知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

暑いですね。

2010年06月14日 | Weblog
梅雨入りですね。蒸し暑くなります。


その数日前、非常に暑い日があり(7月なみ?)外の温度も30度前後あったようです。


まあ、こんな日は無理に外に出ず、屋内で過ごせばいいんですが、なかなか作業の内容によっては、そうもいかないこともあり、(ただよほど日差しが強いときは出ませんが・・・)畑の作業等は、時間をうまく使いながら、暑い中取り組んでいます。


また、少しの風が吹いていれば、結構過ごしやすいこともあり、近場に散歩に出かけることもあります。


屋内で過ごすにしても、場所によってはむしろ屋外より暑いところもあり、そういう場合はエアコンを入れます。


基本的に利用者の方の各居室には、エアコンがついています。(冬場には、以前は循環用のボイラーがありましたが、重油価の高騰等も含めて、施設の光熱費が上がり、エコの大型給湯システムをつけました) まあ、エアコンも全室同時に使えば、相当の電気代もかかりますが、それでも以前のボイラー時代に比べれば安くなっています。



エアコンも、使う時間帯が難しいですね。


利用者の中には、自分から「暑いので入れて」とか言ってくれる方もいますが、ほとんどは我慢しているか、気温に対して無関心?な方もいます。そのため、職員のほうで、暑さや蒸し暑さを感じとり、エアコンを入れるようにしています。温度設定も、もちろんその職員の感じ方によりますが、適度な温度って難しいですね。また、その付けている時間も判断が難しいです。


特に、職員の常勤している昼間はいいんですが、夜間は常に見回りは出来ないため、約1時間単位でタイマー設定をします(それでも、居室が未だ過ごしにくいときは、延長しますが・・)。

人によって、利用者の方によっても、また職員によっても、温度に対する(湿度でも)感じ方が様々です。また、同じ居室には2~3人の方がいるため、それぞれも違います。



温度設定や、エアコンのオンオフの判断が難しいときが多いですね。(まあ、確実に暑い日はわかりやすいですが・・・)


午前の外作業が終った後や、お風呂の後も、身体は暑く感じますね。

また、この時期は早朝ならば、むしろ涼しい時間帯もあります。(ほとんど早朝は入れませんが・・) 窓を開ければ、それだけで過ごしやすいときもあり、これも判断が難しいときです。



施設が出来た頃は(もう25年以上前)、各居室も扇風機しかない時期もありました。その頃は、よく過ごせていたなあ・・・と思い返しています。


エアコンは決して贅沢とは思いませんが、施設が山ぞいの比較的涼しい場所にもあるため、自然の風も利用したいですね。
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