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『人は死ねば、それは魂とでも呼ぶべきエネルギー体となる。』【ニュータイプ表現・許容境界線】

2021-08-28 00:00:00 | 機動戦士ガンダム
今日は『ニュータイプ』の表現について、ファーストガンダム原理主義っぽい私が受入できる境界線について。

先日、こちらが発売されました。


【機動戦士ガンダム ナラティヴ 6巻】

劇場公開から3年近く経過したんですね。
コミックはスピード感ある映画原作を丁寧に描いていて、興味深い内容になってます。
映画に登場しないオリジナルキャラも登場し、目が離せない内容になってますね。

ただ、私はこの「ナラティヴ」劇場版を視聴した時に違和感を覚えたクチです。
所謂『ニュータイプのオカルト表現』が過激さを増し、派手な物語とは真逆に『流石に露骨な表現で嫌だなあ』とも感じたんですよね。

そもそも『ファーストガンダム』での『ニュータイプ』は
『認識力の拡大で会話無しでコミュニケーションができる』だから『人はわかりあえる』
といった程度の感じでした。
この表現から当時は『ニュータイプはエスパーとは違う存在』と理解してました。

しかし、『Z』ではバイオセンサーを通して『バリアー』張ったりと、『エスパー』的な表現となりガッカリしたものです。

『アクシズショック』は隕石を押し戻したり、『ユニコーン』ではコロニーレーザーをバリアーで防いだり、機械を分解したり、『ナラティヴ』では死人がモビルスーツ操縦したり、爆発を飲み込んだり。

何故、ここまで『ニュータイプ』能力の表現が過激になったのか。

それは、富野氏が描いてきた『ニュータイプ』を福井氏が真摯に丁寧に解釈し結論を出し、その結論から『ニュータイプ』ができる『可能性』を突き詰めて描いてしまったからでしょうね。

福井氏は過去のガンダム上の『ニュータイプ描写』を各シーン毎に分析したようです。

『ファーストガンダム』では『ミライがマチルダの死を予感する』『アムロがコロニーレーザーを発射前に警告する』事から、『予知能力がある』。
『アムロとララアが戦闘中に交信する』事から、『テレパシー能力がある』。
『アムロがララアが死ぬ間際に、人はいつか時間さえ支配する事だってできるさ』と言っている事から、『究極的に時間も支配できる』。
『脱出におけるカツレツキッカの道案内』は『透視能力』『空間把握能力』。
『アムロが死んだララアといつでも会えると言っている』事から、『死者と面会ができる』。

『Z』では『カミーユが死者からエネルギーを得ている』事から、『ニュータイプは死者から強力なエネルギーを得る事ができる』。

これらから、
『ガンダム世界には死後の世界がある。』
『死後の世界には死者の魂が存在している。』
『その世界には莫大なエネルギーがあり、時間・空間も超越されている。』
『ニュータイプは他の人と交信できるが、その能力の拡大により、死者と交信できる。』
『ニュータイプ同士の交信はより深い死者の世界との交信ができるきっかけとなる。』
『死者の世界が時間も超越している為、ニュータイプは予知能力や先読みが可能となる。』
『死者の世界には莫大なエネルギーがあるため、アクシズショックも何でも可能となる。』
『究極的に宇宙崩壊も可能となる。』
としているようです。

だから『ユニコーン』では『機械が時間を遡ったように分解』されたり、『ナラティヴ』では死んだニュータイプがモビルスーツを操縦したり、『不老不死が実現』とか話が出たりするようですね。
『ユニコーン』のバナージがラストで帰ってこなくなりそうになり、リディに引き戻される描写も、バナージが死者の世界の力を引き出し過ぎ、死者の世界と交信し過ぎて、死者の世界から帰還できなくなりそうになったことらしいです。
『TV版・Z』のラストも福井氏は、
『カミーユは、死に際のシロッコに死者の世界へ引きずり込まれた』
という解釈のようです。
『カミーユが最高のニュータイプ』
という解釈も『より深く死者の世界と交信していたニュータイプだから』というものらしい。

ちなみに、富野氏は明確にニュータイプを結論付けしてないですし、安彦氏は『ニュータイプ』になれば人がわかり合えて平和になるという考えを否定してます。

さて、私にとってのガンダムにおける『ニュータイプ』は、やはり『認識力の拡大』『空間把握能力の拡大』『普通より勘が鋭い』だけで良いと考えています。だから、

『ミライの予知能力』は『現代における『勘の鋭い人』が悪い予感がする』程度の能力。
『ララアとの交信』こそが『ニュータイプの認識力の拡大』
『アムロの先読み攻撃』は『認識力の拡大で、攻撃する直前の敵の意思をキャッチしてる』。
『脱出におけるカツレツキッカの道案内』は『空間把握能力の拡大』と『認識力の拡大』。
『死んだララアにいつでも会える』は死んだらいつでも会えるから、まだ生きていく宣言。
(ニュータイプ能力ではなく、人としての会話)

で良いと思います。

『サイコフレーム』は人の意思を高精度に受信し力に変換するもので、『アクシズショック』は生きてる人の意思を地上から大量に受信集積した奇跡かもしれないし、モビルスーツがたくさん頑張ったからアクシズ軌道がズレたのかもしれない。

逆に
『Z』のバイオセンサーを通じたバリアーは、サイコミュと違って『バリア機能がある設備』でもない。iフィールド装備の大型モビルアーマーでもないのに、強く念じただけでバリアー張るとか反則。(まあ、このシーンのせいで「ユニコーン」の各種描写にも抵抗無くなったというのはありますが。)
『ユニコーン』のマシンが製造前の状態に分解する現象は、ありえない。
(といっても、世の中にはありえない不思議な事もあるんですが)
といった感じです。

なので私にとっての「ニュータイプ描写」では『ファーストガンダム』と『z』の間に既に大きな境界線がありますね。

こんな事は気にしないで作品を楽しむようにしてはいますが、
『ニュータイプ描写に違和感のある作品』は『作品は楽しめても、違和感の無い作品ほどには好きになれない』
んですよね。

『完成されたニュータイプが時空を操り世界を滅ぼす事ができる』なら、ガンダムはニュータイプという特別に選ばれた人たちのドラマになってしまいます。
そういえば『Z』は特別なニュータイプと感じる人たち、カミーユ、シロッコ、ハマーン(とシャア)がドラマのクライマックスを作っていました。(こういう頂上決戦も盛り上がりますが)
『ファーストガンダム』は『普通の人たちが織りなすドラマの積み重ね』だったと感じています。
『ニュータイプ』も絶対では無く『一人で戦争に勝てる』ものでもなく、ちょっとだけ認識力が優れている程度で良い。
私はそう感じます。
不完全な人間が成長し精一杯あがいて、うまくいくものでもないけど、不条理な現実を変える努力をする。特別な人間なんていない。努力しても神様みたいな存在になれるものでもない。それでも努力する。
ドラマとしても、その方がリアリティがあって面白いですよ。
このあたりは安彦氏と考え方が似てるかもしれません。
『ユニコーン』はバナージが特別な力をクライマックスで発現したような描写がありますが、物語が全般的に「ダメだけど、それでもと言い続ける」ドラマでした。
『Z』のカミーユに至っては不条理の連続でした。TV版は最後まで報われません。
その点でも2作品とも嫌いじゃないです。
ただ、酷かったけど努力し続けたら『神様みたいな力』を得る可能性がある境地に至る必要はないかなと。
普通の人と大きく変わらないままで、それでも努力して少し報われる。ドラマとしてその方が良いと感じますし、『ファーストガンダムに始まる宇宙世紀ガンダム』としての世界観も『ニュータイプに特別な能力を付与し過ぎない』方が良いと思うのです。

皆さんはどう感じてますか?

『今やシーマ艦隊は我々と行動を共にしている。』【ROBOT魂 ゲルググM レビュー】

2021-08-21 00:00:00 | ROBOT魂
本日は届いたばかりの『ROBOT魂ver.a.n.i.m.e ゲルググマリーネ(量産型)レビュー』について。



そもそも『ROBOT魂ver.a.n.i.m.e』を私が何故購入しているのか、ですが・・・。

①概ね『1/144スケール』。ガンプラ『HG』シリーズと同サイズモデル。
②ガンプラ『HG』シリーズには無いキャラクター(MS)が発売されている。
③ガンプラ『HG』シリーズで発売済のキャラクター(MS)でも、ガンプラ『HG』より優っている可動域がある。
④ガンプラ『HG』シリーズで発売済のキャラクター(MS)でも、ガンプラ『HG』には無い『オプション』『演出』がある。
⑤ガンプラ『HG』より間接等可動部品の劣化がしにくく感じる(これは個人的感想です。)
⑥完成品トイで、作る手間・時間がいらない。

正直、ガンプラで発売済なら、ガンプラ買って手間・暇欠けて、こだわり改造できれば『ROBOT魂』以上の自分好みのモデルになると思います。
突き詰めれば、ガンプラで商品化されて無くとも、フルスクラッチで作る事もできます。
ですが、『手間を掛ける時間が無い』『改造する技術が無い』となると、『ROBOT魂』は有り難い商品になります。
ただ、『ガンプラをパチ組』するだけなら、それ程の手間暇掛からないのもたしか。
お値段も『ガンプラ(HG)』なら『ROBOT魂』の概ね1/3程度。

とすれば、『ROBOT魂』の商品価値は、

『ガンプラ(HG)で商品化されているか』
『商品化されてるなら、ガンプラより優れた可動域・オプションがあるか』

に尽きると考えます。
「ガンプラ(HG)」商品化されてなければ、「フルスクラッチ」する手間暇・技術を考えると、商品化というだけで『ROBOT魂』として価値はありますし、逆に商品化されていれば『ガンプラをパチ組したものより付加価値があるかどうか』で『ROBOT魂』の価値が左右されると思うのです。

これらの視点でいくと、今回の『ROBOT魂ver.a.n.i.m.e ゲルググM』は既に『ガンプラ(HG)で商品化されている』キャラクター(MS)です。

とすれば、

・ガンプラ(HG)と比較して「可動域」はどうか?
・ガンプラ(HG)と比較して「オプション・演出」はどうか?

後は、商品としての『造形』『色合い』でしょうかね。

そんな視点で見ていきます。

先に「ガンプラ・ゲルググM(HG)」ですが、私は持って無いのでネットでみた情報ですと、概ね以下のポイントが有ります。

【可動域】
・モノアイ不可動
・立膝ができない
・初期のHGで比較的可動域は狭い。

【オプション】
・MMP-80
・スパイクシールド
・ハンドパーツ・4個
  ・サーベル持ち手(左・右)
  ・銃持ち手(右)
  ・平手(左)
・ビームサーベル(透明パーツ)・2個

このあたりの差を特に見ていきます。

では、蓋を開けます。

ベロには、商品に関係する台詞が書かれています。



『機動戦士ガンダム0083 第5話 ガンダム、星の海へ』が好きな私としては、

「まとわりつくのかい」
「何だあ、バランサーがイカレてるのか? へ、赤子同然」
「大切な機体を。油断などしているから」

あたりのセリフが良かったなあ。

中身を見ていきます。



【オプション】
・MMP-80
・ナックルシールド(今はスパイクシールドをこう言うんですね)+接続パーツ
・シュツルムファウスト・2個
・ハンドパーツ・10個
 ・サーベル持ち手(左・右)
 ・銃持ち手(左・右)
 ・シュツルムファウスト持ち手(左・右)
 ・握り手(左・右)
 ・平手(左・右)
 ・表情有り平手(左・右)
・ハンドパーツ収納デッキ
・ビームサーベル刃(透明パーツ・通常)・2個
・ビームサーベル刃(同・歪曲)・1個
・ビームサーベル柄・2個
・バックパック・アンテナの予備

ガンプラに比べ、「シュツルムファウスト」「ハンドパーツ追加」「ビームサーベル歪曲エフェクト」が目立ったROBOT魂の独自パーツですね。

極めつけは、「ビームサーベル」。

「ガンプラHG」では、ビームサーベルは「透明パーツ・イエロー」による「刃+柄の一体成形」でしたが、「ROBOT魂」では柄が別パーツ化されております。
ガンプラHGは、柄がビームサーベルと同色ではおかしいので、柄を部分塗装するしかないでしょうけど、ハンドパーツに装着する事を考えると塗装後の擦れが気になります。

「ゲルググM」の「ビームサーベル柄」は左右腰部の「ビームサーベル・ポケット」に未使用時に収納されている設定。

ガンプラHGでは「ビームサーベル・ポケット」が腰部と一体成形パーツの為、ビームサーベルを持たせると
「そのビームサーベルは、誰のビームサーベルを奪ったんだ?」
状態になってしまうんです。
「RX-78 ガンダム」で例えれば、
「背中にビームサーベル2本背負ったままなのに、ビームサーベルを握ってる状態」
です。

そこが、ROBOT魂では「別パーツ」。



ビームサーベル柄を抜刀時は、このパーツを外す事ができます。



外したパーツは短すぎるため、柄としては使えないんですけどね。



その為、握り用の「柄」が2個、別パーツで付属します。



ビームサーベルを持たせるとこんな感じ。

劇中でゲルググMがビームサーベルを振り回す印象は無いんですけどね。


【可動】
①モノアイ
ガンプラHGと違ってモノアイは可動します。


[正面]
なかなかのイケメン。


[右]
モノアイ可動は頭部上を外して行います。


[左]
頭がかなり上に引き出せるんですよね。

②ヒザ立て

何とか可能かなあ。ってレベル。
写真では判らないですが、結構傾いてます。
でも、元のデザイン上仕方ないところですかね。


【造形】

設定画[公式HPより転載]



ROBOT魂パッケージ写真


造形は十分じゃないでしょうか。


【色合い】



整形色なんでしょうけど、落ち着いた色合いで「安っぽさ」はないと思います。
ガンプラHGはハンドパーツの色が本体と違ってましたが、ROBOT魂は設定通り合わせてますね。


【比較】
①シーマ専用ゲルググマリーネと比較

[正面]

頭部ブレードアンテナ・胸部・コクピット等が違います。

[側面]

プロペラントタンクが違いますね。

[後面]

背部バーニア・脚部が違います。

共通パーツが多いイメージでしたが、結構違いますね。


いくつか撮影した分です。


[編隊で移動する1機のイメージ]
バーニアエフェクトはシマゲル(今はゲルググマリーネライダーって言うんですね)のを使ってます。
この撮影時にガンプラで使ってる「アクションベース」を使ってたんですが、付け根から折れてしまい、折れた先が「ゲルググM」本体の穴から出てこなくなってしまいました。
何とか取り出そうと必死にすればするほど、奥に行って状況悪化する始末。
ちょっとパニックになりましたよ。


[デブリを避けながら移動するイメージ]
試しにディスプレイを背景にしたのですが、逆光でシルエットだけに。
でも、味があるかな・・・と。


[コロニー公社の宇宙船ブリッジへ射撃直前のイメージ]
このポーズは、「いかにも」って感じ。
シーマ海兵隊の悪役イメージを強めたシーンです。
まあ実際は「汚れ役部隊」なだけですが。


[火線を避け、MSデッキへ突入・・・のイメージ]
ブリッジ内部を手前に作らないと気分出ないですなあ。
この間貰った「魂ステージ」を使ってみました。後方に青いビームを配置したんですが、見えないッスね・・・。


[モンシアのジムカスから逃げるイメージ]
このシーンは立体的なデブリが欲しいですね。
今回の撮影は背景の宇宙空間の壁紙を配置して実施したんですが、壁紙に影が出たりしてダメですねえ。
やっぱり別々に撮影して「photo shop」とかで合成させなきゃダメなんでしょうか。

・・・というわけで、『ROBOT魂 ゲルググM』でした。
個人的に大満足な商品です。
なんていうか、量産機ってテンション上がりますね。
「0083 第5話」でシマゲル・・・じゃなくてゲルググMライダーが、ガンダムをボコったあたりから海兵隊MSは大好きなんで買って良かったですよ。
プレバンだと欲しいものがしっかり買えるからありがたいですね。


『フルアーマーガンダム』【TAMASHII NATION ONLINE 2021 】

2021-08-14 00:00:00 | 機動戦士ガンダム
今日は、先日開催告知されたばかりの『TAMASHII NATION ONLINE 2021』(の限定商品)について。

そもそも『TAMASHII NATION』とは、何か?って事ですが。
以下、wikiより転載。


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『TAMASHII NATION』
TAMASHII NATION/魂ネイション(たましい ねいしょん)は、2008年から毎年開催されるフィギュアの展示・販売イベントである。
主催はBANDAI SPIRITS(コレクターズ事業部)。
コレクターズ事業部の展開する、コレクター向けフィギュアブランドである『TAMASHII NATIONS』(魂ネイションズ)の展示・販売イベントとして、2008年を皮切りに毎年1回ないし2回開催されている。

会場内の展示スペースではS.H.Figuartsや、超合金、ROBOT魂、聖闘士聖衣神話、METAL BUILDといったアニメ・特撮作品のフィギュア・玩具が展示される。
既に発売された品やその当時の未発売品が展示され、参考出品として今後世に出る可能性のある物も披露される。
また、一般参加者が体験等を出来るブースも設置される。
展示ブースのステージではアーティストによるライブや関係者を招いてのトークイベントを催したりする。
物販スペースでは、その都度イベント開催記念商品が発売されるが早い時間で売り切れる事もある。

******************************

要するにバンダイスピリッツが自社商品を告知する展示会。
コロナ禍前は私も「ベルサール秋葉原」に行ったものです。
最後に足を運んだのは2019年。
翌年にはコロナ上陸してるので、この2019年が最後ですね。
2019年当時、許可されて撮影した展示品がコチラ。



フレディー・マーキュリーですかね。
UDXが入場料が必要で行かなかったから、ガンダム関係の写真は一枚も無いな・・・。
結局、いつも限定商品の購入が目的で行ってたので、当時はあまり展示商品に固執してなかったっていうのが本音。
当時のこの2019年に購入した限定品はコチラ。


【ROBOT魂Ver.a.n.i.m.e『リアルタイプ・リックドム』】

1/144完成品トイとしては、初商品化じゃないでしょうか。
勿論、ガンプラ『HGUCドム・リックドム』を、このカラーリングで塗装してデカール貼れば、それっぽく再現できますが、バンダイ公式商品での発売に意義があります。
MSVムック本でしか見なかったリックドムが、バンダイ公式商品されるなんて、ロマンですよ。
しかも、このリックドムは(エンブレムは余計ですが)、旧ガンプラ『高機動型ザクⅡR-2 ジョニーライデン専用機(以降、ジョニザク)』のパッケージイラストにも登場します。
コイツがあれば(くどいですが、エンブレムは邪魔)『プリムス艦隊MS部隊』が再現できるってわけです。
まあ、ガンプラ『ジョニザク』の別パッケージには通常カラーのリックドムもいるので、このリックドムが無くても再現はできますが・・・。
っていうか『ガンダムデイズ・小田雅弘・著』で設定されたエマァ・ダイスの搭乗機は『リックドム(リアルタイプカラー)』だったんじゃないかと思うんです。
結論、プリムス艦隊は以下の編成だったってことで。

【プリムス艦隊】
高機動型ザクⅡR-2 ジョニーライデン専用機 1機
リックドム(リアルタイプカラー) 2機 エマァ少尉(ガンダムデイズ)、アンガス曹長(ガンダムデイズ)が搭乗。
リックドム(通常カラー) 2機
ザクⅡF型 2機 (ジョニー搭乗機がザクⅡS型の時期は、左スパイクアーマーに赤いラインが入る) ブロイ・リゲラ(ジョニ帰)、マンソン(ガンダムパイロット列伝)等が搭乗。

脱線しました。
『プリムス艦隊』については、またの機会に。

さて、そんな『TAMASHII NATION』ですが、今年もコロナ禍を考慮してオンラインで開催されるようです。

そして、今も昔も私は変わらず『展示会』よりも、『開催記念商品』として販売される限定品に目がいってしまいます。

今年は限定品として『ROBOT魂Ver.a.n.i.m.e』から、以下の商品が販売されます。


【FA-78-1 フルアーマーガンダム ver. A.N.I.M.E. ~リアルマーキング~】

こ、これは欲しい❗

『ROBOT魂Ver.a.n.i.m.e』では、すでに『FA-78-1 フルアーマーガンダム』が一般販売されていて、私も当時買いました。


【FA-78-1 フルアーマーガンダムver. A.N.I.M.E】

『Ⅰ/144でアーマー脱着できるフルアーマーガンダムをこの手にできる』
この夢のような商品に歓喜したものです。
ただ、贅沢いえば
『MSVイラストにあるカッコイイマーキングもダンボ印刷』
されてれば、もっと良かったのになあ・・・。
とも思ってました。
当時は
『マーキングや情報量の多いフルアーマーガンダムは、GFFで満足しておこう。
GFFは完全脱着じゃなく、一部差し替えだし、可動はアレだけど・・・。』
と自分に言い聞かせ、諦めてたんですよね。

そんな贅沢な夢が叶っている商品なんです❗❗

最初っから、コッチで販売してよ❗❗❗

しかも、アーマーパージ後の(素)ガンダムが、またカッコイイ❗❗❗❗❗



ちなみに過去に一般販売された『フルアーマーガンダム』のアーマーパージ後の(素)ガンダムはコチラ。



カードビルダー的にはコッチが近く「らしさ」はあるけど、単純な格好良さは「リアルマーキング版」に(個人的趣向では)軍配が上がります。

ただ、
『CLUB TAMASHII MEMBERS』(会員)が『オーシャン以上のステージ(会員ランク)』で参加できる『CLUB TAMASHII MEMBERS 先行販売』には、会員ランクの低い私は参加できず。
『先着販売』か『抽選販売』で購入チャンスを掴むしかありません。

今回は『転売屋対策』を、メーカー側がしっかりしてくれてますが、そもそも会員ランクの低い私が購入できるかは、難しいところです。

『普通に欲しいものを、普通に買いたい』んだよなあ・・・。

『これでは、地球が寒くなって人が住めなくなる!核の冬が来るぞ!』【転売問題】

2021-08-07 12:00:00 | ROBOT魂
本日2本目の記事になります。
前回の記事は純粋な「ガンダム記事」なんで、楽しみ目的の方は、そちらへお願いします。

この記事では『迂闊なステッチは「ROBOT魂 陸戦型ガンダム」を予約できたのか?』という、先週話題にした『ROBOT魂ver.a.n.i.m.eの新商品を私が予約できたのか』のご報告と、最近のショッピングにおける問題を書いていきます。

先週話題にしました「ROBOT魂 陸戦型ガンダム」が、一般店頭予約開始されました。
予約開始は、8月2日16時から。
当日は定時である17時で退社し、早速予約・・・。

『か、完売・・・。12機のリックドム陸戦型ガンダムが、たった3分1時間でか、ば、化け物か・・。』

一瞬、「カート内に1機」残像が見えた気がしたんですが、気のせいだったようです。

「ガンプラ」もそうですが、最近は「注文開始の直後に完売」となるケースが多いです。
この現象が昔の「ドラクエ」みたいに「本当に欲しい人」が注文してるなら、しょうがないんですが、実は違います。
「注文直後に転売屋が我先に注文。安値で商品確保し、購入価格に利益を乗せネット市場を主に売却」する行為が多発し、それにより「早期完売」してしまう現象なのです。
結果として、本当に欲しい人の内の何割かは注文できず、この転売屋からしか買う手段が無くなるのです。
そうすると、「本来の購買ニーズのある一定層」は、本来の価格より高値で購入することになり、「発売したばかりの商品を、割引どころか割高でしか買えない」事で「購買意欲」が減少。
結果、「本来のニーズある顧客が減少」=「市場が縮小」していきます。
そして現在、「転売屋」は総数・注文数ともに増加の一途を辿っており、1年前まで余裕をもって注文できていた「ROBOT魂ver.a.n.i.m.eシリーズ」も今や注文困難な有様。
コロナ禍の影響も勿論ありますが、「転売屋」による異常な市場状態が加速されています。
先日「不適切なネット発言でホビージャパン社員の方が懲戒処分」となるツイートがありましたが、この処分は「転売屋を擁護するような発言」が原因だそうです。
この処分はやり過ぎな気はしますが、こんな事にならない「しくみ作り」の方が大事なんじゃないでしょうか。
「地場商店の擁護」や「割引無し、送料払いの負担」「クレジット決済への抵抗感」等から、批判されがちな「プレミアムバンダイ(以下、プレバン)」ですが、事ここに至り「プレバン」のほうが安心して購入できます。
メーカー側も、一般販売は現状の販路を維持しつつ、
『事前決済』『キャンセル不可(操作ミス等のキャンセル容認の場合、24時間以内等の時限条件を付ける。)』『送料は購入者負担』『完全受注生産』とし、『一般販売と同時にプレバン展開』すべきです。
これなら「定価販売の地場商店」も「送料無し」のアドバンテージがありますし、何より「欲しい人の手に商品がいかない」大問題が解決します。
メーカー側も「プレバン受注」は完全受注生産で、無駄な在庫を抱えるリスクは少なく、キャンセル不可で冷やかし防止・売上確保も図れます。
市場正常化も図れますし、広い意味で消費者保護となり、購買意欲増勢になります。
長い目で見れば市場成長にもなるでしょう。
逆にいえば、今の市場は「転売屋」という病気に掛かっているようなものです。
「転売屋」も少数なら「ドラクエ現象」の昔からあったでしょうし、その頃なら病気でいえば軽い病。
今のこの状態は致死性の重症です。
早く抜本的治療をメーカー側が実施し、病気を治して欲しいものです。

転売かどうか判りませんが、本日8月7日新発売
GUNDAM FIGURATION METAL COMPOSITE MS-06R-1A 高機動型ザクⅡ


【GUNDAM FIGURATION METAL COMPOSITE MS-06R-1A 高機動型ザクⅡ】

本日発売のこの商品を、『某ショッピングサイト』で検索すると、凄い価格を見ることになります。
他にも『某個人向けフリマアプリ』『某インターネットオークション』でも、大変な価格になってます。
もう、事業・個人問わず、様々な『転売屋』がいる事に他なりません。

今日発売の、この商品の税込定価は、¥24,200-です。
私には今日「某ECサイト」画面にうつる価格が¥29,980-に見えます。
「某個人向けフリマアプリ」では、¥30,000-を超える価格で、売れるケースもあるようです。

皆さんの瞳には、今日発売のこの商品がいくらに映ってますか?

『機動戦士ガンダム バンディエラ』【単行本4巻】

2021-08-07 00:00:00 | 機動戦士ガンダム
今日は『機動戦士ガンダム バンディエラ』について。

先日7月30日、コチラの単行本4巻が発売されました。


【機動戦士ガンダム バンディエラ4巻】

所謂、『漫画で展開している一年戦争ガンダム外伝』。
小学館『ビックコミック・スピリッツ』連載。角川『ガンダムエース』系ではないので、外様みたいですかね。

知らない方の為に簡単にwikiから転載して、作品をご紹介。

************************

【機動戦士ガンダム バンディエラ】
機動戦士ガンダム バンディエラ』 (MOBILE SUIT GUNDAM BANDIERA) は、加納梨衣による日本の漫画作品。小学館の漫画雑誌『週刊ビッグコミックスピリッツ』(以後、『WBCS』)にて、2020年8号(2020年1月20日発売)から連載中。

[あらすじ]
宇宙世紀0079年、ジオン公国軍では「左利きのザク」を隊長機とする「レプス (Lepus) 部隊」が編制された。
その隊長であるユーリー・コーベルは、かつて地球連邦を含むサッカーの国際大会「ギャラクシーカップ」でチームを優勝に導いたキャプテンであったが、自分を除くチームメイト全員が乗った民間シャトルが地球連邦軍に撃墜されて死亡したことにより、宣撫も兼ねてジオン軍に入隊させられた(広報的には自ら志願しての入隊となっている)。

レプス部隊はソロモン近傍で補給基地建設のための物資を輸送中だった地球連邦軍艦隊を撃破してサイド3へ帰還してくる。
サイド3ではマスコミがユーリーらの活躍と共にチームメイトを失った悲劇性を広報する。
そこにセリダ一等兵が新兵としてレプス部隊に着任。
地球のオデッサ基地陥落の報が入ったころ、レプス部隊はサイド5宙域に建設中との情報を得た連邦軍補給物資の集積所の捜索と破壊の任務に出発する。

サイド5・31バンチの暗礁宙域を探索中だったレプス部隊のガトル小隊はコロニーの残骸に集積所を発見。1機を帰還させた後に残った2機は連邦軍に拿捕される。
レプス部隊は状況が読まれていることを覚悟の上でMS隊を集積所に突入させ、連邦軍防衛部隊のMS隊との交戦となる。(以上、第1巻)

[主な登場人物]

ユーリー・コーベル
本作の主人公。
ジオン公国軍の中尉。左利きであることから、搭乗する薄紅色のザクIIも右肩にスパイクアーマーが装備されており、左腕でザク・バズーカなどの武装を保持している。
なお、従来は左肩に装備されているシールドは右肩に装備されていない。
ザクマシンガンも照準器などが通常の物とは左右逆になっている。
元は地球連邦のサッカーファンにも広く名を知られるサッカー選手であり、サイド3の強豪サッカーチーム「オクラント・レプス」で背番号10を付けて活躍していた。

セリダ・ミルウェイ
女性。
一等兵。
新兵としてレプス部隊に着任してくる。
軍の上層部からはセリダの母親の治療と引き換えに、一般人であったユーリーの精神的なケアを望まれている。

************************

※以下、4巻の紹介なんですが、「作品紹介の為」に、ちょっとだけ「ネタバレ」を含みます。
「これから読むのを楽しみにしてるから、少しのネタバレも禁止」な方は、ここからは読まないで下さい。
逆に「既読の方」「興味はあるけど未読で、どんな作品か知りたい方」「今のところ読む予定の無い方」は、どうぞ!




さて、4巻では、なんと「テム・レイ」が登場します!
「機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」で「サイド6に酸素欠乏症の状態で生活している」あの状態です。

「機動戦士ガンダムカードビルダー0079/0083」で極レアカード化された、あの伝説のスーパーアイテム完成間近の様子。


【テムのパーツ】

しかもカードの効果同様、
「通常は酸素欠乏症の後遺症で対した事はできないが、稀に天才的発明をする。」
という状態!

物語も「サイド6で生活している」設定はそのままに、雰囲気を壊さないよう十分な配慮の上で、以下の面白い解釈がなされています。

1.テム・レイはアナハイムとつながりがある描写がある。
2.連邦軍は「この状態のテム・レイ」を認識し、監視している。

1.は「バンディエラ」が「オリジン」をベースにした外伝なのか、「オリジン」も配慮し「ファーストガンダム」と「オリジン」どちらの外伝とも解釈できるようにしているのか、「オリジン」をパラレル扱いせず「ファーストガンダム」の正史としているのか、なんでしょうね。

2.は面白い解釈で、バンディエラ物語上も必要な設定として組み込まれています。
しかも描写も巧いため、この設定が違和感無く馴染んでいます。

そしてなにより、「酸素欠乏症で、間違いなく駄目な感じのテム・レイ」が、「格好いい」んですよ!!!
この時期のテム・レイにかなりの尺を使っているのも驚きですし、実は物語に大きく関わるんですが、
何より、
ファーストガンダムでよく知る「酸素欠乏症でダメな状態のテム・レイ」をしっかり描いた上で、
それでも「カッコイイ」!!!

大事な事なので繰り返してしまいました。

ファーストガンダムでは、アムロが乗り越える壁としての役割の印象が強いテム・レイですが、「乗り越えられる壁の役割のキャラクター」に「新たな命を吹き込んでくれた」そんな嬉しさを感じてしまいます。
そして、「酸素欠乏症でダメなテム・レイ」でも、大事なモノを残す事ができる。
そんな感動すら胸に湧き上がります。

・・・おっと、ネタバレが過ぎました。
テム・レイに関しては、この辺で。

次は新登場モビルスーツの解説です。

『バンディエラ』では4巻から『MSV-R』のモビルスーツが登場します。
個人的には3巻の『MSV』路線を期待してたんですが、『MSV』は古くてウケないんでしょうかね・・・。
さて、単行本表紙にあるのでネタバレにならないでしょうから、思い切り書きます。
4巻にはコチラが登場しします!


【FA-78-1B フルアーマーガンダム・タイプB】

厳密には『FA-78B バンディエラ版』らしいです。

「フルアーマーガンダム」まで登場して、益々盛り上がってきた「機動戦士ガンダム バンディエラ」!
是非、ご覧になってはいかがでしょうか?


・・・ということで、ご紹介記事は以上で、一旦締めます。

ここからは、
【FA-78-1B フルアーマーガンダム・タイプB】と『FA-78B バンディエラ版』は、何処が違うのかを4巻の描写からみていきます。

※以下の内容は「考察」になるので、よりネタバレ度が高くなります。ご注意下さい。

【FA-78-1B フルアーマーガンダム・タイプB】と『FA-78B バンディエラ版』の違いは以下のようにみえました。

1.【FA-78-1B フルアーマーガンダム・タイプB】右腕にある「3連ビームキャノン」が『FA-78B バンディエラ版』には無い。
2.【FA-78-1B フルアーマーガンダム・タイプB】左腕にある「シールド一体型2連ビームサーベル」が『FA-78B バンディエラ版』では左腕に装備されている。
3.両胸のダクト形状が変更されている。
4.推測だが、【FA-78-1B フルアーマーガンダム・タイプB】はG3ガンダムがベースだが、『FA-78B バンディエラ版』は別の進化を遂げたガンダムがベース。
5.推測だが、「3連ビームキャノン」が装備されなかった事から、「中距離爆撃機として、対艦隊戦闘で、単機で対等以上に戦える機体」を目指した【FA-78-1B フルアーマーガンダム・タイプB】と違い、『FA-78B バンディエラ版』は「中距離支援・対MS戦闘を行う為にトータルバランスを重視した」コンセプトの機体と思われる。

また運用方法も、劇中の作戦内容から「中距離支援」部は発揮されず、「対MS戦闘」にスポットがあたりそうです。

さてこの機体、「似たような装備のガンダム」で浮かぶのが「マドロック」です。


【ガンダム6号機・マドロック】

以下、wikiから転載。

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【ガンダム6号機・マドロック】
RX-78系のセカンドロットに属する6番目に開発されたガンダム。
「マドロック」の通称を持つ機体。
元々はジムの母体に使用されていた機体であり、その後現在の形に改修された。
本機のコンセプトはビーム・ライフルの再チャージの間、火力が低下することを防ぐために固定武装を強化することを目的としている。
両肩に大口径キャノン砲を装備しており、装甲も強化している。
機体重量の増加の対策としてパワーユニットが搭載されている。
ジャブロー防衛の際に未完成状態で破壊されており、修理と同時に肩アーマーと脚部ホバーユニットが追加されている。

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こうしてみると、『マドロック』ってビームライフルの再チャージ間の支援の為の中距離火力強化なんですね。
「装甲強化」「中距離火力強化」という類似点はありますが、コンセプトはまるで別。

実はマドロックとフルアーマーガンダムの関係には、疑問がありました。
「何故『中距離支援』『装甲出力強化』したガンダムタイプを別々に開発する必要があったのか」
同じような装備のガンダムタイプを重複しても無駄じゃないかって事です。

しかし、マドロック開発は「ビームライフル問題」が根本のコンセプトにあり、素体のガンダムに増加装備を付けるフルアーマーガンダムとは、根本的なコンセプトが違ってたんですね。

ところで、「マドロック」と「フルアーマーガンダム・バンディエラ版」の共通点といえば、もう1つあります。

『2機とも、同じキャリフォルニアを戦場とした機体』

なんですよね。

ただ、ジャブロー攻略戦で未完成だったマドロックより、『FA-78B バンディエラ版』は時期的に早く完成してるので、キャリフォルニアに投入された時期が違います。

であれば、「いち早くキャリフォルニア奇襲に投入し戦果を上げた(んであろう)フルアーマーガンダム・バンディエラ版」があるのに、何故「マドロック」が「キャリフォルニア攻略」に投入されたのか。
物語が進めば、「キャリフォルニア攻略前にフルアーマーガンダム・バンディエラ版が撃破されていた」とか「フルアーマーガンダム・バンディエラ版は別の戦場へ投入された」・・・なんて事もありそうですが、現時点で考察しますと、
「ビームライフルを装備できていないバンディエラ版」は「マドロックより劣る」という評価で、キャリフォルニア奇襲に投入された「フルアーマーガンダム・バンディエラ版」より評価が高く戦果が期待できる「マドロック」がキャリフォルニア攻略に投入された
とも言えるでしょう。

次に疑問が出るのが
「そもそもペーパープランとして存在が疑われるFSWS計画のフルアーマーガンダムで、タイプAでさえ、ア・バオア・クー攻防に(真偽は定かで無い)目撃情報のみある程度なのに、その前の時期にタイプBが実戦参加するのか」
というもの。

ただ、これも「ビームライフルを装備できていないバンディエラ版」は、完成プランではなく、試作実験機なのかもしれません。
劇中で「(フルアーマー化による)バランサー化が難儀していた」と表現されていることから、
「主兵装のビームキャノンが未完成だから兵器としては完成形にはほど遠いけど、動くから実戦投入してみる。」
ってとこでしょうか。

これなら「マドロックやフルアーマーガンダムAプランより早く実戦投入された」理由も納得。

そして一年戦争のガンダム評価が、いかに「ビームライフル」比重が高かったのかが伺い知れますね。

ビームライフルを装備していなかったピクシーが、戦時喪失(実際には隠密にスレイブ・レイス隊に転用)した事も、この時期の「ガンダム評価のビームライフル偏重」につながっているのかもしれません。

「マドロック撃破」「アレックス撃破」後の戦後には、「結局、アムロが凄かった」って評価に偏重するんでしょうけど。

結局、連邦内で驚異となったアムロは軟禁。それでも「ガンダム神話」は対ジオン効果として利用されるてっとこでしょうか。

本日は以上です。