知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

職員研修をしました。

2008年12月10日 | Weblog
先日、食事中に利用者の方が食べ物を喉に詰められ、あわや・・ということがありました。幸い、以前に消防関係の研修等で、職員も喉詰め時の対処法を教わっていましたので、その実践が出来、今回はなんとか無事に助けることが出来ました。


施設も、徐々に高齢者の方が増え、特に食事には十分に気をつけないといけません。今回も、職員の中にそういう意識があったために、すぐに対処出来たのでしょう。

しかし、やはり危険はつきもの・・・ 常に職員側でも新しい知識と予備的な知識、また対処方法の確認は必要です。



・・・ということで、今回の職員研修の題は「喉詰め時の対処方法について」(気道異物の除去)ということで、行いました。




職員からモデルとして、2名選ばれ、実際に喉詰めにおちいった人とそれを発見し、対処する人になって、看護師さんから説明を受けました。(マニュアル作成用に、写真撮影もしました)

ハイムリック法や背部叩打法、用手側胸下部圧迫法・・・等、いろいろな言葉が出て来ます。吸引ノズルの使い方も教わりました。

それぞれが、隣の人と実際にやってみましたが、なるほど・・・これなら出るかも・・と思いながら、少しでも非常時の対応に気持ちの余裕が出てくるようになれば、また冷静になれるかも・・・と考えました。




数年に一度は、こういう事件?は起きますね(老人ホームなら、もっと頻回に起きるかも・・?)。そのときに、職員はあわてず出来るだけ冷静に対処するようにしたいですね。


喉詰めから回復された利用者の方は、その後そのとき自分が苦しかった記憶が強かったのでしょうか?食べるスピードもゆっくりになりました。(でも、そのうちに元に戻るでしょうが・・)




利用者の方は、いろいろな事象が起きると思います。

職員はその場面に出会ったも、慌てることなく対応出来るように、常に知識と実践的な方法での研修が大切ですね。



コメント (2)
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