0.機体解説(※wikiより転載)
リック・ドム は、テレビアニメ『機動戦士ガンダム』を初めとした、宇宙世紀を舞台とするガンダムシリーズ作品に登場する架空の兵器。
ジオン公国軍の人型機動兵器「MS(モビルスーツ)」の機種の1つ。
ザクIIに次ぐ次世代MSを開発中だったジオン公国では、ビーム兵器を標準装備した地球連邦軍のMSの出現以前より、新型の実戦投入は急務となっていた。
陸戦用MSとしては既にドムが配備されていたが、宇宙戦用には次期主力MSがロールアウトするまでの繋ぎとして、既存MSの改良型で急場をしのぐこととなった。
軍部の発注に対し、ジオニック社はザクIIの改良型であるMS-06R-2高機動型ザクIIを、対するツィマッド社はドムの改良型であるリック・ドムを競合機種として提出した。
ツィマッド社はドムに搭載されていた大気圏内用の熱核ジェットエンジンを熱核ロケットエンジンへと換装し、宇宙戦用化を計った。
腰部・脚部には各3基のスラスターノズルが設置された。
脚部の熱核ロケットエンジン開発のためにMS-06RD-4 宇宙用高機動試験型ザクが製作され、テスト中に連邦軍に目撃されている。
また、熱核ジェットエンジンの吸気機構、各部の防塵装備などの地上戦用の装備を廃す一方、熱核反応炉の冷却装置や腕部・大腿部・脛部の各部をプロペラントスペースとして用いるなど、各部が再設計された。
なお、直立したままのホバー移動が基本だったドムに対し、頭から突進するロケット推進が基本姿勢になったせいか、「顔」が上を向くように改修されている。
一部性能では高機動型ザクIIの方が凌駕していたもののコストパフォーマンスに劣ったため、結果的に総合性能の勝るリック・ドムが採用された。
宇宙でドムを製造していた拠点で量産が始まり、一年戦争後期に実戦配備されたが、地上のように他機種を圧倒するような機動性は発揮できず、また大気圏内と異なり移動は推進剤に頼るため、稼動時間もドムの4分の1程度といわれる。
実戦においては、キャメル・パトロール艦隊やコンスコン機動部隊のリックドム隊が、アムロ・レイが搭乗するガンダム他、第13独立部隊のモビルスーツや支援戦闘機により一方的に撃破され全滅に至る等、敗北の記録ばかりが目立つが、これは対戦相手が悪かったと考えるべきであろう(ガンダムの背後を取る事には成功している)。
本機は次期主力MSであるゲルググの配備が遅れ、また戦況の悪化もあり、暫定的ではあったが終戦まで主力の座にありつづけた。
武装は基本的にドムと同様である。ジャイアント・バズの他、近接兵装のヒート・サーベル(旧名・ヒート剣)を背部ラックに斜めに装着する。
なお胸部には拡散ビーム砲が内蔵されているが、出力が弱いためモニターに灼き付けを起こすことによる目くらまし程度にしか使えなかった。
しかし、太陽光以外に高い光量の光源が存在しない宇宙空間では地上以上に有効だった。
また、シャア・アズナブルが所属したといわれる隊では、試験的にビーム・バズーカが使用されたという。
ムサイ級の主砲に匹敵する威力を持つが、エネルギーチャージに時間がかかったり(OVA『機動戦士ガンダム戦記 アバンタイトル』では連射している様子が描かれている)、量産の上で難があったといわれる。
【劇中での活躍】
TVシリーズではシャアのザンジバルやキャメル艦隊の搭載MSとして、次いでコンスコン隊の主力MSとして第31~34話に登場し、以後ソロモン、ア・バオア・クーの決戦でも多数が登場するが、特に名のあるエースパイロットが乗ることもなく、演出上ザクに代わるやられ役でしかなかった。
しかし、被弾してア・バオア・クーに不時着したホワイトベースの右舷エンジンを後方より狙撃し、止めを刺したのはこの機体である。
TV版ではドムの動画が使いまわされ、直立したままの移動シーンも目立った。しかし劇場版では新作画部分で脚部・スカート内部にバーニアが描かれ、ドムとの違いが表現されていた。
またジャイアント・バズの砲身後部のカバーが開いて、発射ガスを後方に逃すリアルな描写もある。
小説版『機動戦士ガンダム』では、他のMS同様、頭頂高が一回り小さい16m大、ジオン軍初のビーム兵器搭載機であるとされ、実質的にゲルググの役どころで登場する。携帯火器として「ビームバズーカ」、斬撃兵装として「ビームサーベル」を装備。
ただ、このビームサーベルはビーム集束性能が連邦軍に比べ劣っており、RX-78ガンダムのそれほどには細く鋭い刃を形成することができない。
シャア・アズナブル率いるニュータイプ部隊がこの機体を主力としており、シャア自身も赤く塗装したリック・ドムに搭乗している。
劇中、この機体に乗るルロイ・ギリアム中尉の手によりガンダム(G3)は撃破され、アムロが戦死している。
この設定を反映して、TVゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズでは、ビームバズーカを装備し赤く塗装された「シャア専用リック・ドム」が登場し、のちにガンプラのマスターグレード発売を機に「MS-09RS」として設定されている。
漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、キャメル艦隊に搭載機として登場し、ホワイトベースを後方から挟み撃ちにしようとしたザンジバルのシャアは、キャメル艦隊から発艦したのがザクではなくリック・ドムと聞き意外そうな反応を見せており、彼が地球にいる間に宇宙戦用MSが更新されていたことが窺える。
1.カード
GCB稼動当初はゲルググを入手しちゃうと使わなくなる機体でした。
最近は頻繁に使っています。
カード絵は何気に渋いですよね。
3.パラメーター
コスト:110
HP:17
機動:17
防御:17
出力:13
回頭:5
[攻撃重視]拡散ビーム砲
攻撃力:1
命中率:20
総弾数:2
※防御重視も同じ
[機動重視]
攻撃力:10
命中率:20
総弾数:∞
優秀です。
唯一目劣りする回頭さえカスタムで補完してやれば一線級の戦力になります。
コンペした高機動型ザク系と比べても回頭で劣る以外は上。
適正武装もジャイアントバズであるリックドムは適正補正からくる命中精度を考慮して攻撃力の面で優れていると思います。
ただし、これは武装の自由度から言って論外な評価なのでそれ以外で評価すべでしょう。
また高機動型ザクは、固定楯と高速移動が魅力的な機体。
高機動型ザクとリックドムは比較すべきでは無く、運用方法がまったく違うと考えた方が良いのかもしれませんが、少なくともリックドム単体としてみた場合はガチでイケる機体と考えます。
4.適正
オグス
サカイ
シャリア・ブル
ガトー各種
シャア及びキャスバル各種
デラーズ
マレット
リリア
5.私見
リックドムは実は散々運用していて、今回の記事もその為にチョイスしました。
唯一の弱点である回頭を補完する意味でカスタムは私はオプスラ一拓。
もっとも逆転の発想でワイスコなんかも良さそうです。
武装は適正ジャイアントバズを中心に武装を考察すると左手はラッツリバーがお奨め。
ジャイアントバズの細いレンジを良い感じで補完してくれます。
また見た目もBOXタイプで3ガトに比べ邪魔にならないです。
5機藁でこの武装で運用すると攻撃レンジが大変な事になります。
但し、近距離青が無いのが大きな弱点となるので要中尉です。
命中率低いジャイアントバズを両手持ちにし命中率↑↑↑にできる対抗馬として3ガトがあります。
見た目はどうあれ、この武装はジャイアントバズの近距離レンジを補完できるので超実用的です。
母艦赤粘着するガチプレイヤーには対応として必須かも。
見た目から楯無しがお奨めですが、実用性で妥協するなら3ガト楯が鉄板のような気がします。
ちなみに私は以下の編成で使ってます。
[コンスコン隊]
リックドム×5
チベ(赤)+コンスコン
[キャメルパトロール隊]
リックドム×4~5
ムサイ+ドレン
[光る宇宙]
シャゲル+シャア
エルメス+ララア
リックドム
[ニュータイプ部隊]
シャドム+シャア
リックドム+シャリア・ブル
リックドム+クスコ
[プリムス隊]
ジョニザク+ジョニー
リックドム×2
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コンスコン隊