2022年夏公開予定の映画『機動戦士ガンダム ククルスドアンの島』の特報映像が公開されました!
【機動戦士ガンダム ククルスドアンの島】
タイトルをクリックすると同作HPへ飛びます。
ガンダムに搭乗したアムロが、安彦先生の手による最新映像で!
この動画だけで大興奮!!!
古谷徹さんの声も聞きたかったなあ。
この動画やティザービジュアルから読み取れるのは、以下でしょうか。
①タイトルに『THE ORIGIN』が無い。
②前情報とおり「テレビ版 第15話 ククルスドアンの島」がベース。
③ホワイトベースの横にグレーのペガサス級がいる。
④ガンダムはガンペリーで移動している。
⑤ガンダムはORIGINデザインの『RX-78-02(中期型)』。
⑥ティザービジュアルでは、アムロが旧日本兵のようなジオン帽をかぶっている。
⑦ティザービジュアルでは手前にククルスドアンのザクとおぼしき「グレーのザクⅡ」がいる。
①は、衝撃でした。
これは単に「THE ORIGIN」映像は同名の安彦先生コミックがベースで、「ククルスドアンの島」はベースがコミックに無い・・・というだけかもしれません。
しかし「劇場版・機動戦士ガンダム 3部作」に取り上げられなかったテレビ版エピソードのリメイクである本作は、「機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)」正史に組み込む意図があるのかもしれないのです。
私は個人的に大賛成です。
(THE ORIGINも、そうなって欲しい為、設定の精査を当ブログで連載してました。)
この、「THE ORIGIN」や「同・MSD」を正史に組み込む動きは、先日ご紹介した「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE(参考出品)」にも見られました。
(考えすぎかもしれませんが。)
【GFFMC ジョニー・ライデン専用ザクⅡR-2/シン・マツナガ専用ザクⅡR-1A】
これらは「MSV」コンテンツからの「参考出品」ですが、「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE オリジン・ザク」ベース。
「オリジン」をパラレルではなくファーストガンダム正史に組み込む流れともみれそう・・・と当時の記事に書きました。
「MSV」や「外伝コミック」を黒歴史にしないなら、正史に組み込む事は歓迎する流れです。
②は前情報とおりですね。
安彦先生のコメントでは、以下のような情報がありました。
・テレビ版制作当時「第15話 ククルスドアンの島」を他スタッフに丸投げして心残りがあった。
・当時、制作途中で病気入院した為、テレビ版・終盤全般を同様の「丸投げ」していた。
しかし「(劇場版)めぐりあい宇宙」製作できた為、そっちは心残りが無くなった。
・「第15話 ククルスドアンの島」のストーリーのプロットには、自分の手を入れてみたくなる魅力的な材料があった。
この考え方だと、安彦先生がファーストガンダム当時「他スタッフに丸投げ」したエピソードは、本作のように安彦先生によるワンチャンありますかね。
以下あたりどうでしょう。
(a)「第39話 ニュータイプ、シャリアブル」
(b)「第14話 時間よ、止まれ」
(c)「第25話 オデッサの激戦」
いずれも1話完結できそうで、かつ劇場版では大半が割愛されているエピソードです。
(a)「第39話 ニュータイプ、シャリアブル」は、安彦先生が「THE ORIGIN」コミック版で「シャリア・ブル」や「モスク・ハン」をデザインとキャラクター付けし直してます。
これは、当時先生が病気入院により制作に関われなかった為です。
このエピソード(第39話)は、短編として「GUNDAM EVOLVE15」でも映像化されています。
【GUNDAM EVOLVE15】
※タイトルをクリックすると同作HPへ飛びます。
ただ「劇場版・めぐりあい宇宙」で、このエピソードを外した判断したのも安彦先生ですので、映像化したい程の先生の気持ちは無いのかもしれません。
(b)「第14話 時間よ、止まれ」は昭和の戦争映画のような短編物語で、このエピソードの外伝を「U.C.HARD GRAPH」として夏元先生がコミックで描かれています。
【機動戦士ガンダム U.C.HARD GRAPH 鉄の駻馬 (1)】(全2巻)
*タイトルをクリックするとメーカーHPへ飛びます。
コミックでも取り上げられる程、爽やかで魅力的な1話で、コミック版「THE ORIGIN」でも描かれ無かった点は、本作「ククルスドアンの島」とも共通します。
ただ、このエピソードは安彦先生が作画監督してないんですが、「第39話 ニュータイプ、シャリアブル」と違って何らか形で関わってた可能性もあります。
その点では「ククルスドアンの島」のようにはならないかもしれません。
(c)「第25話 オデッサの激戦」は劇場版で拾われてますが、多数の魅力的なエピソードがカットされていて、コミック版「THE ORIGIN」にも大胆にアレンジされて描かれています。
「ジブラルタル」でのシャア専用ザクⅡの最後とか、マ・クベの最後は安彦先生のこだわりだと感じるんですよね。
これが映像化すれば、公式で「スレッガー隊」が登場!
HG「ジム・スレッガー隊仕様」も夢じゃ無い?!
もし映像化するなら、「黒い三連星」が安っぽくなっちゃうので「ダブルジェットストリームアタック」だけは、止めて欲しいですが。
あと、公式とORIGINでは「ジャブロー降下作戦」と「オデッサ作戦」の順番も違うので、映像化するなら「THE ORIGIN」名義になるかなあ。
・・・まあ、そもそも安彦先生に、これ以上「ガンダム」作る気持ちがあるかも判らないですが・・・。
③『グレーのペガサス級』は、何なんでしょうか。
【右・ホワイトベース/左・グレー色ペガサス級】
横にいる本作のホワイトベースと比較しても形状が違うようですし、ペガサス級『グレイファントム』は名前にグレーが付きますが形状がまるで違いますし。
まさかペガサス級1番艦ペガサス?
ホワイトベースを「G-3ガンダム」色にした渋めのデザインで、カッコイイですね。
④ガンダムはガンペリーで移動している。
このガンペリーもデザインし直されてますね。
期首上部に、元デザインには無い機銃付いてますし。
さすがにガンプラEXモデルでは発売しないだろうなあ。
コレをするなら、個人的には「THE ORIGIN」版「セイバーフィッシュ」を商品化して欲しい。
⑤「ガンダム」は「THE ORIGIN」の「RX-78-02 ガンダム 中期型」です。
「THE ORIGIN」では、最後まで「大地に立つ」事の無かったガンダムが、いよいよ大地に立つ!
それだけで感動ですが、このガンダムは「THE ORIGIN版 中期型ガンダム」なんですよね。
「THE ORIGIN版 ガンダム(初期型)」は「コアファイター」が内蔵されていないのが特徴ですが、「ククルスドアンの島」は物語上コアファイターが登場するので、コアファイター内蔵型の「中期型」としたのでしょう。
ただ、「THE ORIGIN」の中期型は、ホワイトベースがジャブローに到着した際に換装された設定です。
その他にも正史とORIGIN版のガンダムは、デザインや装備で様々な差異があります。
私も「THE ORIGIN版 ガンダム RX-78-02」を正史にどう組み込むか、以前考察しましたが、当時の記事では「正史とORIGIN版のガンダムは別機体」と結論付けました。
しかし本作「ククルスドアンの島」を正史とする場合、「正史・ガンダム RX-78-2」と「THE ORIGIN ガンダム RX-78-02」は同一機種とするしか無いですね。
「THE ORIGIN版 ガンダム RX-78-02」は「正史 ガンダム RX-78-2」とデザイン・ディテール等が大分違いますが、
「予備パーツや、試作機故の試験パーツに様々な形状が存在しており、それらを使用して現地で補修・運用していた為、THE ORIGIN版 ガンダム RX-78-02 中期型・後期型等の様々な形状も存在した。」
とすれば辻褄が合いそうです。
コレなら、正史版・THE ORIGIN 初期型・中期型・後期型、全てを「同一機体」とできますね。
当時の記事との変更を含め、まとめて整理してみます。
【プロトタイプ・ガンダム】
プロトタイプ・ガンダムについては以前考察とおり、「MSV版 プロトタイプ・ガンダム RX-78-1」は「コアファイター内蔵・試験型」、「THE ORIGIN版 プロトタイプ・ガンダム RX-78-01」は「戦術試験型」で、辻褄が合います。
【MSV版 プロトタイプ・ガンダム RX-78-1】
↕️ *別々に開発
【THE ORIGIN版 プロトタイプ・ガンダム RX-78-01】
【初期型】
「THE ORIGIN」の「初期型」は頭部形状以外は「THE ORIGIN版 プロトタイプ・ガンダム RX-78-01」や「ロールアウトタイプ」と同じ形状で、文字通り最初期の状態とされた設定です。
「正史=劇場版・機動戦士ガンダム」であるので、「ガンダム、大地に立つ」時点ではガンダムは正史の形状だったはずです。
とすればロールアウトから頭部と塗装変更し、「ガンダム、大地に立つ」以前のいずれかの時期に「コアファイター内蔵型 = 正史の形状」に改修したといえます。
(「THE ORIGIN版 プロトタイプ・ガンダム」)
⇩ *頭部変更した2号機を開発
【ロールアウトタイプ】
⇩ *頭部と塗装変更
【初期型】
⇩ *「MSV版 プロトタイプ・ガンダム」を元に、コアファイター内蔵型に改修
【ガンダム・正史】
⇩
ガンダム『第1話 ガンダム、大地に立つ』へ。
【中期型】
「THE ORIGIN」の中期型はジャブローで換装された設定でしたが、上記の理由から改変が必要です。
「正史=劇場版・機動戦士ガンダム」であるので、ガンダムは基本的に正史の形状のはずです。
しかし戦術試験的な「中期型」パーツをホワイトベースに搭載し、戦闘後の破損・補修時や状況によって現地改修し「中期型」で出撃したのかもしれません。
マチルダさんが補給でジャブローから輸送したガンダムの修理用パーツに、「正史の修理パーツ」の他に予備パーツとして「中期型」パーツもあったのかもしれません。
劇中ではホワイトベース隊をモルモット扱いしている描写もあります。
試作機であるガンダムも、戦果著しいホワイトベース隊が運用する中で実戦で「中型機パーツ」を試験運用していた可能性もあります。
つまり「中期型」とは「一時的に試験パーツを装備したガンダム」だったんじゃないでしょうか。
【中期型】
【後期型】
「THE ORIGIN」の後期型はマグネットコーティング時に換装された設定です。
「正史=劇場版・機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」であるので、マグネットコーティング時のガンダムは正史の形状でロールアウトしたはずです。
しかしマグネットコーティングはそれこそ試験運用でしょうから、マグネットコーティングとして正史のパーツでロールアウトしたとしても、様々な試験パーツがあり、その中の「後期型」パーツを試験運用として出撃したこと事もあったかもしれません。
つまり「後期型」とは「一時的に実験的な試験パーツを装備したマグネットコーティング・ガンダム」となります。
【後期型】
アムロも自身の扱いを「モルモットみたい」と評しており、ガンダムも様々な試験パーツがあって、時期により細かい仕様・形状が違う事もあった。・・・で良いでしょう。
もし「第39話 ニュータイプ、シャリアブル」が「ククルスドアンの島」のように安彦先生により映像化されれば、「中期型」「後期型」も正史デビューとなりますね。
⑥アムロの旧日本兵のような帽子をかぶったビジュアルは反戦映画のような物語を強く意識してるように感じます。これは、情報が無いので本編を見てのお楽しみでしょうね。
⑦グレーのザクⅡは「ドアン」とすれば、ガンプラHG商品化が楽しみです。
オリジナルのジオン国章もデザインされてますし、デカールにして欲しいなあ。
同時期にガンプラHG・GTOも多数再販されそうな予感。
何にしても楽しみですね!!!
本作については今月発売の「ガンダムエース」にも記載されています。
【ガンダムエース 2022年2月号】
*タイトルをクリックするとメーカーHPへ飛びます。
今月号からいよいよゲームをコミック化した「機動戦士ガンダム code FAILY」連載開始!
『機動戦士ガンダム バトルオペレーション code FAILY』
(タイトルをクリック頂くと、同作ゲームHPへ飛びます。)
ゲームもガンダムエースも熱いですね!
【お詫び】
12月11日【キリー・ギャレット】をテーマにした記事に一部誤りの可能性がありましたので、本日付けで修正しております。
同記事でキリー・ギャレット搭乗のザクⅡJ型のシールドにパーソナルエンブレム表記が「機動戦士ガンダム バトルオペレーション code FAILY」版には無いような記事を書いてましたが、表記のある情報も見た為、記事内容を一部変更しております。
(コミック版では少なくとも、シールドにパーソナルエンブレム表記ありました。)
不確定な情報を流してしまい、お詫び申し上げます。
【機動戦士ガンダム ククルスドアンの島】
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ガンダムに搭乗したアムロが、安彦先生の手による最新映像で!
この動画だけで大興奮!!!
古谷徹さんの声も聞きたかったなあ。
この動画やティザービジュアルから読み取れるのは、以下でしょうか。
①タイトルに『THE ORIGIN』が無い。
②前情報とおり「テレビ版 第15話 ククルスドアンの島」がベース。
③ホワイトベースの横にグレーのペガサス級がいる。
④ガンダムはガンペリーで移動している。
⑤ガンダムはORIGINデザインの『RX-78-02(中期型)』。
⑥ティザービジュアルでは、アムロが旧日本兵のようなジオン帽をかぶっている。
⑦ティザービジュアルでは手前にククルスドアンのザクとおぼしき「グレーのザクⅡ」がいる。
①は、衝撃でした。
これは単に「THE ORIGIN」映像は同名の安彦先生コミックがベースで、「ククルスドアンの島」はベースがコミックに無い・・・というだけかもしれません。
しかし「劇場版・機動戦士ガンダム 3部作」に取り上げられなかったテレビ版エピソードのリメイクである本作は、「機動戦士ガンダム(ファーストガンダム)」正史に組み込む意図があるのかもしれないのです。
私は個人的に大賛成です。
(THE ORIGINも、そうなって欲しい為、設定の精査を当ブログで連載してました。)
この、「THE ORIGIN」や「同・MSD」を正史に組み込む動きは、先日ご紹介した「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE(参考出品)」にも見られました。
(考えすぎかもしれませんが。)
【GFFMC ジョニー・ライデン専用ザクⅡR-2/シン・マツナガ専用ザクⅡR-1A】
これらは「MSV」コンテンツからの「参考出品」ですが、「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE オリジン・ザク」ベース。
「オリジン」をパラレルではなくファーストガンダム正史に組み込む流れともみれそう・・・と当時の記事に書きました。
「MSV」や「外伝コミック」を黒歴史にしないなら、正史に組み込む事は歓迎する流れです。
②は前情報とおりですね。
安彦先生のコメントでは、以下のような情報がありました。
・テレビ版制作当時「第15話 ククルスドアンの島」を他スタッフに丸投げして心残りがあった。
・当時、制作途中で病気入院した為、テレビ版・終盤全般を同様の「丸投げ」していた。
しかし「(劇場版)めぐりあい宇宙」製作できた為、そっちは心残りが無くなった。
・「第15話 ククルスドアンの島」のストーリーのプロットには、自分の手を入れてみたくなる魅力的な材料があった。
この考え方だと、安彦先生がファーストガンダム当時「他スタッフに丸投げ」したエピソードは、本作のように安彦先生によるワンチャンありますかね。
以下あたりどうでしょう。
(a)「第39話 ニュータイプ、シャリアブル」
(b)「第14話 時間よ、止まれ」
(c)「第25話 オデッサの激戦」
いずれも1話完結できそうで、かつ劇場版では大半が割愛されているエピソードです。
(a)「第39話 ニュータイプ、シャリアブル」は、安彦先生が「THE ORIGIN」コミック版で「シャリア・ブル」や「モスク・ハン」をデザインとキャラクター付けし直してます。
これは、当時先生が病気入院により制作に関われなかった為です。
このエピソード(第39話)は、短編として「GUNDAM EVOLVE15」でも映像化されています。
【GUNDAM EVOLVE15】
※タイトルをクリックすると同作HPへ飛びます。
ただ「劇場版・めぐりあい宇宙」で、このエピソードを外した判断したのも安彦先生ですので、映像化したい程の先生の気持ちは無いのかもしれません。
(b)「第14話 時間よ、止まれ」は昭和の戦争映画のような短編物語で、このエピソードの外伝を「U.C.HARD GRAPH」として夏元先生がコミックで描かれています。
【機動戦士ガンダム U.C.HARD GRAPH 鉄の駻馬 (1)】(全2巻)
*タイトルをクリックするとメーカーHPへ飛びます。
コミックでも取り上げられる程、爽やかで魅力的な1話で、コミック版「THE ORIGIN」でも描かれ無かった点は、本作「ククルスドアンの島」とも共通します。
ただ、このエピソードは安彦先生が作画監督してないんですが、「第39話 ニュータイプ、シャリアブル」と違って何らか形で関わってた可能性もあります。
その点では「ククルスドアンの島」のようにはならないかもしれません。
(c)「第25話 オデッサの激戦」は劇場版で拾われてますが、多数の魅力的なエピソードがカットされていて、コミック版「THE ORIGIN」にも大胆にアレンジされて描かれています。
「ジブラルタル」でのシャア専用ザクⅡの最後とか、マ・クベの最後は安彦先生のこだわりだと感じるんですよね。
これが映像化すれば、公式で「スレッガー隊」が登場!
HG「ジム・スレッガー隊仕様」も夢じゃ無い?!
もし映像化するなら、「黒い三連星」が安っぽくなっちゃうので「ダブルジェットストリームアタック」だけは、止めて欲しいですが。
あと、公式とORIGINでは「ジャブロー降下作戦」と「オデッサ作戦」の順番も違うので、映像化するなら「THE ORIGIN」名義になるかなあ。
・・・まあ、そもそも安彦先生に、これ以上「ガンダム」作る気持ちがあるかも判らないですが・・・。
③『グレーのペガサス級』は、何なんでしょうか。
【右・ホワイトベース/左・グレー色ペガサス級】
横にいる本作のホワイトベースと比較しても形状が違うようですし、ペガサス級『グレイファントム』は名前にグレーが付きますが形状がまるで違いますし。
まさかペガサス級1番艦ペガサス?
ホワイトベースを「G-3ガンダム」色にした渋めのデザインで、カッコイイですね。
④ガンダムはガンペリーで移動している。
このガンペリーもデザインし直されてますね。
期首上部に、元デザインには無い機銃付いてますし。
さすがにガンプラEXモデルでは発売しないだろうなあ。
コレをするなら、個人的には「THE ORIGIN」版「セイバーフィッシュ」を商品化して欲しい。
⑤「ガンダム」は「THE ORIGIN」の「RX-78-02 ガンダム 中期型」です。
「THE ORIGIN」では、最後まで「大地に立つ」事の無かったガンダムが、いよいよ大地に立つ!
それだけで感動ですが、このガンダムは「THE ORIGIN版 中期型ガンダム」なんですよね。
「THE ORIGIN版 ガンダム(初期型)」は「コアファイター」が内蔵されていないのが特徴ですが、「ククルスドアンの島」は物語上コアファイターが登場するので、コアファイター内蔵型の「中期型」としたのでしょう。
ただ、「THE ORIGIN」の中期型は、ホワイトベースがジャブローに到着した際に換装された設定です。
その他にも正史とORIGIN版のガンダムは、デザインや装備で様々な差異があります。
私も「THE ORIGIN版 ガンダム RX-78-02」を正史にどう組み込むか、以前考察しましたが、当時の記事では「正史とORIGIN版のガンダムは別機体」と結論付けました。
しかし本作「ククルスドアンの島」を正史とする場合、「正史・ガンダム RX-78-2」と「THE ORIGIN ガンダム RX-78-02」は同一機種とするしか無いですね。
「THE ORIGIN版 ガンダム RX-78-02」は「正史 ガンダム RX-78-2」とデザイン・ディテール等が大分違いますが、
「予備パーツや、試作機故の試験パーツに様々な形状が存在しており、それらを使用して現地で補修・運用していた為、THE ORIGIN版 ガンダム RX-78-02 中期型・後期型等の様々な形状も存在した。」
とすれば辻褄が合いそうです。
コレなら、正史版・THE ORIGIN 初期型・中期型・後期型、全てを「同一機体」とできますね。
当時の記事との変更を含め、まとめて整理してみます。
【プロトタイプ・ガンダム】
プロトタイプ・ガンダムについては以前考察とおり、「MSV版 プロトタイプ・ガンダム RX-78-1」は「コアファイター内蔵・試験型」、「THE ORIGIN版 プロトタイプ・ガンダム RX-78-01」は「戦術試験型」で、辻褄が合います。
【MSV版 プロトタイプ・ガンダム RX-78-1】
↕️ *別々に開発
【THE ORIGIN版 プロトタイプ・ガンダム RX-78-01】
【初期型】
「THE ORIGIN」の「初期型」は頭部形状以外は「THE ORIGIN版 プロトタイプ・ガンダム RX-78-01」や「ロールアウトタイプ」と同じ形状で、文字通り最初期の状態とされた設定です。
「正史=劇場版・機動戦士ガンダム」であるので、「ガンダム、大地に立つ」時点ではガンダムは正史の形状だったはずです。
とすればロールアウトから頭部と塗装変更し、「ガンダム、大地に立つ」以前のいずれかの時期に「コアファイター内蔵型 = 正史の形状」に改修したといえます。
(「THE ORIGIN版 プロトタイプ・ガンダム」)
⇩ *頭部変更した2号機を開発
【ロールアウトタイプ】
⇩ *頭部と塗装変更
【初期型】
⇩ *「MSV版 プロトタイプ・ガンダム」を元に、コアファイター内蔵型に改修
【ガンダム・正史】
⇩
ガンダム『第1話 ガンダム、大地に立つ』へ。
【中期型】
「THE ORIGIN」の中期型はジャブローで換装された設定でしたが、上記の理由から改変が必要です。
「正史=劇場版・機動戦士ガンダム」であるので、ガンダムは基本的に正史の形状のはずです。
しかし戦術試験的な「中期型」パーツをホワイトベースに搭載し、戦闘後の破損・補修時や状況によって現地改修し「中期型」で出撃したのかもしれません。
マチルダさんが補給でジャブローから輸送したガンダムの修理用パーツに、「正史の修理パーツ」の他に予備パーツとして「中期型」パーツもあったのかもしれません。
劇中ではホワイトベース隊をモルモット扱いしている描写もあります。
試作機であるガンダムも、戦果著しいホワイトベース隊が運用する中で実戦で「中型機パーツ」を試験運用していた可能性もあります。
つまり「中期型」とは「一時的に試験パーツを装備したガンダム」だったんじゃないでしょうか。
【中期型】
【後期型】
「THE ORIGIN」の後期型はマグネットコーティング時に換装された設定です。
「正史=劇場版・機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙」であるので、マグネットコーティング時のガンダムは正史の形状でロールアウトしたはずです。
しかしマグネットコーティングはそれこそ試験運用でしょうから、マグネットコーティングとして正史のパーツでロールアウトしたとしても、様々な試験パーツがあり、その中の「後期型」パーツを試験運用として出撃したこと事もあったかもしれません。
つまり「後期型」とは「一時的に実験的な試験パーツを装備したマグネットコーティング・ガンダム」となります。
【後期型】
アムロも自身の扱いを「モルモットみたい」と評しており、ガンダムも様々な試験パーツがあって、時期により細かい仕様・形状が違う事もあった。・・・で良いでしょう。
もし「第39話 ニュータイプ、シャリアブル」が「ククルスドアンの島」のように安彦先生により映像化されれば、「中期型」「後期型」も正史デビューとなりますね。
⑥アムロの旧日本兵のような帽子をかぶったビジュアルは反戦映画のような物語を強く意識してるように感じます。これは、情報が無いので本編を見てのお楽しみでしょうね。
⑦グレーのザクⅡは「ドアン」とすれば、ガンプラHG商品化が楽しみです。
オリジナルのジオン国章もデザインされてますし、デカールにして欲しいなあ。
同時期にガンプラHG・GTOも多数再販されそうな予感。
何にしても楽しみですね!!!
本作については今月発売の「ガンダムエース」にも記載されています。
【ガンダムエース 2022年2月号】
*タイトルをクリックするとメーカーHPへ飛びます。
今月号からいよいよゲームをコミック化した「機動戦士ガンダム code FAILY」連載開始!
『機動戦士ガンダム バトルオペレーション code FAILY』
(タイトルをクリック頂くと、同作ゲームHPへ飛びます。)
ゲームもガンダムエースも熱いですね!
【お詫び】
12月11日【キリー・ギャレット】をテーマにした記事に一部誤りの可能性がありましたので、本日付けで修正しております。
同記事でキリー・ギャレット搭乗のザクⅡJ型のシールドにパーソナルエンブレム表記が「機動戦士ガンダム バトルオペレーション code FAILY」版には無いような記事を書いてましたが、表記のある情報も見た為、記事内容を一部変更しております。
(コミック版では少なくとも、シールドにパーソナルエンブレム表記ありました。)
不確定な情報を流してしまい、お詫び申し上げます。