知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

少しだけ改善かも・・・

2022年01月30日 | Weblog
前回の投稿で、相当やる気を失っていると伝えましたが、それは未だに限界点にいます。


最近の動きとしては、(退職覚悟で)相当文句を言ったためか、多少の改善点は行われました。

まずは、新たなサビ管として研修する予定の職員について。
現場の引継ぎも未だ出来ず、十分なサビ管の指導も出来ていない状況だったのですが、10日間の猶予が出来、その後に他の事業所研修が始まる予定に変更。それでも、研修は行われるようで、そこは改善なし。

現場の状況も、現在コロナ禍ということで、職員が濃厚接触者ということや、お子さんや身内の方の陽性反応で、お休みされる場合もあり、十分な職員体制が作れません。(これは、現在どこの職場でも同じだと思います)

特に現在「在宅勤務」状態の方は、この時期(2月1週目あたりまで)は、通勤を控え、本来の自宅勤務(在宅)状態を続けてもらうよう連絡しました。

日ごとの出勤者が増え、現場がやや”密”状態になっており、また利用者の中には「他者が気になり作業が出来ない方」や、「ルールが十分に守れずに場の雰囲気を乱す方」等、おられるため、フレックス制と言われる勤務時間の幅を設け、朝から勤務される方や、少し遅めまで勤務される方等、少し融通を効かせた対応を始めました。


実際、施設外就労の方の数も増えない状況で、屋内で内職を行っておられる方が多すぎで、これをなんとか改善しなくては・・・と、最初から指摘していましたが、日に4時間は勤務するという契約上の決まりは守ろうと、漸く施設長が言い出しまして(随分遅い)、それに向けて動き始めました。
実際、施設外就労の方と、屋内での作業の方との割合は、1:3くらいで、本来はこれが1:1に(つまり施設外就労の方を倍に増やすこと)にしなければなりません。

利用者さん、それぞれ本人に尋ねると、「嫌です」と最初から拒否される方や、「自信がない・・・・」と心配される方等、なかなか難しい状況です。


一応、難病の方もおり、腰痛や身体的な病気を持たれている方は、当然除いています。

元気だが、今の内職が”楽”だから・・・と(もちろん正直には言いませんが)思っている方も多く、最初に施設長がそういう意味合いの事(体調や精神状態が大事なので、無理はしなくていいです)を言ったため、そう思って仕事している方が多く、今更改善出来る余地はあるのだろうか?と心配ですね。


しかし、ここはA型事業所、もし本当にそういう状況ならば、時間や内容に融通の利く、B型に移行された方がいいと思います。
あくまでも、契約上4時間以上勤務して、最賃をもらうための仕事をする、また将来的には一般就労を目指すという目的で仕事を継続してほしいですね。


おそらく、以前は施設長もA型はそういうものだ・・・と勘違いされていたようで、そのせいで現在の状況が出来ています。

あくまでも、契約する際は4時間勤務で週5日間出勤出来ますか?ということを確認するべきなのですが・・・


私も最初の頃は、この事業所の方針(施設長の考え方)を一応守っておりましたが、徐々に無理なことが分かってきました。

新たな事業所を立ち上げるため、施設長は現在動いていますが(半分は相変わらず、人任せですが)、そういうことをやっていて、おそらく(事業所の)現状がA型の状況に向いていないことに気がついたと思われます。まあ、遅いのですが、未だ気づかれただけでも幸いかなと消極的ですが、考えています。


まだまだ、どうなるか分かりません。

とりあえず、3月までは様子を見ながら、一応仕事は続けるつもりです。その後は、状況次第ですね。
コメント
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