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『高機動型ザクⅡ初期型』【新商品・新連載】

2022-04-30 00:00:00 | 機動戦士ガンダム
今日は新商品『ROBOT魂 高機動型ザクⅡ 初期型』と新連載『機動戦士ガンダム ラスト ホライズン』ついて。

まず、新商品の紹介から。

プレミアムバンダイ・魂ウェブ商店で『ROBOT魂 ver.A.N.I.M.E.』より『高機動型ザク初期型』が受注開始されました!



Ⅰ/144スケールの立体化は初ではないでしょうか。
てっきりガンプラRGで先行して商品化されると予想していただけに意外でした。
ただ、独特なパネルライン(*後述)を気にしなければ『MS-06R-1A 高機動型ザクⅡシン・マツナガ専用機』のカラバリで立体化可能な機体なので、ガンプラHG(もしくはRG)のシン・マツナガ機を塗装して、『ガンダムデカールNo.110』等でマーキングするだけで再現できそうです。
本商品も写真でみる限りプレバンで既発の『ROBOT魂 MS-06R-1A 高機動型ザクⅡシン・マツナガ専用機』の頭部をブレードアンテナ無しに交換したカラバリに見えます。
しかし独特のカラーリング・マーキングが施された完成品として手に出来るのは、嬉しいですね。
また、本商品に『ガンダムデカールNo.110』のブレニフ・オグス用パーソナルマークを貼り付ければ、簡易的にガンプラMGシリーズでプレバンより発売されました『高機動型ザクⅡ ブレニフ・オグス専用機』を再現できます。
そこまで考えると、通常の『高機動型ザクⅡ初期型・本国防衛大隊仕様』とデカールを貼って『ブレニフ・オグス専用機』に仕立てる分の2個は欲しくなります。
まあ、ブレニフ・オグス機は『ガンプラMG』商品開発時に設定された完全な後付け設定な上、商品も高額ですから、難しい選択ですが・・・。

*ちなみに本機のモデルとなったMSVデザインはコチラ。



見えづらいですが、頭部と太股に独特のパネルラインがあるんですよね。
特に特徴的な頭部パネルラインは、シン・マツナガ機とも差別化できるので再現して欲しかったんですが、商品写真を見る限り無さそうです。
製品版で変更される神対応してくれれば嬉しいんですが、難しいですかね。

ちなみに『通常型 R-1A』であるシン・マツナガ機が『初期型 R-1』と形状が同じなのは、以下のような説があります。


①そもそもシン・マツナガ機は『初期型 R-1』で、同機を『R-1A』へ改修した説

もともと『R-1』として製造された機体を、『R-1A』開発時に表面形状を現状のまま、内部機構を『R-1A』と同様のものにバージョンアップ(不調だったジオニック社のエンジンをツイマット社のものへ変更、等)した説。
そのため、右肩装甲形状を『R-1』のまま変更せず、脚部の推進剤を初期型チューブ式のままにしており、内部機構を中心に『R-1A』更新したことで、見た目は『R-1』と変わらない『R-1A』として認定されたもの。
この時の『R-1』は改修後の『R-1A』と塗装パターンが違うとする説があり、同説ではその時の『R-1』が、ガンプラ『MG 高機動型ザクⅡ MS-06R-1 シン・マツナガ専用機 Ver.1』であるとしている。


[MG 高機動型ザクⅡ シン・マツナガ専用機 R-1 Ver.1]

この説の根拠は、単に商品名が『R-1』だった為で、この時期には後述する『③シン・マツナガ専用機は、そもそもR-1型でR-1A型は表示の錯誤である』説が有力視されており商品名称もその説を元に『R-1型』と設定したと思われます。

ちなみに『商品名が『R-1』のシン・マツナガ専用機』は、他にも『ZEONOGRAPHY版』があり、1/144派の私としては、コチラも見逃せないです。


[ZEONOGRAPHY 高機動型ザクⅡ シン・マツナガ専用機 R-1型]


②マツナガ機は当初より『R-1A』として製造された説。

この説はそもそもマツナガ専用機が『R-1A型』として製造された説で、比較的初期に製造された為、外装が『R-1型』とまったく同じになってしまったとするもの。
この説にはマツナガが既に『R-1型』を受領しており、その代替機として製造されたとする説もあり、諸説分かれる。
脚部・推進剤が『R-1型』のチューブ式なのは、「チューブ式と同形状の大容量カートリッジ式」とする解釈も存在します。


③シン・マツナガ専用機は、そもそもR-1型でR-1A型は表示の錯誤である説。

これは、シン・マツナガ専用機を当初『MSV』で紹介した際の『R-1A型』表記が錯誤とする説で、『脚部・推進剤は初期型はチューブ式だった(しかし不評だった為、カートリッジ式に改善。これがR-1A型となった。)』とする文字設定に準拠したものです。

MSV設定を掘り下げるのも面白いですよね。


さて、今回の『ROBOT魂 高機動型ザクⅡ初期型』は『シン・マツナガ専用機』の頭部ブレードアンテナ無しに交換したカラバリっぽいですが、カラバリの点でいえば他にも期待したい商品があります。
ROBOT魂のHPに先日UPされた『開発系譜図』を見ると商品化されてない機体がMSV元イラストで表示されてます。
これら未商品化の機体を元イラストで掲載してるのは、今後『商品化』を期待して良いって事でしょうか。
ちなみに『開発系譜図』はグフ系にもありました。



この『未商品化・機体』のイラスト表示のMSV群はカラバリで製品化できるMSも多く、これから商品化も容易ではないでしょうか。

『未商品化のイラスト掲載MS』は、具体的には以下の機体です。

①『MS-06D ザク・デザートタイプ ピンクパンサー所属機』
②『MS-06K ザクキャノン イアン・グレーデン機』
③『MS-06M ザク・マリンタイプ レッド・ドルフィン所属機』
④『MS-06V ザクタンク』
⑤『MS-06V ザクタンク アジア戦線仕様』
⑥『YMS-07A プロトタイプ・グフ』
⑦『YMS-08A 高機動型試作機』
⑧『MS-07C-3 グフ重装型』
⑨『YMS-07H-4 グフ飛行試験型』
⑩『MS-06RP 試製高機動型ザクⅡ』
⑪『MS-06RD-4 高機動試作型ザク』
⑫『MS-06R-2 高機動型ザクⅡ ギャビー・ハザード機』
⑬『MS-06R-2 高機動型ザクⅡ ロバート・ギリアム機』
⑭『MS-06R-1A 高機動型ザクⅡ マサヤ・ナカガワ機』
⑮『MS-06R-1A 高機動型ザクⅡ エリック・マンスフィールド機』
⑯『MS-06R-3 ゲルググ先行試作型』
⑰『MS-07H-8 グフ・フライトタイプ』

全部発売して欲しい!
④~⑪と⑭~⑯はカラバリでは無く形状も違いますが、全商品化を熱望です!!!

特に①③⑤⑦⑧⑨⑩⑭⑯は1/144で未立体化、④はガンプラ旧キットしかなく、②⑥はMSD解釈のガンプラしか無いので、マストで欲しい!!!

いやあ、ROBOT魂はMSV立体化の希望の光ですよ!

余談ですが、『開発系譜図』上で『ザクⅡ』は『J型』がROBOT魂・商品ビジュアルで、『F型』がセル設定画になってます。
深読みすると『ROBOT魂・ザクⅡ』は『J型』を商品化したもので、『F型』はこれから商品化する・・・とも解釈できます。
ファーストガンダム・アニメ劇中では『F型』『J型』の差異はありませんが、ガンプラMGでは背部バーニアや脚部スラスタ等に差異があります。
本シリーズは(厳密には「アニメ再現」の意では無いが)『ver.a.n.i.m.e』をうたっているので、バーニアやスラスタの差異を立体化で表現することは無いでしょうが、MGドムとリックドムのように「ボディーカラー」に差異を付けて商品化する可能性はゼロでは無いような気もします。
ROBOT魂では、陸戦型ガンダムも砂漠仕様はベージュにしてましたから、「F型」を若干暗めの色にして商品化はありえる気がしてきました。
マニアックな話をすればROBOT魂で「F型」は「リアルマーキング」Ver.として、すでに商品化してるんです。
「リアルマーキング」の左肩マーキングは「MSV」で「F型」としてデザインされているザクⅡなんですよね。


[ROBOT魂 ザクⅡ リアルマーキング]

しかし、流石に『F型』商品化は無いか・・・。


次の話題は、新連載『機動戦士ガンダム ラスト ホライズン』


新連載『機動戦士ガンダム ラスト ホライズン』

集英社「グランドジャンプ」で新連載の一年戦争を舞台にしたガンダム外伝コミックです!

集英社でガンダム漫画を連載されるのは珍しいですね。
「一年戦争ガンダム外伝コミック」では集英社は初めてじゃないでしょうか。
寺田ケンイチ先生の画風はミリタリーテイストも抜群で素敵です。
キャラクターも魅力的で引き込まれます。
物語としては全然違うのですが、MS小隊規模の人物配置なので08小隊をイメージして親しみやすいです。
敵ザクの武器が大型ガトリング等、既視感を覚えましたがご愛敬。
また、舞台が北米戦線でコード・フェアリーと同じ地域。
しかし予告で衝撃の展開が描かれ、北米戦線が舞台なのも納得。
TV版ベースだと死んだと思われていたファーストガンダムの「あるキャラクター」が舞台装置的に登場する事を暗示していて、今後の展開に注目です。
タイトルページにある『オリジナルMS』がガンダム・タイプを示唆しており、設定としてどういう立ち位置となるのかも個人的に興味があります。

新たな産声を上げたガンダム・コミック『機動戦士ガンダム ラスト ホライズン』!
期待してます!

ちなみに『機動戦士ガンダム ラスト ホライズン』は冒頭20ページを試し読みもできます。


興味がおありの方は是非、読んでみて下さいね。
(上述「試し読み」付近をクリックすると、試し読みページに飛びますよ。)

『ラ・グランパ』【「ククルス・ドアンの島」最新情報】

2022-04-23 00:00:00 | 機動戦士ガンダム
今日は『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』続報について。

6月公開の劇場作品『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の新情報が解禁されました。
新情報は主に以下の内容です。

(1)登場キャラクター新ビジュアル・新設定・相関図解禁!!

①連邦側


新キャラクター『参謀』はイヤミな雰囲気でイイ味出してますね。
他の既存キャラクターはヴィジュアル的には元(ファーストガンダム版)の印象と変わらない印象。
ブライトと違い、軍服カラーが元と同じベージュだから印象が大きくブレないのかもしれません。
軍服カラーは、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』で設定された『所属軍と軍服カラー』に沿っていると思われます。
簡単に言うと、

・陸軍は『ベージュ』
・海軍は『ブルー』

という違いを付けてるんですね。
その点で『ホワイトベース隊がゴップ指揮下にある』コメントが目を引きます。
ブライト達(スレッガーを除いた)ホワイトベース隊の軍服が青いのは(ORIGIN設定では)『海軍』だった為で、『陸軍』のゴップ指揮下ならベージュの軍服になるはずです。
ましてや本作では『ホワイトベース隊はジャブローからベルファストに向かう途中』であり、ジャブローに帰港した時点で軍服も代わって然るべきです。
そうでは無いという事は、『所属軍と軍服カラー』設定は無くなったと見ていいですかね。
であれば、ファーストガンダムとの互換性上は問題だった『ブライトの軍服がベージュでは無い』点も、『ブライトはベージュとブルーの両方の軍服を持っている』で説明ができます。


②ジオン側。


コチラも元デザイン(ファーストガンダム版)と変わらない印象です。
『サザンクロス隊』がモロッコ戦線にいたというのは目に付きます。
『機動戦士ガンダムMSD ククルス・ドアンの島』でククルス・ドアンのY-02小隊は北米戦線にいましたから、ドアンは北米戦線からモロッコ戦線のサザンクロス隊に転籍した・・・と思いたいです。

③相関図


同作Twitterに相関図が解禁されました。
こういうのを見ちゃうと否が応にもワクワクしちゃいますね。


(2)新メカビジュアル解禁!!


ORIGIN版ジム!!
これはガンプラ化!
お願いします!!




①ガンキャノン(カイ機)



新規デザインされたガンキャノン!
「赤い口」「バックパック」「104機の機体番号」が目を引きます。
ファーストガンダム版とは別物ですが互換性を考えるなら、
『ホワイトベース隊のガンキャノン(ガンダム同様)はモルモット扱いを受けており、実験パーツを組み込んだ本作ヴァージョンで出撃した記録もあった。』
といったところでしょうか。
「機体番号104」も興味深いです。
本来カイのガンキャノン『C108』であり、機体表面に機体番号は表示せずに運用。
『めぐりあい宇宙』で『C109』が配備された為、区別するため機体表面に『108』『109』と表示した・・・とするのが定説です。
敢えて『104』としたのは、本作で撃墜➡『108』が補充されちゃうって事ですかね。
ただ、コミック版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 17巻』(ブラウ・ブロ編)でのカイのガンキャノンが104号機で(「めぐりあい宇宙」ガン無視で)、それを元に機体番号を設定しただけかもしれないですね。

②ガンキャノン(ハヤト機)



カイ機と同じ『赤い口』と『スプレーミサイルランチャー』が目を引きます。
バックパックは元(ファーストガンダム版)に近いですかね。
『スプレーミサイルランチャー』装備のガンキャノンは、テレビ・映画・OVA媒体のアニメで「初」じゃないでしょうか。

③ジム(スレッガー機)


出ました!
是非、ガンプラ化!
お願いします。!バンナム様!!!

④ルッグン


いやあ、出ないと思ってた『ザクⅡをぶら下げたルッグン』、まさかの登場!!
テレビ版『ククルス・ドアンの島』のザクといえば、投擲ザクとコイツでしたが、ドアン追撃隊がサザンクロス隊になると聞いて登場を諦めてました。
ぶら下がってるザクⅡは『ORIGIN版 C型』ですかね。

⑤コアブースター


コアブースターが新規デザインで登場。
以前の記事」で、『コア・ブースタープラン004』ではないかと予想してましたが、もう1つの予想『ORIGIN版コアブースター』が正解でしたね。
ファーストガンダムとの整合性を考えるなら『コア・ブースタープラン004をホワイトベース隊向けに改修し試験導入した機体』で良いんじゃないでしょうか。

⑥ホワイトベース


ホワイトベースはアニメ版『ORIGIN』準拠です。
ファーストガンダムとの整合性を考えるなら『一時的にジャブローで試験パーツを使って改修したホワイトベース』とし、『ベルファストで元(ファーストガンダム版)のホワイトベースに戻した』でどうでしょう。

⑦ガンペリー


ガンペリーも新規デザイン。
ファーストガンダムとの整合性を考えるなら、ファーストガンダム版を『ガンペリーA型』、本作のを『ガンペリーB型』と別機体設定ですかね。

⑧新型地上戦艦


MS-Igloo 重力戦線のヘヴィ・ホーク級』以来の一年戦争・新型陸軍戦艦!
ザブングルの大型ランドシップとかダンバインの大型オーラシップにいそうなデザインだなあ。


・・・色々とワクワクする新情報!!!

しかし、一方で目を瞑りきれないほど感じる問題があります。
それは、

『機動戦士ガンダム・公式劇場作品の本作の設定は『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』の設定をベースとしている』

という点です。
本記事内でもフォローする見解は記載してますが、『物語進行の時系列相違』は新情報により決定的な程の大きな相違が発生しています。
時系列のフォローは過去記事で辻褄合わせを記事にしてきましたが、もはや小手先の説明では無理な状況です。
新情報の度にフォローしても次々と差異が出るので、完成した本作・劇場版を鑑賞してからコメントしたいと思います。

その点でも劇場公開が待ち遠しいですね。

本作の『ドアンザク』も『METAL robot魂』で商品化しそうですし、楽しみが尽きないですね。

【以前の記事の追加・補足】
4/9記事『ニュータイプは万能ではない』で紹介しましたモビルスーツ『青いガーベラ?』は、ガーベラでは無く『高機動型ケンプファー』でガーベラの一部パーツの前身を使用してるようですね。

『レプス』【機動戦士ガンダム バンディエラ 最終巻】

2022-04-16 00:00:00 | 機動戦士ガンダム
『機動戦士ガンダム バンディエラ』が遂に最終巻を迎えました。


機動戦士ガンダム バンディエラ 6巻

余韻の残る終焉。
全ては主人公・ユーリーの判断と行動が読む者の心を捉えた結果だと感じます。
ユーリーはサバイバーズ・ギルトが転嫁して責任感を感じている描写が描かれていました。
しかし、ユーリーの最後の行動は、それだけが原因ではありません。
ユーリーの周りの人間、セリダやクラウデン、ライバルのシモンでさえ
『ユーリーが戦うべき場所は戦場では無い。』
と感じ行動していくのですが、当のユーリーは責任感で最後の判断をします。
それはセリダの想いとは真逆で彼女に深く影を残す選択ですが、彼女にこれ以上殺戮をしないで欲しいというユーリーの願いであり、ライバル・シモンに文化を繋いでいくものでした。
ユーリーは当初から人の死を背負ってしまう人物として描かれていましたから、セリダに自分と同じものを背負って欲しく無いと感じるのは当然でしょう。
交戦中にシモンの意を理解してしまったユーリーが、たくさんの死を背負っている自分にその資格はなくシモン自身に想いを託すのも理解できます。
ただ、ユーリーを想う人たちの気持ちに応えない、彼が不在となる未来を迎えてしまいます。
世間から蔑まされるユーリーですが、それでも彼を憧れる者達へと光は受け継がれていきます。
戦争からたくさんのモノが奪われた世界でも、文化は繋がっていく。
サッカー選手が戦場に立つ『文化』を描いた物語も、希望の残る結末を、ここに迎えました。

・・・ネタバレを最小限にしたく抽象的な表現にしましたが、読後であれば意味もご理解頂けるものと思います。
是非、本屋さんで。ネットでお手に頂ければと存じます。
今までに無いガンダムの物語があなたを待っているハズです。
特に本作は受け手によって印象も大きく変わりそうな物語です。
皆様なりの解釈を楽しんで頂ければと願います。

感動のフィナーレに水を差すようですが、当ブログ上はどうしても触れておきたい嬉しい新モビルスーツが登場します。
敬愛するマ・クベ大佐が絡む新型機なので、勿論ツイマット社製。
作中で統合整備計画にも触れていますから、他社の技術も流入してそうです。
[多分、イフリート系を示唆してるのかな。]

表紙でネタバレしてますから書いちゃいますが、頭部・胸部はヅダ。


[HGUC ヅダ]

左肩はギャンクリーガー?


[HGUC ギャンクリーガー]

また[表紙には描いてませんが]脚部カバーに「イフリート改」の意匠が見られます。


[HGUC イフリート改]

本作でマ・クベ大佐はモビルスーツ戦で戦死してるので、ベースが「テレビ版・機動戦士ガンダム」の可能性が高いですが、それでも「ギャンクリーガー」が開発されている点は嬉しいエピソードです。
試作機で開発中の未完成品かもしれませんが、「ギレンの野望」のようなifストーリーでは無く、一年戦争・正史に「ギャンクリーガー」が存在していて良いという可能性が出てきたのです!
「ギャンクリーガー」が開発されている・・・という事は「高機動型ギャン」の存在は肯定できるでしょう。
もしかしたら「ギャンキャノン」「ギャンマリーネ」も、アリかもしれません。
流石に、戦死した黒い三連星の「専用・高機動型ギャン」等は無理でしょうが、一連戦争・終盤まで生存しているパイロットの専用機があっても不思議じゃないでしょう。
いやあ、勝手ながら盛り上がってきた!

新モビルスーツは、簡単なミキシングでは無理でしょうが、似た機体ならガンプラHGUCでできそうです。
ガンプラも大分生産数増えて来ましたし。
まあ、プレバン品をどうするかは、問題ですが。

モビルスーツと言えば他にも、コミック版ブルーに登場したあの機体もでてますね。


[機動戦士ガンダム外伝 ザ・ブルー・ディスティニー]
〔誤解無いように言及しますが、上の表紙のモビルスーツではありません。〕

フルアーマーガンダムも右腕にあの装備が!

モビルスーツにも注目な『機動戦士ガンダム バンディエラ 最終巻』!

オススメですYo!

『ニュータイプは万能ではない。』【ROBOT魂・高速機動型ザク】

2022-04-09 00:00:00 | 機動戦士ガンダム
『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』のペッシェ編がU.C.0082へ。


【機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE】
*タイトルをクリックすると、同作HPへ飛びます。

『エンゲージゼロ』がいよいよ登場。



エンゲージゼロは「ガンダム開発試験0番機」が正式名称で、ブロッサムのオプション試験0番機みたいですね。
ジオン系のガンダムだから、デザインが奇抜なのか。
オービルが機体解説するところは説得力あるな。

青いガーベラも登場?
【追加・補足】
*これはガーベラでは無く『高機動型ケンプファー』で、ガーベラの一部パーツの前身を使用してるようですね。



同作では『機動戦士MOONガンダム』初のアニメカットもありますし、目が離せませんね。



そして、ペッシェといえば『高速機動型ザク』。
今日は、そんな『ROBOT魂 高速機動型ザク』について。


【ROBOT魂 <SIDE MS> MSN-01 高速機動型ザク ver. A.N.I.M.E.】

詳しい商品詳細は商品HPをご覧頂くとして、商品の印象は以下のとおりです。

①エフェクトが豊富。バーニアエフェクトやビームエフェクトが多種・多数。
②可動しないデザインなのに思ったより可動・表情付けができる。腰のねじり、脚の引き出し。
③プロポーションや脚シリンダーのギミックが素晴らしい。

特に気に入ったところは以下でしょうか。

①プロポーション
まずはプロポーションが良いです。
今風にするなら、もう少し頭部を小さめにすべきでしょう。
そんなデザインのタコザクも欲しいですが、MSVの元デザインと今風の折衷案的な絶妙なバランスで、本作も素晴らしいです。

②色・マーキング
色は落ち着いた白でおもちゃっぽくなく、しっとり感が良いです。
マーキングもMSVの元デザインの印象そのままで、情報量も多く素晴らしい。

③ブレードギアとシリンダーの連動可動
ブレードギアの可動に合わせ、脚シリンダーが伸縮するのが、メカっぽい演出で嬉しいです。


[ブレードギア・足裏面でベタ踏み状態]


[ブレードギアを伸ばした状態]
伸ばす際にシリンダーも引き出されるのが最高です。
頭身も伸びるので、この状態のほうがカッコイイです。

それでは、お楽しみのおポージング撮影をいってみます。

まずこの機体は「飛ばしてなんぼ」でしょうから、浮かせてみます。



ちなみに左胸の「2」は、元機体「サイコミュ試験ザク」の機体番号。
後ろから。



バーニア多数ある後ろ姿は圧巻。
ちなみにサイコミュ腕以外のバーニアは可動します。
横から。



地味な話ですが、様々な角度から眺められるのは、絵には無い立体物の醍醐味ですね。

頭部モノアイを稼動してみます。



上方向はダメですが、ザクⅡ同様横方向には可動。

お待ちかねのサイコミュ腕を飛ばしてみます。



開封直後だからか、保持力強く魂ステージ無しで浮かせられました。
方向を変えてみます。



最後に後ろから



このアングルはレアだし、バーニアも映えるし立体物の冥利に尽きますね。

次のMSVも楽しみですね。
コッチはまだ注文受付中ですから、ご興味おありの方は是非。



ROBOT魂 <SIDE MS> MS-06V-6 ザクタンク (グリーン・マカク) ver. A.N.I.M.E.


『高機動型ザク(地上用)』【サザンクロス隊】

2022-04-02 00:00:00 | 機動戦士ガンダム
今日は今年6月公開予定の『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の追加情報『サザンクロス隊』について。

(*商品の紹介や固有名詞の解説が必要な方は、ある程度のリンクを貼ってますので、対象単語をクリックする事で商品HPや公式解説等にジャンプできます。)


【機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島】

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』公式HPのTwitterに、『サザンクロス隊』の情報がUPされました。



個性派揃いの部隊ですが、『ククルス・ドアンが元隊長をしていた部隊』という設定。
この設定については安彦先生が先日発売した『ガンダムエース 2022年5月号』で以下のようなコメントしてました。

『サザンクロス隊は、ククルス・ドアンが元隊長していた部隊と設定したのは、おおのじゅんじ先生のコミックから拝借した。』

おおのじゅんじ先生のコミック『機動戦士ガンダムMSD ククルス・ドアンの島』は、映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の中で設定の一部として生き続けているんですね。

・・・って、設定の参考にして頂いても『機動戦士ガンダムMSD ククルス・ドアンの島』自体は黒歴史になりそう。
このあたりを黒歴史にしない為の考察は、以前の記事(3/14)をご参照下さい。

安彦先生のインタビューについては、詳しくは『ガンダムエース 2022年5月号』にございます。興味おありの方は、是非購読頂ければと存じます。


ガンダムエース 2022年5月号


機動戦士ガンダムMSD ククルス・ドアンの島

さて、今回の追加情報で最も気になったのはサザンクロス隊のモビルスーツ。



いずれも『MS-06GD 高機動型ザクⅡ(地上用)』という新機種!
型式番号『MS-06GD』から察するに『MS-06G 陸戦高機動型ザクⅡ』の後継機の位置づけでしょう。

さらに、ザクⅡ初の『ホバー機能』搭載!
グフ飛行試験型(MSV)➡ドム試作実験機(MSD)➡プロトタイプドム(MSV)➡ドム・・・で開発されたホバー機能を小型化に成功し、陸戦高機動型ザクⅡへ搭載させたといったところでしょうか。
ドム試作実験機(MSD)の前身が高機動試験型ザク(MSD)なので、ザク➡ドムの系譜をドム➡ザクへ先祖返りさせたイメージです。

『MS-06G 陸戦高機動型ザクⅡ』と『MS-06GD 高機動型ザクⅡ(地上用)』の具体的な違いは、

①『MS-06G 陸戦高機動型ザクⅡ』
J型の後継機。推力強化による機動力・ジャンプ力の向上機。
移動手段が歩行とバーニアなので障害物を飛び越したり、凸凹な荒地に適した機動を行う。

②『MS-06GD 高機動型ザクⅡ(地上用)』
『MS-06G 陸戦高機動型ザクⅡ』で実現出来なかった小型ホバーを実装した機体。
ホバー移動の恩恵だけならドムで充分なんだろうけど、ザクを好むパイロットの要望から生まれた機体とか。
ホバーは早いいんだろうけど、もしかしたら重量増して、ジャンプや歩行は遅いのかも。

・・・といったところでしょうか。


[グフ飛行試験型]


[ドム試作実験機]


[プロトタイプドム]


[ドム]


[高機動試験型ザク]

ジオニックとツイマットの垣根はありますが、いずれも開発用サンプル媒体提供として垣根を超えてるんでしょうね。
『ホバー機能の小型化』は、大戦末期に連邦で『装甲強化ジム』が成功させてますし、それ以前に開発先行しているジオンが小型化に成功していても不思議はありません。
テレビ版『ククルス・ドアンの島』の時期はドム登場前だから、ザクⅡにホバー機能をつけるのは不自然な印象がありますが、今回の劇場版で時期設定再編され、ドム登場後にククルス・ドアンの島のエピソードとなってるので問題はありません。
この時期設定の編纂については、以前の記事(2/5)をご参照下さい。
そもそもザクにホバーを付けるのは小説版『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で』で現地回収機として登場してますし、満を持しての登場といったところでしょうか。

隊長・エグバ機の武器は、以前の記事の予想した[M-120ACザク・マシンガン]のようですね。
ちょっと細部が違うような気もしますが・・・。
ヒート剣は『機動戦士ガンダムMSD ククルス・ドアンの島』のヴァシリー機のザクの意匠が見られます。ここにも同作が息づいているんですかね。


【ザクⅡ・ヴァシリー機】

ガンプラ商品化が楽しみです!

安彦先生によれば『スレッガー専用ジム』も劇場版に登場予定との事。
コチラも楽しみです!