ドラマ「コウノドリ」S2（アマプラ）

サボってる綾野剛祭り。

「コウノドリ」S2が、アマプラ見放題が3月末で終わってしまうというので見た。

面白かった。

このドラマは主人公らの影が薄いよね。妊婦や家族が真の主人公なんだろうね。

既に亡くなっている子の出産はつらいだろうなぁ。

　

DIC怖すぎる。

ドラマER1-19で、何をやっても血が止まらないの、ホラーで震え上がったよ。

コウノドリではわりとあっさり？助かって良かった…。

鴻鳥せんせがベンチに座ってぼんやりしているシーンで、スクラブ（術衣？）から出ている

足首の細さにドキドキしてしまいました〜。　

あの姿、儚げで良かったわ。

綾野剛は、線が細いのが良いところ。

「ヤクザと家族 The Famiry」

評価：★★★

藤井直人監督　

綾野剛、舘ひろし、尾野真千子、北村有起哉、市原隼人、磯村勇斗他出演

「ヤクザと家族 The Family」を終映前日になってやっと見た。

綾野剛祭りがご無沙汰すきる。

山本（綾野剛）が出所したあたりで時計見たらまだ残り1時間近くあって、ちょっと失望した。

前半長すぎ。

なかなか苦しい話でしたね。

綾野剛はビジュアル良し、声良し、演技良し。ただしずっと同じような顔してた。

山本と由香（尾野真千子）との馴れ初め、最低だよね。

あんなんで愛とか何言ってんの？？と思ってしまう。

いきなりヤろうとするわ、相手が仕事があるからと断るのに恫喝気味に車に乗せるわ、

命令口調だわ、ヤクザだからいいんですか…あれで恋愛するつもりなの？？？？？

金で女を囲うならまだしも（？？）、あれが好きな女への態度なら最低なだけじゃん。

あのあたりはドン引きっすよ。

しかも何？1回で妊娠？？またそういう話？避妊しろよ？？？（そこ突っ込むなって？）

あの夜限りの関係かと思ったけど、そういうわけじゃないの？どうなのかな。

山本の由香への態度は、不器用なヤクザならやむなしなの？引っかかるところではないのか。　

いや、山本がそういうやつというのは構わないけど、それで由香が山本を好きになって、

殺人で服役することになった男の子どもを1人で産み育てるほどになるのか、てことすよ。

脚本の都合だーよねー。

悲劇性を高めるためだけに由香と娘を出したんかね？と思ってしまった。

あんな短期間の付き合いで、カタギ？がヤクザと本気でどうにかなるか？？

それが恋愛ってものですか。

ヤクザを美化はしてないと思うけど、ヤクザを俳優が演じてる時点で美化とも言える

（それ言ったらおしまい）。

ヤクザの人権なくしてるのお前らだろ、と山本が、ヤクザと癒着してるマル暴に食って

かかったら、ヤクザがやってきたことの自業自得、みたいに言い返されて、ムカつく

警官だけど正論すぎる。

ヤクザ、ほんとに社会の寄生虫だからね。

カタギに寄生して金巻き上げて最低ですよ。　

ヤクザ嫌い。

とはいえ、ヤクザをやめた人にあまりキツいのも気の毒。

どんなに締め上げようと、ヤクザみたいな反社会的勢力は消えないんだろうねぇ。

ヤクザを家族とか居場所として描くのは美化なのかーもねー。

ああいうところが居場所になってしまう人がいるのは仕方ないのかもしれないけど、

暴走族も暴力団も、居場所を提供することで人を引き込むわけで、それがやり口でしょ。

ドキュメンタリーじゃないんだし、別にいいんだろうけど、ヤクザのやってきたことの

クソさを作中であまり見せてないから、時代の流れで暴対法と暴排条例で締め上げられて

ヤクザも可哀想、みたいに見えてしまうのはちょっとね。

まあ気の毒なのは気の毒なんだけど、ヤクザの害悪を思うとね。

「そこのみにて光輝く」のsdmskのように、今回は磯村勇斗に持ってかれたか…。

翼（磯村勇斗）と娘の出会いに希望があるの？

私なんかは娘さん逃げて…と思ってしまった。山本のことを話すだけか。　

高齢ヤクザの物悲しさよ…。

シラスウナギがヤクザのシノギって、え、ああいうことなの？

自分たちであんな浅瀬で取れるの？？？

にしてもお年寄りが海で何や彼や、物悲しい。

今どき元ヤクザが会社に、というツイートであんなに各所が騒ぎになるかいな。

脚本の都合だけど…。

あの投稿主がよほどのインフルエンサーでなければ、そもそも耳目を集めないよね。

山本を追い込むための展開なんだろうけど、ちょっと無理があったよねぇ。

市村隼人の最後の行動も完全に脚本の都合だし。

山本はむしろあれ本望だよね？

本人はもう生きる意欲を失ってたよ。あそこからひとりで生きる方がよっぽどしんどかった

だろう。だからあれは逃避であり救済でもあるのだろうけど、あれが一番の美化かもNE！

悲劇というなら、あそこから貧乏生活を極めろよ。現実ならそうなるんだぞ…しんどいなぁ。

山本出所までゆったり進んでいたのが、終盤はなんか不自然に無理やり山本を追い込む流れで、

それを描きたいのだろうけど、だからこそ作品の都合がプンプンとしてしまったな。

後半はもう少し丁寧にして欲しかった。

あちこちで脚本の都合を感じて引っかかたてしまった。

北村有起哉良かったね。

メガネかけてたし、こういうチンピラ外見の方が馴染みがある。

「すばらしき世界」のゆっきーやはメガネかけてなくて、公務員役で、クレジット見るまで

誰だか思い出せなかった😅出てるの知らなくて。

監督の当初の構想では山本がシラスウナギをとってるラストだったの？？マジで？？

それは救いがないなぁ。

「ヤクザと家族」の感想読んでたら、大傑作とか、脚本が神がかってるとか、映画史に

残る名作とか言われてて、マジかよ…と思う。

私は脚本に難を感じてるので、全然同意できないよ。

画は美しくて、スタイリッシュだと思うけどねー。

綾野剛は集大成集大成言ってるけど、なんで40歳前に集大成なんて言ってるの？

もう引退するつもり？？😅

「影裏」（WOWOW）

評価：★★

大友啓史監督

綾野剛、松田龍平、筒井真理子、中村倫也、國村隼人、安田顕他出演

ずーっとサボってた綾野剛祭りで「影裏」を見た。WOWOWで録画。

なんだかよく分からない作品だった。

岩手の景色は綺麗。

最後に釣りに行った夜、日浅はなんであんなに突っかかってたの？

いまいち集中して見られなかったせいかもしれないけど、この映画において、

上の階の住人が出てくる意味が分からないのと、中村倫也の役が出てくる意味も

よく分からない。

両方ともいなくても作中で問題なくない？？

「楽園」（U-NEXT）

評価：★★

瀬々敬久監督

綾野剛、杉咲花、佐藤浩一他出演

U-NEXTで「楽園」を見たよ。

鬱映画かと思ったけど、鬱映画じゃなくて単に胸糞悪い映画だった。

話の展開が分かりづらいし、色々とちぐはぐ。何を言いたいのか分からない。

何のために作ったのか。閉鎖的な田舎の息苦しさを伝えたいだけなのか。

一応主演は綾野剛なのに映画の4分の1くらいで退場する不思議。

豪士（綾野剛）も善次郎（佐藤浩一）も気の毒すぎるよ。

でも最後に、豪士が愛華のあとをついて行くのを見せると、豪士が犯人だと

匂わせることになって、映画として破綻してる気がするんだけど…。

俳優はみんな良かっただけに、ひどい脚本で気の毒。

でももっとまともな脚本だったら、さらに胸糞悪くなっただけかも。

俳優の演技と綺麗な長野の景色が見どころ…。

綾野剛は目に前髪がかかってて、ビジュアルはあんまり好みじゃないけど、

演技は良かった。

弱々しく、常にビクビクしていて、嗜虐心を煽る綾野剛…。

瀬々敬久監督、64ロクヨンといい、ダメじゃん。

「KINGS GLAIVE FINAL FANTASY VX」（U-NEXT）

評価：★★★☆

野末武志監督

ボイスキャスト：綾野剛、忽那汐里、山寺宏一他

U-NEXTで「KINGS GLAIVE FINAL FANTASY VX」を見た。

綾野剛が声を当てているので。

面白かったよ！

綾野剛出演作で一番面白いのでは！？そんなことはないか（笑）。

フルCGアニメすごいね。

ヌルヌルした感じじゃなくて良かった。

キャラがみんなハリウッド映画の俳優に似た人がいるような気がしたよ。

ストーリーはこの手の作品としてはありがちだろうけど、楽しく見ました。

戦闘シーンが大迫力。

何が何やら分からないところもたくさんあったけど。

ファイナルファンタジーを知らないので、世界観がよく分からないまま見た。

綾野剛が主人公ニックの声を当ててるんだけど、綾野剛感がなく、

違和感なかった。

本業の声優ではないけど、良く頑張ってたと思う。

「アンフェア ダブル・ミーニング〜YES or NO？」（U-NEXT）

U-NEXTで「アンフェア　ダブル・ミーニング〜YES or NO？」を見た。

綾野剛目当て。

「アンフェア　ダブル・ミーニング〜二重定義」は退屈したけど、この　

YES or NO？は面白かった。

10年前を演じる綾野剛、すごく良かったよ。

「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」（アマプラ）

　

評価：★★★

滝田洋次郎監督

二宮和也、西島秀俊、宮崎あおい、綾野剛、竹内豊他出演

綾野剛祭り で「ラストレシピ　麒麟の舌の記憶」をアマプラで見た。

「武曲」と同時期の撮影だったんだろうね。

髪型とヒゲが同じ。腕に筋肉ついてる。

綾野剛のビジュアルはまあまあ。おでこ出てる。

「武曲」の研吾が料理人に転職したみたいに見えて不思議な感覚（笑）。

炒飯ばっかり作ってて笑う。

綾野剛は、主演じゃなく、こういう脇役でも良いから、コンスタントに

映画に出て欲しい。

「その夜の侍」（U-NEXT）

評価：★★★

赤堀雅秋監督

堺雅人、山田孝之、綾野剛、田口トモロヲ、安藤サクラ、谷村美月他出演

綾野剛祭りで、U-NEXTで「その夜の侍」を見たよ。

連休最後に見るものじゃなかった。綾野剛出演作、軽く見られるやつがあんまりないよ…。

妻を轢き逃げで亡くした中村（堺雅人）がその犯人木島（山田孝之）への

復讐に燃える話で、戯曲が原作。

中村はだいぶキテるし（妻が亡くなって5年経ってもお骨を自宅の

テーブルに置いたまま、日々妻の留守電をリピートしつつ妻の下着の匂いを

嗅ぐ）、木島は完全にサイコパスだし、サイコパス被害者がなぜかサイコパスを

受け入れているし、めっちゃしんどい。

木島がほんと粗暴なクズなんだけど、なぜかその粗暴な言動の被害者が

木島から離れないのが胸糞悪い。サイコパスって魅力があるそうだし、

そういうもんなのかねー。

山田孝之が演技がうまくて、見ていてつらい。

サイコパスには一生関わらずに生きていきたい、という決意を新たにする。

怖いよ。

綾野剛は30歳くらいで短髪、かわいい。おでこ出てる。

「すみれ人形」（U-NEXT）

評価：★★

金子雅和監督

小谷建仁、山田キヌヲ、松岡龍平、綾野剛他出演

綾野剛祭りで「すみれ人形」をU-NEXTで見たよ。

2007年の作品なので、綾野剛も若い。25歳？

綾野剛の出演は冒頭数分だけ。犯罪者役。

微エロ微グロ微ホラーで、すべて微妙。ストーリーも分かりづらい。

そもそも登場人物が把握しづらくて、ネットであらすじを読んで、ああ

なるほどと思う（笑）。

ところどころ台詞が聞き取りづらいのも困る。

綾野剛退場後は退屈してしまった。

主人公は結局、妹でない人を妹と勘違いして殺してしまったということなの？

あの女性、災難すぎる。

「ソレダケ that's it」（U-NEXT）

評価：★★

石井岳龍監督

染谷将太、水野絵梨奈、渋川清彦、村上淳、綾野剛他出演

「ソレダケ that's it」をU-NEXTで見た。

何度も寝落ちを繰り返して、なかなか見終わらなかった。

U-NEXTだけが見放題（FODもか）だから早く片付けようと思いつつ、

見るたびに寝落ち…綾野剛祭りが停滞した…。

ストーリーはよく分からない。　　

同じ監督の「パンク侍」が良く分からないと言われるけど、あっちは良く分かるよ、

めちゃくちゃだけど。

こちらのストーリは良く分からない。

いや、これもHDDをめぐる攻防だけだから、単純なんだけど。

綾野剛は悪役。

ビジュアル良し、演技も良し？

「ドクター・デスの遺産ーBLACK FILEー」2回目

「ドクター・デスの遺産ーBLACK FILEー」2回目を見てきたよ。

全然見たくなかったけど、ムビチケがあったから仕方なく…。

駄作に2時間拘束されるのは苦痛。

やっぱりひどい出来だなー。

2回目でよりはっきりしたけど、ほんと劇伴がひどい。ダサすぎる。

脚本もひどい、演出もひどい。

俳優の演技もなぁ。

綾野剛史上最低作品では！？

少なくとも私の見た中ではそう。

パンク侍や武曲をお気に入りに入れる私の評価がおかしいのかもしれないけど〜。

娘がピンチになって以降の綾野剛の演技は、申し訳ないけど失笑せずにいられない。

監督の指示なんだろうけど。

事件が解決して、犬養がこれまでの黒ずくめの服装から白シャツになり、

お、犬養の闇が少し消えた現れか、と思いきや、最後のシーンでまた

黒シャツに戻っていて、なんだよ、演出意図はないのか、とずっこけた。

最後に娘が、色々あったけどもっと生きたいと思う、素敵な人を見つけて

お父さんより好きにならなきゃ、みたいなことを言うの、気持ち悪いし、

そう言われた犬養もデレデレと、お父さんより好きな人は無理じゃないかな、

と言うのも気持ち悪い。

どこまでも古くさいなぁ。

「ドクター・デスの遺産ーBLACK FILEー」

評価：★★

深作栄洋監督

綾野剛、北川景子、石黒賢、岡田健史他出演

綾野剛主演の「ドクター・デスの遺産ーBLACK FILEー」、舞台挨拶ライブ

ビューイングありの回を見たよ。

原作も面白くなかったけど、映画はさらにダメな出来だった。

安っぽい2時間ドラマみたいだったよ。

話が面白くなくても綾野剛が良ければいいんだけど、それもちょっとねぇ。

ビジュアルもいまいち。おでこ出てない（常におでこチェック）。

監督のせいなのか、俳優はみんなオーバーアクト、娘がピンチになってからの

犬養（綾野剛）の演技がギャグかというひどさで、半笑いで見てしまった。

綾野剛出演作の中でまれにみるひどさでは…。

原作では「無駄に顔が良い」とか描写される犬養なのに、映画の犬養は、

綾野剛のコンディションが悪いのか、設定や演出意図としてわざとなのか、

むくみ気味というかダルダルな感じ…。

原作犬養は警視庁捜査一課のエースなのに、映画の犬養にはデキる刑事感ゼロ。

すぐ切れるし、パニクって暴走して高千穂（北川景子）に迷惑をかけて終わった。

原作犬養のバツ2、女に弱い・だらしない設定を変えて、死別した妻を

今も想ってるような設定にしたのは、父娘愛をスムーズに見せるためなのかね。

映画だと原作犬養の魅力がことごとくなくなってる。

原作でも犬養のキャラ弱くて、これで良くシリーズ化したなと思ったけど…。

全然綾野剛を活かせてないよね。

作中で犬養をもっと追い詰めて欲しかった。

上っ面だけ追い詰められてるけど、見てる方は全然その感情についていけないので、

犬養がテンパってバタバタしてるのがただ滑稽なだけ…。

あと音楽がひどい。

音楽が良ければダメな映画も良く見える（こともある）のに、ダメな映画に

安っぽい音楽でさらにダメに…。

脚本、演出、編集、音楽みんなダメ。

ムビチケ買ってあるからもう1回は見るけどねー。

映画の中で良かったのは高千穂の衣装くらいかな。

でも、上映後の舞台挨拶の北川景子が光り輝く美しさで超感激〜！

女優オーラ半端ない。

さらにきらめく知性！

すげー。すげー。

北川景子があまりに素敵すぎて、綾野剛が霞んだ（笑）。

映画はダメだったけど、舞台挨拶の北川景子の美しさで大満足。

ドラマ「イヌゴエ」（U-NEXT）

綾野剛祭りでドラマ「イヌゴエ」をU-NEXTで見た。

2007年の作品。仮面ライダーの次。

何度も寝落ちを繰り返し、やっと寝落ちせずに最後まで見終えた。

綾野剛が若い、初々しい、長髪を結んでてかわいい。

話はゆるゆる、脱力系。

綾野剛と犬がかわいい。

「LINK」（アマプラ）

評価：★★★

ドラマ「LINK」をアマプラで見た。綾野剛祭り〜。

全5話。

大森南朋が主役？

終盤まで考えや態度がはっきりしない主人公だった。

つまらなくはないけど、面白くもなかったなぁ。

綾野剛の出番は少なめ、ビジュアルは良し、おでこは出てない（こだわり）。

寺原（大森南朋）はショーン（綾野剛）の秘書にでもなったの？

ショーンの始めたサービスが具体的にはよく分からなかった。

大森南朋が綾野剛をお姫様抱っこする（車椅子から椅子？に移す）シーンは

萌えました。

黒木瞳の検察官にはイマイチ好感を持てない。

ミムラさんはまた薄幸。

「武曲MUKOKU」（アマプラ）

評価：★★★☆

熊切和喜監督

綾野剛、村上虹郎、柄本明、小林薫他出演

アマプラの見放題から外れるから見た。綾野剛祭り〜（ここんとこ綾野剛

出演作をもりもり見てる）。

世間的な評判はあまり良くないようだけど、私はとても好きだよ！

作品の志というか佇まいというか。そういうのが好き。

一度大きく傷ついて潰れた人の救済や再生の物語に弱いよ。

あと父息子の確執にも弱いよ。

融（村上虹郎）の過去のトラウマと研吾（綾野剛）にこだわる理由が

よく分からないのと、毒親でも子を愛してたんだ、みたいなことでお茶を

濁されるのは、ハァ？？て感じだけど、全体としては良かった。

研吾がとても気の毒。

父親があんな毒親でなければ、もっと普通の暮らしができたろうに。

息子に殺されるのが本望とかいう父親、アホか。大迷惑だからやめてほしいよねぇ。

綾野剛は飲んだくれてやさぐれてる姿が板につきすぎて困る。

そろそろ業を背負わない、普通の幸せな役もやってほしいよねぇ。

村上虹郎も憂いがあって良いね。若くてキラキラ。

綾野剛がインタビューで『（村上虹郎について）この作品でいえば、一人だけ

アニメに見えるぐらい瑞々しくてピュアだなと思いました。この等身大感は、

もう自分には絶対出せない、ここで勝負しても勝ち目がない、自分は老いたなって

自覚しました。残酷でした』と話していて、ちょっと悲しくなった。

時間の流れは悲しい。

でもこれ言ってる綾野剛も35歳だからね、そんなに老いてないよ。

村上虹郎は20歳で確かに若くてキラキラだけど、綾野剛は20歳ではそんなにキラキラ

してなくて、綾野剛がキラキラし始めたのは30歳くらいだ。遅咲きだね。

柄本明も小林薫も良かった。

研吾のお父さんが光邑（柄本明）だったら良かったのにねぇ。

父親の手紙を読んで泣く研吾を見て、私も泣いたわ…。

一度大きく傷ついて潰れた人の再生や家族の再生の物語に弱いのです。

あの手紙程度であの毒親も子を愛してた、みたいに扱われるのは納得いかないけど。

綾野剛のビフォーアフターばっかり評価されてるけど、確かにそこも見どころ

だけど、見どころはそれだけじゃないと思うのね〜。

まあ、あそこはすごいよね。

それまでボサボサ長髪に髭面だった研吾が、髪を切って髭も剃り、涼しげな顔で

防具をつける終盤のシーンは、別人のような清冽さでびっくりだよね。

「S最後の警官」の蘇我伊織みたいだったもん（笑）。

今後は最初からあのスッキリした顔の綾野剛の映画をお願いしまーす。