「デトロイト」（字幕版）

評価：★★☆

キャスリン・ビグロー監督
ジョン・ボイエガ、ウィル・ポールター他出演

「デトロイト」を見た。
うーん。
ストレスフル…。

不条理、不条理、不条理。
不条理な現実を延々と見せられる苦痛。
事実に基づいてるから仕方ないんだけど、最後のカタルシスのなさにゲンナリ。

モーテルでの尋問が終わってホッとしたら、ボイエガが捕まった。
え、まだまだ続くの？と時計を見たら、あと45分くらいあって絶望…。

普段はあまりないけど、黒人が多かったせいか、誰が誰やらわからなくなり、それも混乱の元
ボイエガとアベンジャーズに出てる人は分かるけど、他が怪しい…。

デトロイト市警のあの眉毛（ウィル・ポールター）と、ほんとに撃ったあの人、アホかと思ったね。
何なんだあいつら。

ボイエガが、モーテルにいた黒人と別扱いで、半分仲間みたいに扱われていたのは謎。
コーヒー振舞って挨拶してたのは州兵？で、市警ではなかったよね。
外から後から来たから、ということだとしても、黒人を仲間みたいに扱うのは何故？

州兵？州警察？が、人権問題には関わりたくない、と言ってスルーしたのがリアルで絶望的。
ああいうのこそダメだよね。
見て見ぬ振りは一番ダメなんだ。
同じ白人男性、しかも武力を持つ人たちが止めれば止められたかもしれないのに…。
でも自分もやりそう、やってそう。