今週は「ガンダムエース」新刊やら「ROBOT魂」商品化やらで、宇宙世紀~0086年が大好物な私には話題がてんこ盛りでした。
その中でも「ROBOT魂」は予約開始が4月上旬ですし、今回は「ガンダムエース」の新刊からピックアップ。
(※極力ネタバレは避けてますが、気になる方はこれ以降は読まないで!)
いよいよ最終巻!
今月の月刊連載の最終話を同時掲載でゴールイン。
1.物語について
最終2巻では、0083後のメンバーの心の再生について、モンシアを代表して描いていました。
果たして、モンシアは前に踏み出せるのか?
ガトーやシーマのその後について、さらに掘り下げされるのか?
ただ、後日談的ストーリーは余程上手にしないと蛇足感半端無い無い内容になるでしょうし、難しい部分です。
ネタバレになってしまうので書けませんが、私、個人の感想としては
「物語として綺麗な幕引き」
だったと感じました。
未読の方、私はお薦めの内容ですので、良かったら是非お手にとって頂ければと存じます。
本作では本巻前の17巻までで既に、原作では戦死している人の中に明確に生存してる描写のキャラがいますが、後世の宇宙世紀上では「生死不明もしくは戦死」と連邦政府内で情報統制後に喧伝され伝わった・・・くらいにはできそうです。
「本作=隠蔽された事実」「公式アニメ=連邦政府内で情報統制後に、GPシリーズやコロニー落としの真実のみ隠蔽情報が民間に漏れ、再現された作品」と解釈できれば、お好きな方を正史と読者に判断を委ねるギリギリの内容で、設定重視な方も許容でき・・・ないでしょうか。
まあ「サンライズ公式ルール」は、あくまでアニメ化作品が正史として優先するので、本作はアレンジされた二次作品に分類されるのでしょうが、今の「ガンダム・正史公式」は受け手に委ねられてるので、好きな解釈を「自分の正史」に落とし込んで良いんでしょうね。
2.メカについて
「物語について」で、後日談的ストーリーを話題にしましたが、某女傑の後日談で「ガーベラテトラ改」が登場し、ROBOT魂の発売と連動なんて期待もしてました。
しかし、「ROBOT魂 ガーベラテトラ改」発売前に連載終了ですから、連動はできませんでしたね。
ちなみに「ガンダムエース2023.5月号」では、夏元先生のインタビュー記事がありました。
本作はスーパーバイザーに「0083」生みの親の今西監督を迎えており、あくまで夏元先生のフィルターを通してますが、今西監督の「0083でやり残した感」を拾っている側面がありそうです。
もしそうであれば、イグルー的メカが多数登場するのも今西監督絡みなのかなあ・・・と感じました。
どのあたりが、夏元先生の気持ちが入ったアレンジで、どのあたりが今西監督の部分なのか、あくまで夏元先生のインタビューから推測する部分となりますが、気になる方は是非「ガンダムエース2023.5月号」をお手にとって頂ければと思います。
とにかく、モンシア好き、不死身の第四小隊好きの私は大満足。
感動のフィナーレ!
夏元先生、お疲れ様でした!
次回のガンダム作品、楽しみにしております。