good day to Die

映画、ドラマ、小説、漫画、音楽についての感想等を
日記代わりに書いておくためのブログです。
ネタバレあり。

「プーと大人になった僕」(吹替版)

2018-09-19 23:13:48 | 映画
評価:★★★☆

マーク・フォスター監督
ユアン・マクレガー、ヘイリー・アトウェルほか出演

「プーと大人になった僕」(吹替版)を見た。
字幕版を見たかったけど、近所のシネコンでな吹替版しかなくて。

前半だいぶ泣かされた
何気ないところから泣いてたよ。
プーの、クリストファー・ロビンに向ける無償の信頼と無垢さがすごすぎて、
ホラーだよホラー。
こわいよー。
狂気だよー。
「僕を捨てていいよ」とかホラーでおののく。
痛い。沁みる。
きっと幼い子どもから親に向けられる無償の信頼って、あんな感じなんだろうなと思った。
知らんけど。
プーがロビンに「君は僕の英雄」とかいうところも号泣…。
あまりにも無垢
プーとロビンの微妙に噛み合わないやり取りに泣いた。
プーが「ごく普通の大人」であるロビンを崇拝するようなのが泣けるのですよ…。
なんかよく分からんけど…私も誰かに崇拝されたいわ(うそ)。

後半、娘がプーたちと一緒にロンドンに向かう以降はプーの出番激減なので、私の心が
プーの無垢な言動にヒリヒリすることもなくなりましたわ。
後半のドタバタやティガーにイライラ。

堺雅人は下手なわけじゃないけどうまくもないというか、声がユアンにあってないというか、
本人の声を覚えてる俳優の吹き替えは違和感があるなぁ。
堺雅人の顔が浮かぶのが何より良くない。

くまのプーさんのアニメ見てないし、原作も読んでないので、なんの思い入れもありません。
ストーリーは大して面白くないけど、プーの無垢さの底が抜けててヒリヒリする。

社畜な人にも刺さる作品らしいけど、私は社畜じゃないから、どの辺のことなのか分からない。

くまのプーさんのかわいらしい、ほんわかストーリーを期待してはいけない。
まったくそういう作品ではない。
100エーカーの森の景色は綺麗だよ。

本筋に何の関係もないけど、ユアンの妻役にヘイリー・アトウェルは若すぎだな。
ありがちだけど。
コメント
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