知的障害者・精神障害者について考えよう

知的障害者施設、作業所やA型B型事業所の経験からの投稿にて、この業界に対する世間の理解を深めていきたいと思います。

悪しきA型事業所の実態は・・・

2019年09月07日 | Weblog
先日、現在勤務しているA型事業所が、コンサルタント契約をしている会社から、状況把握と補佐のため、担当者が来られました。


以前から、直接的にいろいろ指導もしてもらっていますが、実際に開所して3か月目・・・ということで、悪い部分(普段、私が投稿している部分)が目立ち、随分指摘を受けました。
もちろん、私の仕事についても、多くのつっこみを入れられ、益々やる気が起きるか・・・と思うことは、全くありません。(むしろ、益々やる気を無くしました)


コンサルタント会社というのは、常にアドバイスに適切に答えてくれるものと思っていましたが、実際は全国的な考え方なのか?各自治体に合わせた方法がなされていないことですね。そこは各自でして下さい状態。

むしろ、直接地元の関係機関に尋ねて、必要な書類提出を聞き、それをメインに準備していましたが、先日コンサルタント会社の担当者が来られた際は、「監査が・・」とか「これは必ず準備しておいて下さい」とか、書式も使いにくいものばかり勧められて、地元の支援センターと同じ書式を使っていても、なんだか・・・。


管理者とサビ管の仕事内容を、しっかり分けてもらわないと、理解出来ない部分が多いですね。


加算請求は、管理者が・・・とか、意味が分からない。




結局、悪しきA型の典型は、最近の業界ではやりの、A型専門のコンサルタント会社ですね。(これ、最初に800万以上もかかるらしいですね。ただ見ていると、それだけの効果があるとは思えないのと、それだけの価値があるのか・・・?ということ。地元の支援機関や関係機関に、直接尋ねて、指導を受けた方が、地元に密着した、分かりやすい事業所が出来ると思います。)

勧められる書類も、結局使いにくいものばかりで、地元の自治体が発行している書類を参考にしています。(それなら、コンサルタント会社なんか、いらない)


事業所に提示が重要な書類も、結局、使い物にならなくて、以前の勤務していた事業所のものを使っています。



多少のサビ管の経験なんて、役に立ちません。開所からの、筋書きや、利用者が来た際に必要な項目等、何も教えてくれません。そのくせ、何も出来ていない、そんななら給料もらえない・・・などと言われ、益々意欲をなくし、何のためのコンサルタント会社か分かりません。


悪しきA型の典型・・・   ※(○)印はうちの事業所にあてはまるもの

平均就労時間が4時間まで・・・(○)
完全週休2日になっていない
事業として、確実に収入を見込めるものがない(○)
事業が赤字(○)
知識も経験も全くない職員が多い(○)
職員の就労時間が、8時間以上・・・(○)
職員の休憩が取れない・・・(○)
職員の給与が非常に低い (○)
仕事内容が、将来的な就労移行につながっていない (○)
就労場所が狭い (○)
口ばかりで、事業の先の見通しがない (○)
利用者へのサポート体制が出来ていない (○)
利用者の記録がなされていない (○)
等々・・・


あげれば、いくらでもありますが・・・。 東京都は昨年度、ほとんどA型を認めなかったようですが、これは全国的に広めてもいいと思います。中途半端な経営者(うちも)が、コンサルタント会社のうまい言葉につられて、A型は始めて、実態にあわて、実情が伴わないことにあせる。そんな状況が全国的に見られますね。


私は、今 サビ管として、A型事業所に勤務はしていますが、実際はそういう状況を見て、早く辞めたい・・・と(常に投稿していますが)。


対象の利用者の方には、もっとA型ではない、様々な支援が出来る方法を模索すべきですね。A型否定派です。


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