「アメリカン・スナイパー」（映画館）

評価：★★★

クリント・イーストウッド監督
ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー他出演

「アメリカン・スナイパー」を見た。
映画館で見るの、ちょっと久しぶり。

ブラッドリー・クーパーがすごいビルドアップしてた。
シエナ・ミラーはもっと綺麗で魅力的なはずだけど、なんかいまいちだったな。

実話が元になっていて、クリス・カイルがどうなるかは知ってたけど、ある意味、フィクションよりうまく？
まとまっていて、何とも言えない。

米軍史上最高とされる狙撃手を主人公にしているけど、プロパガンダ映画ではなく、かといって声高に反戦を叫ぶ映画でも
なく、淡々と出来事を描く映画なのかなぁ。
戦闘シーンの緊迫感はあったけど。
主人公がイラクに派兵されるたびに、日常に戻れなくなるのは、良く分かった。
「ハート・ロッカー」的な…。
過程を吹っ飛ばして、PTSDが治ってるぽいのは微妙だったけど、そこを長く描いても仕方ないしね。

戦争が1人の人間やその家族に与えるダメージも描かれてるけど、その辺はすごく既視感がある。
だからダメというわけではないけど、テンプレというか…。

アメリカでは大ヒットしたそうだけど、アメリカ人的にはヒーロー映画という扱いなのかしら。

市街戦は大変そうだなぁと思った。
建物の中を調べるのは、市街戦とは違うか。

赤ちゃんの人形ぶりには笑ってしまった。
あそこもう少しどうにかならなかったのかね