「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」（2D字幕版）

評価：★★★

デビッド・イェーツ監督
エディ・レッドメイン、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・
スドル、ジュード・ロウ、ジョニー・デップ、エズラ・ミラー他出演

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使い」を見た。
楽しみにしてたんだけど、画面が暗くて目が疲れるし、話は中継ぎ感が強いし、
はぁ？クイニー闇落ち！？て感じだし、いまひとつ。

ニュートが延々と魔法動物の面倒を見てる映画を作って欲しい（笑）。
エディ・レッドメインは好きじゃないけど、ニュートはすごく良いね。
今回、ニュート兄が出てきて、もっと絡みを見たかった。
今回、全体的にみんな薄いと思う。

私はハリポタが全然ピンとこなくて、原作も2作目か3作目で止まり、映画もまともに
見てないけど、ファンタビは好きだよ。

大塚国際美術館（2018.11.23）

徳島の鳴門にある大塚国際美術館に行ったよー。
大塚国際美術館は日本最大級の展示スペースを有する陶板名画美術館。
古代壁画から現代絵画まで、西洋名画1000点余りを、オリジナル作品と同じ大きさで複製。

広すぎて、点数多すぎて、疲労困憊
私は朝、羽田を出て、昼過ぎに美術館に着き、お昼を食べて、1時ころから回ったんだけど、
各作品の解説はほとんど読まず、流し見で、何とか全部を見終えた。
偽物（というと聞こえが悪い）はやっぱり偽物で、魂の入っていない絵画を見ても、
心を動かされないことが分かった。
でも、西洋美術を時代順に、いっぺんにたくさん見られるのは面白かった。

陶板での複製なので、すべて撮影可。

















武者小路実篤が持っていて、空襲で失われた「ひまわり」の再現。


ゴッホの「ひまわり」7つが1つの部屋に。




羊の尻尾が気になる


グッズもいろいろ売ってたけど、最後の晩餐の付箋のみ購入。

大塚国際美術館のクリスマスツリーはひまわり推し。




翌日、とくしま動物園、その翌日に王子動物園に行きました〜。

「ボーダーライン：ソルジャーズ・デイ」

評価：★★★☆

ステファノ・ソリマ監督
ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、ジェフリー・ドノバン、イザベラ・モナー他出演

「ボーダーライン：ソルジャーズ・デイ」を見た。
面白かったー！
いや、面白いと言うのは語弊があるか
前作のような独特の空気はなくなったけど、今作も緊迫感はすごかったよ。

アレハンドロ（ベニチオ・デル・トロ）は妻子の復讐をするという、えらい人間味あふれる
ことをやりながら、それ以外は非情で、得体の知れないのが良かったのに、今回は
カルテルのボスの娘との擬似親子関係とか、なんか前作よりぬるくなってたな〜。
アレハンドロが終盤で撃たれて、死んだ（と思った）ときはびっくりしたけど、
時間がだいぶ経ってから血をドバーッと流しながら起き上がったときは、ええ？何か
仕込みがあったの？？と思ってしまった
なんかなぁ。
アレハンドロが死ななかったのは良かったけど、あれはターミネーターみたいで白けたよ。

ジョシュ・ブローリンて、今年異様に活躍してるね。
大大ブレイクの年なのか。

ベニチオ・デル・トロの面構えがすごすぎて、他の俳優がみんな小綺麗に、線が細く見える（笑）。

さらに続編があって、三部作になるそう。
そのときエミリー・ブラントがまた出るとか、ないかなぁ。
1作目で、打ちのめされて終わりなのかぁ。

もう1回くらい劇場で見たいな。

「ボーダーライン」（字幕版）

評価：★★★

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督
エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン、ジョン・バーンサル、
ジェフリー・ドノバン他出演

「ボーダーライン：ソルジャーズ・デイ」公開記念で、「ボーダーライン」と二本立て
上映があったので見たよ〜。

エミリー・ブラントが好きなので見られてうれしいけど、役柄はあんまり…。
結局利用されて、価値観を揺さぶられ、打ちのめされただけだもんな。
エミリー・ブラント主演だけど、主役はベニチオ・デル・トロぽい。

マット（ジョシュ・ブローリン）の、サンダル履きつつ、汚い作戦も涼しい顔で進める
人を舐めた感じと、何も目指しているのか分からないアレハンドロ（ベニチオ・デル・
トロ）の得体の知れなさはとても良かった。
ケイト（エミリー・ブラント）が状況の見えなさに加え、組んでいる奴らのヤバさに
気づいて不安になったり、善悪の判断基準が揺れ動いて不安定になっていく怖さ。
全編を覆う不穏な空気、緊張感は良かった。
序盤、メキシコでの車列移動の緊迫感がすごかった。
メキシコの麻薬カルテル怖すぎる。
ヴィルヌーヴ監督、これや「メッセージ」はとても良かったのに、「ブレードランナー2049」はなんであんな感じだったのかなぁ。

アレハンドロは復讐を遂げたようだけど、ケイトについては何の救いもなく、カタルシスなし。

「休暇」

評価：★★

門井肇監督
小林薫、西島秀俊、大杉漣、大塚寧々他出演

「休暇」を見た。
刑務官の仕事が少し分かる映画。
面倒を見てきた死刑囚の刑執行をするって、きついよねぇ。

過去にひどい罪を犯した人も変わる、ということと、新たな「殺人」を犯させる死刑
制度の問題を訴える作品だけど、意図的だろうけど、死刑囚がどんなことをしたのかを
ほとんど描かないのが少しイラっとした。
あまりにも被害者側の視点に欠けていて、フェアじゃないと思ったよ。

執行前に教誨する神父？牧師？や死亡を確認するドクターも大変だよね。

「ヴェノム」（2回目、2D字幕版）

「ヴェノム」2回目を見た。
2回目の方が楽しめた。
展開が分かっているので、ヴェノムが寄生？するまでの冒頭もダルくない。

エディのレストランでの奇行シーン、面白い。
何かを食べては「死んでる！」って（笑）。

ダン役の人、前回はあんまりイケメンではないと思ったけど、めちゃイケメンじゃんね。
前回は私の目がおかしかったな…。
ダン先生、めちゃんこいい人だ。
ダンとアンは付き合い続けて、幸せになってほしい。
エディとアンがよりを戻す展開は要らないな。

ヴェノムとライオット？が戦って、ヴェノムがエディから剥がされてしまった後に、
エディから手を伸ばして繋がろうとするところ、エモかった（エモい？？）。

エンドクレジットのエミネムがかっこよすぎて、帰ってから繰り返し聴いて、さらに
エミネムのベストアルバムを聞き出してしまった。
まさか自分がエミネムを聴くようになるとは…。

「ボヘミアン・ラプソディ」

評価：★★★

ブライアン・シンガー監督
ラミ・マレック、グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョゼフ・マゼロ、
エイダン・ギレン他出演

「ボヘミアン・ラプソディ」を見た。
ドンドンパッ！ドンドンパッ！

クィーンの歌の力で引っ張る映画だった。
歌は超かっこいい、気分が上がる〜。
フレディ・マーキュリーのセクシャリティーは大きな要素なんだろうけど、その辺りだけ
妙にリリカル（？？）な感じなのがちょっと…。
最後のライブエイドのところで、伝説のチャンピオンの訳文が出て、クィーンの歩みに
合いすぎてて泣いた…。

この手の映画は実話ベースであっても、話はありきたりになってしまうんだなぁ
そんなことを言ったら、フレディ・マーキュリーや他のメンバーに申し訳ないけど…。

ライブエイドのシーンは熱かった。
その前の、父親との和解？シーンから泣いてた…。
ライブエイドのシーンでは、ベタだけど、音楽の力みたいなものを感じたよ。

Muse「Simulation theory」

Museのニューアルバム「Simulation Theory」デラックス版を聴いた。
ダサいアートワークだな…ブレードランナー的な？？
詳しくは（といっても好き嫌いくらいだけど）後日書くとして、とりあえず聴いたよ、
という報告。

CDは買わずに、iTunesで購入。
3時ころに寝落ちから起きて、ダウンロードして、4時半ころまで聴いてた
おかげで今日1日眠くなりそう…。

通常版、デラックス版、さらに海外ではスーパーデラックス版があるの？
よく分からないので、iTunesにあったデラックス版購入。
Spotifyはスーパーデラックス版？
スーパーデラックス版は何曲かのアコースティックバージョン等が収録されてるくらいで、
特にメイキング動画やライブ動画のDVDが付いてるわけではないよね？

今回もアルバム発売前にシングルとして5曲公開されて、アルバムを聴くときの新鮮な
気持ちや楽しみが削がれるなぁ。
シングル曲の中ではプレッシャーとソート・コンテイジョンが好きだよ。
ディッグ・ダウンは音源だといまいちだけど、ライブだと良かったね。

アルバム曲ではアルゴリズム、プロパガンダがいいね！
アルゴリズムはインストだったらなお良かったのに…。歌が入って、あれ？てなった
プロパガンダは面白い。

2nd、3rd好きとしては、やっぱりもうギターロックはやらないんだね…と残念な気持ちに
なるけど、リアルタイムで新譜を聴き、ファンの感想を読めるのはありがたい。

ライブを見たいから、単独来日ライブがありますように‼️
熱烈希望‼️

「ヴェノム」2D字幕版

評価：★★★☆

ルーベン・フライシャー監督
トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド他出演

「ヴェノム」見たよー。
予告から受ける印象はわりとダークで、「最も残虐な悪、誕生」というキャッチ
コピーだけど、実際は予告編とだいぶカラーが違うねー。
まずヴェノムがかわいい（笑）。
人間を食べるし、容赦なく殺すし、悪は悪だろうし、見た目もだいぶアレだけど、愛嬌がある。
ハリウッドはああいうキャラを魅力的に描くのがうまい！
ヴェノムとエディ（トムハ）の掛け合いが楽しかった。
ヴェノムの愛嬌とトムハの魅力で成り立つ映画だな。
私は世の中の人ほどトムハのファンではないけど、トムハの声が好きなので、ヴェノムの
声もトムハで（加工あり）、エディとヴェノムの会話はウハウハです。

ヴェノムはトムハのカウンセラーみたいに超的確なアドバイスをするし、ほんとに
エイリアンか？？（笑）
ヴェノムだけが飛び抜けてチャーミングで他のキャラは、主人公のエディさえも薄味。
唯一濃いめだったのは今回の悪役？のドレイク（リズ・アーメッド）くらい。
リズ・アーメッドはドラマ「ナイト・オブ・キリング」で初めて見たのかな？
すごい黒目がちだよねー。
ヴェノム以外のキャラが薄味でちょっと物足りなかったなー。
ヴェノムもどういうきっかけでエディを気に入り、地球を気に入り、地球を守る（？？）
ことにしたのか、いまいち明確には見えて来ない。
もっとキリキリ締め上げたら、もっとずっと面白く、キレの良い作品になった気がするのが、
ちょっと残念。ヴェノムがとても魅力的なだけに。
ヴェノム続編あるのかな？楽しみだね。

エンドロール後にアニメが入ってて、妙に長くて、ヴェノムの余韻が消えたのが
とても残念だった。
なんであんなにテイストの違うものを唐突に付けてるわけ？？
あのアニメも今後、公開されるの？
興味湧かなかった。