知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

一泊旅行に行ってきました。

2009年10月08日 | Weblog
例年好例の旅行のシーズンがやってきました。


毎年、この時季10月上旬から11月にかけて、3つのグループに分かれて旅行に出かけます。

年齢や行動面、本人の選択も含めて、場所を決定します。


まず、今回第1班目のグループは、比較的行動面では元気な利用者の方々、いわゆる自分である程度考え行動できる、もしくは職員と一緒に大きなトラブルなく行動できるメンバーです。

6日から7日にかけての一泊旅行でした。今回のメインは大阪のUSJ。実は一昨年もほとんど同じグループで出かけたのですが、あいにく夜のパレードが見られずじまいで、ぜひ観たいという利用者の希望や(職員の希望もあったかも?)前回に十分見られなかったアトラクションが観たいという希望もあり、計画しました。


ディズニーランドや同じくディズニーシーという話もあったんですが、旅行日程からUSJに決まりました。


残念なことに、今週は天候がすっきりせず、6日はほとんど一日小雨の天気・・・広いUSJも傘を差しながらの観賞でした。幸い?そのせいもあってか、お客さんも比較的少なめで、アトラクションの待ち時間も少なかったので、結構好きなものを観たり乗ったり出来たようですね。


利用者の方の中には、アトラクション(特に激しいもの)が好きな方と、逆に全然駄目な方がいて、本当に両極端です。館内を回る際も、そのあたりのグループ編成を作り、(職員も激しいのが得意な方もいて)それぞれに楽しみました。


見ていると、同じように施設からこられているグループもあり、こうした海外系のテーマパークは、障害者の受け入れも万全になっているので安心です。


この日は夜まで天候が不安定で、パレードの開催も危ぶまれましたが(いくつかの外でのアトラクションやイベントは中止でした)、最終的にパレードが行われ、最後に感動を残して、USJを後にしました。



ホテルに戻ってからは、のんびりと・・・。

旅行も回数を重ね、またいろいろな宿泊方法(旅館やホテル)を経験してきたため、今回のようなホテル形式も慣れたもの・・・。いつもの大きなお風呂(大浴場)ではなく、部屋についているバスルームもうまく使っていました。


2日目は、同じ方面である神戸の港へ・・・。船に乗り、その中で豪華な食事を食べました。


様々な経験をすると、それに対応できる力も付いてくるようです。


こんなこと無理かも?と思わずにチャレンジするのもいいですね。



さあ、来年はどこに行けるかな?
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 生活のリズムの乱れ? | トップ | 施設と医療との密接な関係 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しそう! (hanako)
2009-10-13 23:28:17
いいですね。USJ。
うちも1泊での旅行はありますが、遊園地とかアクティブな感じではなく、温泉でまったりという感じです。
まあ、これはこれで楽しいのですが・・・。
絶叫系大好きな私としては物足りない(笑)

日々の生活から離れられて、大きな変化が感じられるという意味では、どちらもいいんでしょうね!

あとは、インフルエンザが発生しないように祈るのみです!
返信する
Unknown (管理人)
2009-10-14 17:41:29
個人的には温泉が好きですが・・・

利用者の方も、遊園地やテーマパークがいい人と、温泉なりのゆっくり系がいい人に分かれますね。
基本的には、おいしいものが食べられたら一番みたいなところは共通ですが・・・。


今のところは、インフルエンザ大丈夫です。そろそろワクチンも接種する時期ですね。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事