good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

祝!ブログ開設9周年

2018-02-25 21:58:48 | 雑記
このブログの開設が2009年1月25日なので、先月25日で丸9年が経っていた!
すっかり忘れてた…。

備忘のために続けているものも、長く続けると、自分にとっての資料的価値が上がりますわ。

gooブログも風前の灯火だけど、サービス終了となったら困る。。。

ブログを訪問してくださる方には、感謝感謝です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「仁和寺と御室派のみほとけ」@東京国立博物館

2018-02-24 21:19:44 | 美術鑑賞
正月に突如、今年は美術展に行こう!と思い立ち、最初に買った前売り券が「仁和寺と
御室派のみほとけー天平と真言密教の名宝ー」展@東京国立博物館平成館。
1月16日から3月11日までで、前期後期で展示入替があり、千手観音菩薩坐像が来る後期を待ってた。
その後なかなか行けず、このまま前売り券がゴミになる??と心配してたけど、やっと行けたよ〜。



平日は17時までで、金曜と土曜は21時までやってて、18時過ぎに入ったけど、結構
人がいて、混んでるのを飛ばしたり。
一通り見終えた19時半過ぎてだいぶ人が減ったので、飛ばしたものを見たり、全体を
見直して、満足。
でも、だいぶ疲れたわ…
単眼鏡も買ってあって、使い道あるのかなと思いつつ持って行ったら、小さな小さな
仁和寺の薬師如来坐像を見るときはもとより、他についても大活躍〜!
なるほど、美術鑑賞には単眼鏡があると確かに楽しい

紙関係では、金剛界曼荼羅がなんだかよく分からないながら、迫力があった。
何とか天皇の金文字の写経が肉筆とは思えない美しさで感心。

仏像がとてもとても良かった
御室派の各地のお寺からご本尊が集結して、秘仏も公開。
仏様はお寺を離れるときに魂を抜かれるらしいけど、とてもそうとは思えなかった。
特に良かったのは仁和寺の阿弥陀如来坐像と葛井寺の千手観音菩薩坐像。
阿弥陀如来坐像を見ていると心が落ち着くようだったよ。
慈愛に満ちた表情に涙ぐんでしまった…
千手観音菩薩坐像は手が1041本あるそうで、仏様も少し前傾姿勢だし、表情もなんとなく
つらそうに見えるし、そんなに衆生を救おうと頑張らなくていいっすよ、その手が重いの
でしょう…という気持ちになった。

仁和寺の観音堂を再現したコーナーがあって、そこだけ撮影可だった。
撮影可だから仏像はレプリカだと思って真面目に見なかったけど、すべて本物だったそう。
そうだったのか〜ちゃんと見れば良かった


ショップで阿弥陀如来坐像と千手観音菩薩坐像のポストカードを買ったんだけど、写真では
全然ピンと来ない。同じものとは思えない。
やっぱり実物の存在感、迫力はすごいや。
そして、国宝になってるものは、何だか他とは違う…ような気がする…。

同じ上野で、前売り券を買ってある「プラド美術館展」も始まってたけど、ハシゴは
無理無理。
美術鑑賞って結構時間がかかるし、疲れるね〜。

今年の美術展をチェックして、行きたいものを挙げてみる〜。
美術について知識はないので、統一性なし、ミーハーなラインナップ?
上野にある美術館以外、どこにあるのか分からない

プラド美術館展(国立西洋美術館)
博物館でお花見を(トーハク)
プーシキン美術館展(東京都美術館)
ターナー風景の詩(損保ジャパン日本興亜美術館)
名作誕生つながる日本美術(トーハク)
くまのパディントン展(Bunkamuraザ・ミュージアム)
エッシャー展(上野の森美術館)
フェルメール展(上野の森美術館)
ルーベンス展(国立西洋美術館)
ムンク展(東京都美術館)

4月始まりの美術展が多すぎる…。
上野でも交通費往復で8千円弱、チケット代とご飯食べると、1回でだいたい1万…。
ここに上げたもの全部行くと10万…
うん?
そう考えると、まあいいかという気も…いや良くない

音声ガイドは利用しなかったけど、利用した方が理解が深まるのかな。
次の美術展では利用してみるか。
また出費が増える…
音声ガイドは有名俳優がやってたりするのね。
「仁和寺と御室派のみほとけ」の音声ガイドは、染谷翔太と阿部寛だって。映画「空海」とコラボ。
「プラド美術館展」は及川光博。
「ルーヴル美術館展」は高橋一生。

美術展に行ったら、何かそれ用の手帳?に感想を残すのが良いのか?と思ってググってみたら、
日本能率協会マネージメントセンター(能率手帳の)から「美術鑑賞手帳」というものが
発売されてた。
でも、手書きだと絶対に書かないし続かないから、既に一番続いてるブログに書いて
おくことにしたよ。
デジタルにしておくと、後で検索もしやすいしね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「グレイテスト・ショーマン」(字幕版)

2018-02-23 23:37:39 | 映画
評価:★★☆

マイケル・グレイシー監督
ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・
ファーガソン、ゼンデイヤ他出演

「グレイテスト・ショーマン」見たよー。
話はスルスルと表面的に進んで、あんまり
面白くないけど、歌は良かった。
グレイテスト・ショー、ジ・アザー・サイド(ヒュー・ジャックマンとザック・エフロンが
歌うやつ)、ディス・イズ・ミー、ネヴァー・イナフが良かった。

バーナムの心の動き、フリークスと蔑まれる彼らのこと、そういうのはあまり丁寧に
描かず、さら〜っと進めて、音楽で押す感じ。

歌姫の人、めっちゃ綺麗だな〜美しいな〜見たことあるな〜と思ったら、あれ、レベッカ・
ファーガソンだったのね。
歌は他の人が歌ってるそう。

会話の途中で突然歌い出すのはやっぱり不自然に感じてしまった

最後辺りまで、あ〜いまいちだな〜と思ってたけど、ヒュージャクがザック・エフロンに
譲るところで、なぜか突然感動してしまったわ。

ヒュージャクはいい人感が溢れすぎてる
本作のバーナムをやるにはちょっとお年かなとは思ったけど、スタイル超抜群、歌も
踊りもめちゃ上手い
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ダークタワー」(字幕版)

2018-02-10 22:44:23 | 映画
評価:★★☆

ニコライ・アーセル監督
イドリス・エルバ、マシュー・マコノヒー、トム・テイラー他出演

「ダークタワー」を見た。
近所で上映してなくて、IMAXダークナイトを見にシネマサンシャイン土浦に行った
ついでに見てきたよ。

評判は良くないから期待値下げて見たら、んー、まあまあ楽しかった。
ずいぶんあっさりしてたなぁ。
でも題材的にはシリーズ化して、もっと長くもっと詳しく描くべきものだよね
ドラマ化は実現するのかな?
イドリス・エルバとマコノヒーはかっこよかったから、これ一作だけって、もったいない。
ソーやパシリムで見たとき、イドリス・エルバにはピンとこなかったけど、今回の
ローランドはかっこよかった
ローランドとウォルターの因縁をもっとネチネチと描いて欲しかったよ。
ドラマ化されても、2人は出ないんだろうけど…。
ジェイク役の子にあまり魅力がなくて残念。

ガンスリンガーのリロードがかっこいいと聞いていたけど、リロードの動くはよくわからず
WOWOWや動画配信に来たら、また良く見たい。
ドラマ化されたらいいな、楽しみだな〜。
キングの原作小説を読んでみたくなったけど、長いし、読まないか〜
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ダークナイト」(IMAX)

2018-02-10 22:39:31 | クリストファー・ノーラン監督
「ダークナイト」をIMAXで見てきた。
いやー、映画館で見るのっていいな〜
ソフトで繰り返し見た後、2009年の丸の内ピカデリーの凱旋上映や早稲田松竹で見て以来。
映画館で見ると真面目に集中するよね〜。

IMAXで見たのは初めて。
暗いシーンは見やすいだろうけど、それ以外はそんなにIMAXだからって感激はしなかったなぁ。
ハンス・ジマーの音楽のPVとして最高〜。
クリスチャン・ベールがダークナイトのときはシュッとしてかっこよくて、見てて楽しい。
普段はデントの弱さにイラっとするけど、今日は、ああ〜デントかわいそうだなぁと
涙ぐんじゃったわ。
終わり方に痺れて、また涙目。
あの後、バットマンが孤独に自警団として悪党と戦っていたと思いきや、単に隠居してたとか、
TDKRではずっこけたわ…。
レイチェル周りはいつも?????となる。
ブルースの勘違いは痛いし、レイチェルのどっちつかずな態度も意味不明だし、そして
あの手紙のひどさ。
アルフレッドが手紙を焼くのもやむなし…(TDKRではわざわざ言っちゃったけど)。

しみじみ感動して、また見たくなったわ〜。
1日に何回か上映してれば良かったのにな〜。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「スリー・ビルボード」(字幕版)

2018-02-03 17:06:07 | 映画
評価:★★★★★

マーティン・マクドナー監督
フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル、ケイレブ・
ランドリー・ジョーンズ、ピーター・ディンクレイジ他出演

セントラルシネマ宮崎で「スリー・ビルボード」を見た。
宮崎に来てまで映画(笑)。

すっごく良かった!!
変化、成長、赦し、希望や救済の物語。
人との関わりで、人が変わって行く。

主人公は娘を亡くした悲しさと怒りの持って行き場がなくて、3枚の広告を出すことにし、
歯医者の手に穴を開け、警察署を燃やしたりとどんどん暴走していくけど、元夫の恋人の
言葉によって怒りを抑えて、暴力を思いとどまる。
署長(ウディ・ハレルソン)は悪役かと思いきや実はめちゃ良い人(自殺するのはズルいと
思うけど、署長の手紙がディクソンを変えたんだよね)で、レイシストの暴力警官だった
ディクソン(サム・ロックウェル)は署長の手紙によって警察官魂を持って証拠を守り、
自分がひどいことをしたレッド(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)に泣いて謝罪する
ようになる。
それを受けてレッドは怒りを抑えつつ、優しさを見せる。
「怒りは怒りを来たす」から「赦しは赦しを来たす」への移り変わり。
元夫だけは初めから終わりまでクソのまま…

主人公よりむしろディクソンの方が変化が大きいかな。
最後に、主人公が警察署の放火は自分がやったと伝えたら、ディクソンがあんた以外に
誰がやるんだよと笑って言うのが良かった。
警察署の放火だし、ディクソンはそれで大火傷をしてるし、実際ならあんな風にはなるわけ
ないけど、この物語の中ではすごく良かった。
物事を受け入れること、赦すことの尊さ

あんまり感動したとか泣いたとか言うのはアレだけど、これは見ながら泣いてたし、
最後にも泣いたし、翌日、書いてる今もバスの中で泣いてる
ぎゅんぎゅん来ましたね。
赦しとか救済とか、そういうのには弱いのよ。

フランシス・マクドーマンドは終始抑えた演技だけど、それで十分激情が伝わって来て、
すごく良かった。
サム・ロックウェルも良かった!
アカデミー賞は作品賞、主演女優賞、助演男優賞等でノミネートされて、助演男優賞では
ウディ・ハレルソンとサム・ロックウェルがWノミネートなのね。
たくさんノミネートされるのも納得!
アカデミー賞がなんだというわけでもないけど、受賞したらいいな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする