good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「君の名前で僕を呼んで」(字幕版)

2018-04-29 23:14:30 | 映画
評価:★★☆

ルカ・グァダニード監督
ティモシー・シャラメ、アーミー・ハマー他出演

「君の名前で僕を呼んで」を見た。
イタリアの美しい景色のもとでのひと夏の恋。
全然ピンと来なかったわ。どうもすみません…。
そもそも恋愛映画が好きじゃないんだな(なら見るなよ)。

男性同士というのは気にならないんだけど、未成年と成人というのが引っかかっちゃってダメ。
エリオは17歳、オリヴァー24歳の設定らしい。
エリオはそうかなって感じだけど、オリヴァーを演じるアーミー・ハマーはおっさんに
見えてダメだな。
アーミー・ハマーはめちゃんこハンサムだし、好きだけどね。

オリヴァーが卑怯に見えてしまう。
別れるところまではオリヴァーもあの時代にゲイであることを明かせず、苦しんでいて、
エリオに出会えて幸せだったのかなぁとか思ってたけど、結婚の電話をしてきたところで、
やっぱりこいつはズルい、と思った。
どうにもならないんだろうけどさ〜。

エリオの両親がとても良い人たち。
終盤のお父さんの台詞に泣く。
やがて心は衰える

女の子に、エリオに怒ってない、一生の友だち、と言わせたのは、なんだそりゃ、と思った。
子どもの頃はあんなもの、と言われるかもしれないけど、エリオは彼女をヤリ捨てじゃん…。
それでもあの子は後悔していないのかもしれないけど、エリオはエリオで身勝手だなと…。
両親は良かったけど、あとはいまいちだったな。
映画で現実の厳しさを見たいわけではないけど、あんまりファンタジーなのもなぁ。

原作ではエリオとオリヴァーが15年後に再会してるらしく、映画も続編を考えているらしいけど、
なんだかなぁ。
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「軽い男じゃないのよ」(Netflix)

2018-04-28 23:47:45 | 映画
評価:★★★

エレオノール・ブリア監督
ヴァンサン・エルバズ、マリー=ソフィー・フェルダン他出演

Netflixで「軽い男じゃないのよ」を見た。
セクハラばかりしてるクソ男が電柱にぶつかり、目を覚ますと、男女の立場が逆転した
世界にいた、という話。
結構面白かったけど、最後、急にこの現実世界のことを突きつけられて、絶望して泣いた

男性を責める作品ではないので、男性も毛嫌いせずに見て欲しい。
男性が女性を褒めたつもりでも、女性には嫌がられることが、男性にも理解できるように
なりそうな部分もあるよ…。

性別問わず、みんなジェンダーバイアスに囚われて生きていることを実感した。
男性の方が自由だとは思うけど。
誰もがその人らしく生きられる社会になって欲しい。
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「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(2D字幕版)(ネタバレ注意)

2018-04-28 22:17:58 | MCU作品


評価:★★★

アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ監督
ロバート・ダウニー・Jr. 、クリス・ヘムズワース、クリス・エヴァンス、
ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ホランド、トム・ヒドルストン、チャドウィック・
ボーズマン、クリス・プラット、マーク・ラファロ、ポール・ベタニー、エリザベス・
オルセン、スカーレット・ヨハンソン他出演

「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(2D字幕版)を見た。
ネタバレ注意!



それぞれ単独作品の主役のヒーローをこれだけ集めて、それぞれに見せ場を作りつつ、
話をまとめる脚本家と監督はすごい。
と思うけど、これ、どうするの…?と呆然とする

まず出だしで「マイティ・ソー バトル・ロイヤル」のラストで船に乗ってたアスガルドの人たちが
ほぼ全滅させられていて鬱々。ヴァルキリー出番なし。
ロキとヘイムダルは普通に殺された(?)し、サノスの指パッチンで半分の人たちが
死亡(消滅)で、ヒーローたちも半分?消滅して今回終わり。
一番私がびっくりしたのはブラックパンサーが消滅したところ
えっ、陛下も!??
ストレンジとピーターもびっくり。
次回作で時間を戻してみんな生き返る的な展開なのかね〜。なんかそれもちょっと…。

グウィネス・パルトロウが出演してたのはうれしかった。

クリス・プラット演じるスターロード、もともとあまり好きじゃないけど、今回、
あるシーンでイラァっとしてしまった。
今回の展開は全部ストレンジの予見した通りなのかね?これが唯一の勝つ流れなのか。
敵役サノスは自分に大したメリットもないのに、よく頑張るわ。全世界の人口を半分に
するとか、完全に頭がいかれてるぞ。

あちこち笑えるネタを入れてて、結構コメディタッチだけど、最後の消えっぷりに、
複雑な気分。

続編アベンジャーズ4は来年の5月にアメリカ公開だそうで、日本でも同じ頃公開して
くれるかなぁ。
その前に、アントマン&ワスプとキャプテン・マーベル公開だね。
今回のエンドロール後の映像でニック・フューリーが連絡していた先はキャプテン・
マーベルなんだって。
クリス・エヴァンスはアベンジャーズ4で契約終了で、キャプテン役を卒業したいらしい。
RDJもそろそろ卒業?
長くやると色々難しくなるだろうけど、アイアンマンとキャプテン・アメリカはほんとに
ハマリ役だと思うので、俳優交替して継続って無理がありそう…。
MCUもそろそろ終わり…?これだけ売上のあるものを終わりにするわけないか。
単独作品を続けて行く、普通の流れで十分だよ…。

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「レディ・プレイヤー1」(字幕版)

2018-04-20 23:19:40 | 映画
評価:★★

スティーブン・スピルバーグ監督
タイ・シェリダン、オリヴィア・クック、ベン・メンデルスゾーン、サイモン・ペグ、
T・J・ミラー、森崎ウィン他出演

うーん。
ううーん。

稀に見るつまらなさだったけど、世間的には絶賛のようで肩身が狭い
登場人物みんな頭が悪く見える…。
主人公たちは日中もオアシスに入り浸ってるみたいだし、どうやってお金を稼いで
現実世界で暮らしているのか、と考えたりしてしまった。
オアシス内で得てるものを使ってどうにかなるのか。

サイモン・ペグが出ているとは知らなかったので、得をした気分。
マーク・ライランス、サイモン・ペグ、ベン・メンデルスゾーン(ウィンストン・チャーチルの
ジョージ6世役もやってたよね)は良かったけど、主人公やヒロインに魅力を感じなかった。

人間のCGが苦手なんだなぁ。それもあってオアシス内に何も魅力を感じず…。
主人公が最後の方で演説ぶっても私の感情は何も盛り上がらず…。

「シャイニング」ネタはちょっと面白かった。
80年代のゲームや映画、アニメに詳しいと楽しめるのか?
ま、楽しめなかったのは仕方ない。
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「グッド・ドクター名医の条件」

2018-04-15 22:01:23 | 映画
WOWOWで放送されているドラマ「グッド・ドクター名医の条件」が面白い

自閉症だが天才的記憶力を持つサヴァン症候群である研修医ショーンが、膨大な医学の 知識を
駆使して大病院に旋風を巻き起こす物語。
「ドクター・ハウス」のプロデューサー、デイヴィッド・ショアが今作もプロデューサーで、
脚本も担当してるとか。

まだ2話までしか見てないけど、面白いよ〜。
1話ではウサギの死に泣き、弟の死に泣いた
弟は大人になってからもブラコンで、兄の唯一の理解者として出てくると思いきや、
子どもの頃に事故で退場だなんて、がっかりだよ

ともかく、続きが楽しみだ
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「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」(吹替版)

2018-04-14 23:24:51 | 映画
評価:★★★★☆

ジェイク・カスダン監督
ドウェイン・ジョンソン、ケビン・ハート、ジャック・ブラック、カレン・ギラン他出演

「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」(吹替版)を見た。
めちゃ面白かった!
スカッと面白い快作!
1995年公開の「ジュマンジ」は見てないんだけどね。
これは老若男女問わず楽しめそう
あちこちで笑えて、良かったよ〜。

ドウェイン・ジョンソンのだだ漏れるフェロモンのところ、笑える…。
ドウェイン・ジョンソンのオタク演技も面白い。
Instagramにアップする自撮りに命を賭ける女子高生が、ゲームの中ではヒゲ面の太った
ジャック・ブラックなんだけど、ジャック・ブラックの女子高生演技が自然すぎて、
もう途中から女の子にしか見えない…。
吹替で見たけど、字幕でも見てみたい。元の演技だとどんな感じなんだろ
マーサに、男の誘惑の仕方を指導するときの演技も自然

スペンサー、べサニー、マーサはゲーム内でのキャラが立ってるし、元のキャラとの差が
大きくて面白かったけど、ブリッジのゲーム内でのキャラはいまいちだったなぁ。
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「パシフィック・リム アップライジング」(字幕版)

2018-04-14 19:53:29 | 映画


評価:★★★

スティーブン・S・デナイト監督
ジョン・ボイエガ、スコット・イーストウッド、ジン・ティエン、カイリー・スパイニー、
菊地凛子他出演

「パシフィック・リム アップライジング」(字幕版)を見たよ。
画面が明るくて、その点は良かった。前作は画面が暗くて、何が何やらだったから。
話は、なんか普通?
ローリーどこ行ったの…。
名前が一度だけ?出てきたけど、死んだ扱いかなぁ。ハナムニキファンとしては残念。
ネイト役ってイーストウッドの息子か〜。クリエバと雰囲気似てない?
司令官役の俳優はアクションできる人らしいのに、あっさり退場で残念だった。
もっと活躍を見たかったよ。
あと中国人?女優はなんでみんな同じメイクなの?もう少し自然なメイクにしたらいいのに。
あれがアジア人に求められるものなのか。菊地凛子も口紅が濃すぎたしな。
パイロットとか、キャラが多すぎて、薄くなった気がする。
博士の片方が悪役?になってて、なんか残念だったよ。

前作のこだわり設定がおざなりになって、ただのロボバトルになってたなぁ。
一緒にドリフトする人について、あんまり相性とか関係なくなったの?
ペントコスト、息子がいたの?
しかも基地でしばらく一緒に過ごした設定とな…。

散々言われてるだろうけど、メカが有機的になるとエヴァっぽい。
エヴァっぽいというのも、詳しい人には失笑ものかもしれないけど、ごめんね、あんまり
この方面知らなくて

主人公(名前なんだっけ?)とネイトが、そんなにいがみあうわけでもなく、主人公が
アイスを食べ、ネイトは酒?を飲むシーンとか、不思議な感じだった。
テンプレとしては、昔のすれ違いから対立してて、危機に直面して力を合わせて戦い、
また絆を取り戻す、的な流れだよね。
でも今回はそういう流れではないのね。
あの主人公は何の問題を抱えていて、今回のストーリーで何を乗り越えたり、得たのか、
分からないというか、そういう話ではないのか。
それともあの女の子が、トラウマを乗り越える話がメインなのか?
中国企業が悪役と思いきや、単に利用されただけで、社長が急にいい人キャラになって、
ラストバトルに食い込んでくるとか、なんか無理やりだな〜。
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「ルドンー秘密の花園」@三菱一号館美術館

2018-04-11 22:26:02 | 美術鑑賞
「ルドンー秘密の花園」@三菱一号館美術館に行った。
ルドンについての本を買って予習して行ったよ。
えらい強風だったわ。

三菱一号館美術館は東京駅のそばで、おしゃれな建物だった。
一角に三菱関係の企業が集まっていて、三菱の財力が眩しい。
私も丸の内OLになりたかったわ〜。









良かったよ。幻想的な感じ。
特に良かったのは、以下の通り。
ペイルルバードの小道→ルドンの見た空の色。
ペイルルバードのポプラ。
夢想(わが友アルマン・クラヴォーの思い出に)VI日の光→真っ暗な室内から見る外の明るさ。
若き日の仏陀→華やかな幻想的な色。
ドムシー男爵夫人の肖像→余白の微妙な色合い。
神秘的な対話→柱に切り取られた空の色、雲の色。

15点のドムシー男爵の城館の食堂壁画→どれも素敵。でも展示会のキービジュアルの
1つであるグラン・ブーケには何も感じず…。

複製画で食堂を再現して、そこだけ撮影可。
ゼラニウム、宿り木の枝、葉、オトギリソウ(ヒペリカム)の枝→地道なスケッチ。
眼をとじて
神秘→キリストっぽい。
蝶→空の色、浮かぶ雲の色がいい。


美術展に行く前ってすごくワクワクする。
私は美術について知識がないので、いつも新鮮な気持ちで見るのね。
「蝶」の空や雲の微妙な色に、いつかのどこかの記憶や感情を喚起させられて、ハッとした。
「神秘的な対話」の柱に切り取られた空にも、掴みきれないけれど、何かで見た空を思い出させられる。
今でも反芻して、涙ぐむような気分になる。
「神秘的な対話」の方は、テレンス・マリック監督の「ツリー・オブ・ライフ」の海辺の
状況が頭に浮かぶなぁ。変な映画だけど。
そういう感情の動きが面白いので、美術展に行くのは楽しい。
絵画ってすごいんだな〜〜。
と美術展歴のごく浅い人間は思う
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「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」(字幕版)

2018-04-07 23:56:23 | 映画
評価:★★★☆

スティーブン・スピルバーグ
メリル・ストリープ、トム・ハンクス、ボブ・オデンカーク、ジェシー・プレモンス他出演

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」を見た。
面白かったよ〜。
メリル・ストリープ演じるワシントン・ポストの社主キャサリンが、初めは周りの男たちに
侮られ、本人も頼りない感じだったけど、腹をくくったときの姿に胸がすっとする。

政府からの圧力に対して、編集主幹ベン(トム・ハンクス)が繰り返し言う「報道の
自由を守るには報道するしかない」という台詞が熱かった!
今の日本でタイムリーすぎる(笑)。
報道機関が仕えるのは政府ではなく国民だ、というのも。
安倍首相は「ウィンストン・チャーチル」を見たそうだけど、それよりもこちらを見るべきだよね。
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「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(字幕版)

2018-04-07 18:34:46 | 映画
評価:★★☆

ジョー・ライト監督
ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、
ベン・メンデルソーン、ロナルド・ピックアップ他出演

「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」を見たよ。
期待したほどではなかったな。
予告編を見た印象では、もっと盛り上がりがあるかと思ったけど、あまりそういう感じではなかった。
ヒリヒリと追い込まれる感じはあったけど…。
チャーチルの人となりを説明するエピソードとか、講和派に対して、なぜチャーチルは
そんなにヒトラーを警戒するのか、説明不足じゃない?
私の知識が足りないだけか…。

完全に「ダンケルク」と裏表。
合わせて見ると、現場ではあんな大変で、政治の場も色々大変で、あわわわわ、て感じ。
カレーの状況に絶望…。
ああいう状況になった場合、政治家はサイコパスでないとキツそう…。
政治家や会社のトップにはサイコパス多いと言うしね

チャーチルが国王のアドバイスに従って地下鉄に乗り、市民と話をして、講和をやめ、
戦うことを決意した(迷いを振り払った?)という描き方だったけど、え〜〜?と
白けて見てしまった。

本作は「え、ここで終わるの?」というところで終わる
「英国王のスピーチ」でイギリス参戦→「ウィンストン・チャーチル」→「ダンケルク」
→「バトル・オブ・ブリテン」(リドスコ。予定)で、イギリス西部戦線4部作となるのかな?
「バトル・オブ・ブリテン」が実現するのを熱烈期待。

ゲイリー・オールドマンは特殊メイクをしてチャーチルになりきってるけど、目が若い〜。
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「レッド・スパロー」(字幕版)

2018-04-01 23:29:15 | 映画
評価:★★★

フランシス・ローレンス監督
ジェニファー・ローレンス、ジョエル・エガートン、マティアス・スーナールツ、
ジェレミー・アイアンズ、シャーロット・ランプリング他出演

「レッド・スパロー」(字幕版)を見た。
サービスデーだから、2本くらい見たかったけど、1本だけ。
ほんとはチャーチルを見たかったけど、時間を待ってるのが嫌だったから、こちらを見た。

うーん。
まあまあ。
同じ女スパイものなら、「アトミックブロンド」の方が良かったな。
セロンさんのアクションが良かった。
本作もジェニロー良かったよ。
叔父役のマティアス・スーナールツもいいね。

拷問で、トンカチみたいなもので、腕、背中、顔、後頭部を殴るとか、皮を剥ぐとか、
痛い痛い痛い…。
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