gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

『ティターンズは、力だ!』(オフィシャルバインダー)

2007-10-31 06:37:53 | アーケードゲーム ガンダムカードビルダー
A○azonからメールが入り近日中に「0083 オフィシャルバインダー」が届くようです。

「機動戦士ガンダム0083カードビルダー バインダー&デッキケースDXセット」
《セット内容》
・バインダーセット収納BOX(1)
・オフィシャルバインダー(1)
・9ポケットリフィル(60)
・オフィシャルデッキケース(1)
・ガンダムカードビルダー対応カード「ジム・クゥエル」(1)

前回のバインダーより9ポケットリフィルが倍封入。
これは嬉しいです。
前回の内容では正直2セット無いと当時の全種類排出カードを収納できませんでしたから。
また、デッキケースにはICカード収納ポケットも付属。
これも前回には無く、良い変更点です。
そして今回の目玉。封入カード「ジム・クゥエル」。
このカードが前回の「高機動型ザク」に比べ格段に魅力的です。
ただ、この変更だけで値段1000円程度のアップって・・・。
前回でも高すぎると思っていたのに。
せめてジム・クゥエルを(モンシア・ベイト・アデル用に)3枚付属させるとか、高値にする分サービスして欲しいところ。
それと、リフィルも逆さにしても落ちないカバータイプにして欲しかったです。

気を取り直して目玉商品「ジム・クゥエル」に注目してみます。

RGM-79Qジム・クゥエル
コスト140
HP17
機動15
防御16
出力21

比較として「ジム・カスタム」を。

RGM-79Qジム・クゥエル
コスト130
HP17
機動15
防御16
出力21

・・・コストが+10以外は同じなんですけど。
ジム・カスタムをコストアップさせた完全劣化!?

まあ、「両雄激突」バージョンアップ時にジム・カスタムが下方修正されて差がついてるかもしれませんし・・・。

「ビーム・ライフル(ジム・クゥエル用)」に適正(命中+5%)あるし。
格好良い「ティターンズカラー」だし。

っていうか「ティターンズは、力だ!」じゃないんですか!ジャミトフ閣下!
・・・あっ、このセリフはジェリドのだった・・・。

wiki見ると、ジム・クゥエルってそんなに強そうじゃないから、仕方無いのか・・・。
フォルドにも適正あるのかな???


以下、wikipediaより転載。


【ジム・クゥエル】


○機体解説

機体諸元 ジム・クゥエル
型式番号 RGM-79Q
所属 ティターンズ
建造 ルナツー
生産形態 量産機



○武装

頭部60mmバルカン砲×2
ビーム・サーベル
ジム・ライフル
ビーム・ライフル
シールド

○主な搭乗者

アルファ・A・ベイト
ベルナルド・モンシア
チャップ・アデル
フォルド・ロムフェロー


ジム・クゥエルは、スペースコロニー内外における、ジオン公国軍残党を初めとした暴徒鎮圧等の治安維持活動を主任務として開発されたティターンズ初期の主力量産MSである。基本構造はデラーズ紛争期にエースパイロット向けに配備されたジム・カスタムをベースとしているが、開発は戦後接収した公国軍の施設や兵器等から入手したテクノロジーを排除した純粋な連邦軍技術のみによって行われた。これは地球至上主義を掲げるティターンズでの運用が前提とされていた為であり、建造自体も旧ジオニック社の技術者が多く在籍するアナハイム・エレクトロニクス社等民間企業の協力を介さず、ルナツー工廠内で独自に行われた。宇宙世紀0083年のティターンズ設立計画書によれば、そもそもはオーガスタ研究所で開発され宇宙世紀0084年に地球連邦軍の各部隊に配備予定であったものを、前倒しでティターンズに配備し、専用機として運用する事となったようである。

機体名称の「Quel」には「鎮圧する」という意味と共に「地球の法と権限を行使する」 (Qualified to Use Earthly Law) という意味が込められているとされる。その運用目的から対人制圧戦に重点が置かれており、センサー性能の向上が行われている。頭部センサーの改良に加え、脛部には対地マルチセンサーが追加された。左胸部にも新たにセンサーが設置されている。

また、ジム・カスタムに比べ量産性や稼働率を向上させると同時に、信頼性を失わない程度の新規技術が投入されている。比較的加重の負担が少ない腕部構造に限定して、後のいわゆるムーバブルフレームの前身的機構が試験的に採用されている。腹部コクピット周辺等の形状から、この機体をベースとしてガンダムMk-IIが完成したと思われる。胸部複合インテーク・ダクト及びバックパックはジム・カスタムと同じくオーガスタ系ガンダムであるガンダムNT-1に準ずる形状のものが設置されている。

ジムのバリエーション機のほとんどが白系統の塗装であるのに対して、ジム・クゥエルはティターンズカラーである黒系統の塗装が施されている(例外としてコンペイトウ所属の連邦軍仕様の機体はジム改と同様の塗装が施されている)。ティターンズテストチームに配備された内の1機はガンダムヘッドを装備され、ガンダムTR-1[ヘイズル]の予備機として用いられたが、改修を受け新たにRX-121-2の型式番号を得てガンダムTR-1[ヘイズル2号機]となった。


○ 武装
頭部60mmバルカン砲
頭部に2門内蔵される近接戦用機関砲。初代ガンダムより受け継がれてきた連邦系MSの伝統的な武装。
ビーム・サーベル
ガンダムNT-1以降の機体に採用されたセンター配置型エネルギーサプライユニットに対応したビーム・サーベル(型式番号:XB-G-1065H)。グリップ内蔵のエネルギーCAPシステムと、マニピュレータープラグ双方からのドライブが可能なデュアルサプライデバイス方式を採用している。ジム・カスタムに採用されたXB-G-1019H型のマイナーチェンジモデルで、基本性能はほぼ同等。
ジム・ライフル
90mmの実体弾を連続発射する射撃装備(型式番号:HFW-GR・MR82-90mm)。ジム・カスタムに採用されたものと同一装備で、発砲時の排莢機構を省略したケースレスタイプの弾丸を使用する。ジム・クゥエルは任務の性質上市街地での運用場面が多く、こうした機構は周囲の建造物や民間人に余計な被害を与える事無く、任務遂行の円滑化に貢献している。
ビーム・ライフル
ジムII等他の系列機種にも広く使用されるビーム・ライフル(型式番号:BAUWA・BR-S-85-C2)。
ビームスプレーガンの生産ラインを流用して作られた廉価モデルだが、出力、稼働時間面での改良が加えられており、充分に実用的な性能を持つ。なお、コンペイトウ方面軍所属機体では、ヘイズルと同型のショートバレルタイプ・ビームライフルを装備した機体が存在したとの説もある。
シールド
他の系列機にも広く普及された防御兵装(型式番号:RGM・M-Sh-ABT/S-0019S)。着弾時の効率的な運動エネルギーの減免・拡散を目的とした曲面主体のフォルムを持つ。表面には特殊コーティング処理が施され、ビーム兵器に対してもある程度の耐久性を持つ。裏面にはマシンガンの予備マガジンを計2基マウント可能。

○ 劇中での活躍
OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』では新たに結成されたバスク率いるエリート部隊ティターンズの戦力として登場する。また、劇場版『機動戦士Ζガンダム』には警備を行っているシーンなどが追加されており、『0083』と『Ζガンダム』の時間軸の繋がりを示す証拠となっている。

いずれも数カットであり、ほとんど動いていない。いずれもティターンズカラーで塗装されているが、劇場版『機動戦士Ζガンダム』に登場のものは、『0083』版やプラモデルの仕様とは異なり、ガンダムMk-IIに準じたものとなっている。劇場版『ΖガンダムIII』では、エゥーゴ陣営で登場し、こちらはエウーゴ側のジムIIカラーである白/緑となっている。

プラモデル1/100マスターグレードモデルに添付されたインスト掲載のエピソードでは、MSを持ち出した過激な労働組合の闘争行動を、瞬時に鎮圧したりもしている。

雑誌企画『ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに』においては、下記のTR-1へイズルのベース機体となっている他に、コンペイトウ駐留部隊の機体として通常のジムと同様に白系統のカラーリングが施された機体が登場している。


○その他
機体デザインはカトキハジメ。この機体の設定画は『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の制作が、本来の最終話発売前に劇場版が公開される事になった事もあって、原画が先に描かれた後に設定画が起こされるという特殊な一例となった。その為、その原画をカトキ自身が書いているのでは?と言われている。この関係で原画と設定画に形状の一部相違が見られる(原画ではヒジ関節部がマルイチモールド。脚部は系列機ジム・カスタム同様、膝にスラスター、足首上の対地マルチセンサーの欠如等)。その為一部ファンからは、原画版は「ジム・クゥエル(初期量産型)」と呼ばれている。また、プラモデル「1/100 マスターグレード ジム・クゥエル」の製作に伴って新たに設定画が描き起こされた際、当初の設定画とは全体的に印象が異なる直線的なイメージに変更されており、特にランドセルに関しては、各部のバランスがリデザインされている。カラーリングに関しても当初の灰色と黒の組み合わせから、現在一般的に知られるガンダムMk-IIを意識した濃紺中心の組み合わせへと変更されている。






『カートリッジ!』(新カード『タクティカルリロード』集中考察)

2007-10-30 06:54:55 | アーケードゲーム ガンダムカードビルダー
『タクティカルリロード』
先日紹介しました新カスタムカード。
一定時間攻撃できないかわりに一回だけ武器補給する効果があります。
予備弾倉で弾数増加できる実弾兵器ならば、フェイクテクの効果以外では予備弾倉と効果が変わらず、コストが安いもののリロード時間に攻撃不可。

しかし、
『チェーンマイン』
『ビームジャベリン』
等、予備弾倉に該当しない兵器に使う事ができれば利用価値アップですよね。
そして、
『指揮』
も補給できるなら、2回まで限定で指揮ループが可能なんではないでしょうか。

『2回限定指揮ループデッキ』
①隊長機に『タクティカルリロード』搭載する為ドーピングは使えない。
②母艦艦長・旧ギレン付近にシンシア・セシリア・ラトーラあたりを配置しMAXまで待機。(20秒超は必要かも。)
③ギレンMAXで全機MAX。
④隊長機MAXになりテンションMAXが消滅する直前に『指揮』発動。
⑤この直後に隊長機は『クリティカルリロード』(修正が入ってニエーバではMAX中に『指揮』補給不可能になっていた分をカバー。)
⑥再度MAX消滅直前に『指揮』発動。

…攻撃不可時間さえクリアすれば理論上イケそうと思ったんですが、仮にイケても20秒MAXなるだけのネタ…。

まあ、とりあえず検証しなければ話もできませんよね。
…という訳で検証。(私は週末しかプレイできないのでこの先の記事は11/3に更新しています。)


《デッキ》

連邦・大佐ICで。

隊長機
ME ジム改(不死身の第4小隊専用機)
WE(B)ロングライフル
WE(A)小型シールド
CU タクティカルリロード
CH シロー・アマダ

二番機
ME ジム(ホワイト・ディンゴ隊仕様)
WE(B)ロングライフル
WE(A)小型シールド
CU ハロ
CH モーリン・キタムラ

三番機
ME ジム(ホワイト・ディンゴ隊仕様)
WE(B)ジム・ライフル
WE(A)小型シールド
CU 無し
CH アリス・ミラー

四番機
ME トリアーエズ
CH マクシミリアン・バーガー

艦長 レビル(Ver.1)

で、マクシミリアン・バーガーとアリス・ミラーの効果で全体のテンションアップ。
MAX後はシローとモーリン効果でテンションアップ。
艦長のテンションMAXコントロールだけでなくシローとモーリンによるテンション引き上げも狙ったデッキ。
これでタクティカルリロードによる2回限定テンションループを狙っていく。

《結果》
コンポとしての狙いどおりに展開する事ができた。
しかし、攻撃重視ボタン2度押しを無意識に意味の無いタイミングで押下するような操作ミスも多発した。
もともとテンションの上がりやすいデッキで、ループはしないものの普通に「指揮」補給しても充分のような気がした。
また、タクティカルリロードでは1回しか「指揮」補給できない為に効果が薄く、チェーンマインやビームジャベリンの補給に使った方が実用的に思えた。

『…君は時の涙を見る。』(バージョンアップ後カードレート)※10/29現在

2007-10-29 21:34:40 | アーケードゲーム ガンダムカードビルダー
ヤ○オクを見ているとカード価格が目まぐるしく変動しているようです。
今回の目玉、
『ハマーン・カーン』
バージョンアップ直後は5万円超えておりましたが、現在は2~3万円前後といったところでしょうか。
5万円というのは 所謂バージョンアップ『御祝儀価格』でしょうが、大分落ち着いてきました。
前回(0083)の『R・シーマ・ガラハウ』と同じような価格帯からスタートしており、値動きの良いモデルになるんではないでしょうか。
まあRシーマ・ガラハウより能力が実用的な気がするんで、其処まで値崩れはしないかもしれません。
この手の相場はゲーム人口による需要や排出率にも左右されるので一概には言えませんね。
しかし、半年前に御祝儀価格で5万円超えていたRシーマ・ガラハウのバージョンアップ後の現在の相場を見ると正に
『時の涙を見る』
思いです。
さて、他のカード。
御祝儀価格で3万円越えが目立った
『デンドロ』
『ノイエ』
『メットコウ』
『メットガトー』
は軒並み1~2万円の価格帯で取引されているように見受けられます。
レジェンドの2枚や心眼2枚は5千円~1万円超くらいか?
新ラルは5千円前後?
新ラルグフや新ドム3Sは3~5千円かな?

『ああ、メインカメラが!』(出撃報告・新カード排出コメント)

2007-10-28 22:16:46 | アーケードゲーム ガンダムカードビルダー
何と今日も出撃してきました。
連邦デッキのパイがMAXになったので出撃準備画面で、連邦キャラのパラメーターを確認したところ、

・・・めちゃくちゃな成長をしてました。

新機能であるパラメーター・ロック機能でロックしようと思ってましたが、これでは暫く先になりそうです。

今日もそんな訳でCPU戦でレベル上げ。
たまに嫌になったらジオン3rdIC(以前紹介したイバラノ氏対戦用の奴です。)で対戦してました。
しかし、対戦相手が50勝2敗とか、物凄い戦績の方ばかりで大苦戦。
こんな厳しい相手では、レベル1のお遊びデッキ(グフカスが青撃ちできない例のサハリンデッキです。)には厳しいと実感し、こっちもレベル上げする事にしました。

ちなみに先日宣言したノリスの件は確認しました。
完全な新カードのようです。
Ver.2の表示も有り。
パラメーターロック設定画面にも、旧Verと新Verが別に表示されていました。

今日の一番の発見は新戦場で聞いたBGM。
『イグルー』のBGMが採用されているステージが有り、CPU戦ながらテンションが上がりました。
BGMって大事ですよね。

さて、今日の引きカードですが、

【C】ジ:ザクⅡ寒冷地仕様
【U】連:コウ・ウラキ
【C】連:ラバン・カークス
【C】カ:タクティカルリロード

・・・ここでサテ変えました。
旧カードばかりで新カードも引いた事あるカードでしたので。
(^^ゞ

【R】ジ:ガーベラ・テトラ
【C】ジ:ザク・マシンガン改
【C】連:コア・ファイターⅡフルバーニアン
【C】カ:強化炸裂弾

・・・ここで中断してサテ変えました。
ガーベラ引いたんで。
(^^ゞ

【U】ジ:ザメル
【C】ジ:MMP-80マシンガン(後期型)
【C】ジ:ヒデト・ワシヤ
【U】連:ジム・ブルーディスティニー
【C】ジ:ザクⅠ・スナイパー
【U】カ:カメラ破壊

・・・ここで休憩しました。必然的に以下のサテも変わります。

【U】連:ヘビー・ガンダム
【C】連:ハープーン・ガン

以上で撤収。

『ヒデト・ワシヤ』
コスト/50
射撃/14
格闘/14
回避/15
覚醒/6
【練成訓練】「隊長機と一緒に同じ敵を攻撃すると命中率がアップする。」

キターーーーーーー(^O^)ーーーーーーーッ!
初IGLOOカードです。
早くズダに乗せてあげたいです。
カード的には平均的ですよね。


『ザクⅠ・スナイパー』
コスト/100
HP/12
機動/7
防御/5
出力/21
【定置迎撃】
【チャージ式スナイプセンサー】
適正武器:ビームスナイパーライフル

私は「戦場の絆」は1~2度程度しかプレイした事ないんで馴染み薄いんですが、とにかくイラストがカッコいいです。
ただ、この手の機体は開幕直後の初撃以外は活躍するハードルが高いような気がします。
旧ザクなんで全体的にパラが厳しいですが、2つの特殊能力と固定にあるバルカン砲でうまく立ち回るしかないか・・・。


『ハープーン・ガン』
水中適正と貫通弾効果付のアクア・ジム用射撃武器。
細長いレンジです。


『カメラ破壊』
コスト/30
【敵軍ユニット】〈戦術の3すくみが優位な時〉
「ダメージを負わせた敵軍ユニットは、その時選択していた戦術の攻撃エリアが一定時間表示されなくなる。(母艦や3すくみのり影響を受けないユニットには無効)」

今回の排出カードの中では最も興味を引いた新カードです。
例えば青撃ちで武器破壊された敵には格闘仕掛け放題って訳です。
3すくみで優位に立てただけでも厳しいのに・・・。
うーん、ちょっと壊れっぽいカードだなあ。
整理すると、
①自機が赤撃ち、相手が機動だと相手は格闘が一定時間できない+機動低下。次に青撃ちし放題できるが、効果薄い。
②自機が青撃ち、相手が赤撃ちだと相手は赤撃ちが一定時間できない+武器破壊。次に格闘し放題できる。
③自機が格闘、相手が青撃ちだと相手は青撃ちが一定時間できない+楯破壊・狙撃効果。次に赤撃ちし放題できるが、相手も赤撃ちで相撃ちは狙える。
①△
②◎
③○
なイメージかな?????
クロワラデッキに最も向いていて、赤撃ち超火力デッキにもまあまあ相性が良いって感じでしょうか。
ますますクロワラが強くなりそうな予感・・・。

『ハーモニー・オブ・ガンダム』

2007-10-28 09:55:38 | アーケードゲーム ガンダムカードビルダー
新カード出典に登場する表題の件を良く知らなかったんで調べてみました。
以下、wikipediaより転載。

『ハーモニー・オブ・ガンダム』
ハーモニー・オブ・ガンダム (Hermony of Gundam) は、サンライズ、バンダイ、バンプレスト、バンダイナムコゲームスの4社が共同でガンダムシリーズの一年戦争(同シリーズにおける架空の戦争の名前)末期における新しい局地戦用のモビルスーツ(MS/架空の人型兵器)を設定するプロジェクト。

2006年夏よりガンダムエースなどの雑誌で初公開され、2006年秋から発売されたガンダム関連のいくつかのゲームにてハーモニー・オブ・ガンダムで設定されたMSが登場した。


○概要

2006年11月から発売される一連のガンダムのコンピュータゲームに登場する新型モビルスーツ(MS)が設定され、ほぼ同時にプラモデルも発売される。4社の役割は、サンライズがMSの設定・考証を行い、バンダイナムコゲームスはそれらのMSの登場するゲームの開発と家庭用ゲームの販売、バンプレストはアーケードのゲームの販売、バンダイはプラモデルの開発・販売をそれぞれ担当する。MSのメカデザインはカトキハジメが担当。

従来のガンダムのゲームでも、ゲームバランスやマーケティング上の観点から、バンダイのビデオゲーム事業部が独自に設定を起こしたゲームオリジナルのMSがいくつも登場していた。それらはゲームの売り上げに貢献し、中にはゲーム以外にも進出するほどの人気を獲得したMSもあった一方で、従来のガンダムの世界観にそぐわないと批判されるMSも存在し、ファンの間でも幾度となく議論が巻き起こった。こうした事を踏まえ、2000年代に入ってからは、ゲーム発のMSであってもガンダムの版権元であるサンライズとバンダイの各部署が協力し、宇宙世紀の世界観に沿ったMSを設定するようになった。このプロジェクトもその一環であると思われる。また、各社が連携することで商品展開を素早く行えるメリットもあり、ゲームの発売から3週間という異例の早さでプラモデルが発売されている。


○登場作品

機動戦士ガンダム 戦場の絆(アーケード/2006年11月7日正式稼動)
機動戦士ガンダム ターゲットインサイト(プレイステーション3/2006年11月11日発売)
機動戦士ガンダム スピリッツオブジオン~修羅の双星~(アーケード/2006年12月下旬稼動)
ガンダムネットワークオペレーション 2nd Stage(WindowsMe,2000,XP/2007年1月より実装)

○ プロジェクトによって新規に設定されたモビルスーツ

MS-05L ザクI・スナイパータイプ
狙撃用に改装されたザクI。ザクは本来ビーム兵器を使えない旧式の機体であるが、サブジェネレーターを搭載した大型のバックパックに換装することで長射程のビームスナイパーライフルが使用可能になっており、頭部には狙撃用のカメラアイ、右膝には狙撃姿勢を保つため特殊なギアが設置されている(プラモデルが膝立てポーズを取れないための救済措置である)。以前の狙撃ミッションには長らくマゼラトップ砲が使用されていたが、精度と火力に乏しく、懸案事項となっていた上、ガルマ・ザビ大佐の戦死以降、勢力を増す連邦軍の足を止めるため長距離からの破壊活動が可能な兵器を要請されていた。本国ではサイコミュを応用したオールレンジ兵器を狙撃ミッションに使用することを検討したが、最前線である地球では難題であったのである。オデッサの敗戦以降、本国からの支援がほぼ打ち切られたキャリホルニアベースではゲルググで実用化されたビーム兵器の携帯技術を転用し、本機を製造したのである。ザクⅠを再び活用するにもこの開発は貢献した。
「戦場の絆」、「GNO2」に登場。

RGM-79FP ジム・ストライカー
格闘戦メインに開発された陸戦用ジム。全身にリアクティブアーマーを装備し、リーチの長いツイン・ビーム・スピアや100mmマシンガンを装備する。
武装を除く外観はRGM-79F デザートジムをリファインしたデザインとなっている。
「戦場の絆」、「ターゲットインサイト」、「修羅の双星」、「GNO2」に登場。
MS-09K-1(MS-09KMの表記もあり) ドム・キャノン単砲仕様
中距離支援用のドム。バックパックにロングキャノンを装備している。
ベースとなった機体はプロトタイプ・ドム。ドム・トロピカルテストタイプのような装備変更、局地戦特化型サブタイプである。
「GNO2」に登場。

MS-09K-2(MS-09KMの表記もあり) ドム・キャノン複砲仕様
中距離支援用のドム。キャノンが2連装になっている。
「GNO2」、「戦場の絆」、「ターゲットインサイト」に登場。

RX-78GP02A ガンダム試作2号機 MLRS仕様
アトミック・バズーカの代わりに多連装ロケットシステム (Multiple Launch Rocket System) を搭載したガンダム試作2号機(参考項目:MLRS)。
「戦場の絆」、「GNO2」に登場。

RX-78GP02A ガンダム試作2号機 ビーム・バズーカ仕様
アトミック・バズーカの代わりにビーム・バズーカを搭載したガンダム試作2号機。
「戦場の絆」に登場。

RAG-79 アクア・ジム
水陸両用のジム。正確にはHOGが初出ではなくM-MSVのアクア・ジムのリファインである。
ジオン公国軍の水陸両用MSに苦戦した連邦軍は、ジムをベースにしたこの水陸両用機を開発した。急な開発であったため、機動性などに欠点はあったものの、それなりの戦果を挙げている。
細部はジム・コマンド系統のデザインとなっている。
「戦場の絆」に登場。