記事はこちら。

同じようなことばかり書いてあるかもしれませんが、ぜひ飽きたといわずにお読み願います。

これらの思いが、当たり前の世の中になりますように。

 

世界自閉症啓発デーとは…(自閉症啓発デー日本実行委員会公式サイトより)

 国連総会(H19.12.18開催)において、カタール王国王妃の提案により、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」(World Autism Awareness Day)とすることが決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取り組みが行われています。
 わが国でも、世界自閉症啓発デー・日本実行委員会が組織され、自閉症をはじめとする発達障害について、広く啓発する活動を行っています。
 具体的には、毎年、世界自閉症啓発デーの4月2日から8日を発達障害啓発週間として、シンポジウムの開催やランドマークのブルーライトアップ等の活動を行っています。
 自閉症をはじめとする発達障害について知っていただくこと、理解をしていただくことは、発達障害のある人だけでなく、誰もが幸せに暮らすことができる社会の実現につながるものと考えております。
 みなさまのご理解とご支援をお願いいたします。

 

自閉症とは…(同様に、自閉症啓発デー日本実行委員会公式サイトより)

自閉症は、「常に自分の殻に閉じこもっている状態」と考えられたり、「親の育て方が冷たかったということが原因ではないか」と思われることがありますが、これは正しくありません。
 脳の発達の仕方の違いから「他の人の気持ちや感情を理解すること」「言葉を適切に使うこと」「新しいことを学習すること」などが苦手であり、一般的な「常識」と思われることを身につけることも苦手です。このため、真面目に取り組んでいても、誤解されることがあります。
 なお、自閉症の人たちは、とても「純粋」で、自分の感じたままに話したり、行動したりすることがあり、感覚が過敏であったり記憶が抜群な人もいます。
 このような、自閉症の人たちの行動や態度の意味を理解していただき、愛情をもって支援していただくことを願っています。
 自閉症の人たちは、周囲の愛情と支援によって大きく育つことができるのです。

 いずみまさこ

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