皆さん、給料日です。

さて、今日は作業所メンバーの待望の給料日でした。


１か月に一度、前月の売り上げから、皆さんの給与が支払われますが、今のところ一定の仕事量を請け負っているため、それほど大きな変化はないのですが、毎月この日は待ち遠しいですね。

「終わりの会」という形で、仕事が終わった時間に皆が一か所に集まり、給料を職員から渡します。


給料封筒の中身を確かめて、受け取ったという印鑑を押してもらいますが、それぞれが毎月の仕事量も違い、また仕事内容も違うため、同じ額ではないのですが、そういった部分はあまり比較せず、受け取った喜びを一番に感じながら帰宅されます。



メンバーの方が、自分の給料をどう使っているのか？少し興味がありますが、それぞれ貯金したり、そのまま家の人に渡して管理してもらったり、すぐに自分の物を買う人や、医療的な世話になっている人は、そのために残しておいたり・・・と、一人一人が違っているのも面白いですね。また、その使い道を考えるのも楽しみのひとつかも・・・



現在の仕事は、多種にわたっており、掃除・ワックス掛け・大型スーパーのカート整理・ゴミ処理業者の下請け・草刈り等々・・・


特に最近はマンションの掃除（部屋ではなく、廊下や階段等）の話が入ってきています。


掃除は一番安定している仕事で、天候に左右されないのがいいですね。また、地元自治会会議所やセンター、役所関係の施設、他の障害者施設や一般的な宗教施設等がありますが、メンバー皆さんの技術力も徐々に上がってきており、ある程度任せられる状況にもなってきました。



春から秋にかけては、草刈りのシーズンで、多くの依頼が来ます。ただ、主に職員が草刈り機で刈っていく作業が多く（一部のメンバーでも使えますが）、職員にとっては少々辛い時もありますね（本音）。特に夏場は、暑さとの戦いで、これはメンバーも同じです。



これから冬にかけては、少し仕事内容が変わり、掃除は主体ですが、外仕事は大きく減ります。



平均して請け負える仕事は、収入も安定してします。また大型スーパー等もある意味安定していますが、元会社の経営方針が変われば、我々も多少なり影響がありますね。



まあ、仕事内容の充実や、安定化はあくまでも職員側の仕事ですが、メンバーの皆さんにとっては、そういった問題はともかく、
一か月働いたという実感が、この給料袋から感じられるのではないでしょうか。



また、今月そして今後も、よろしくお願いします。