「METAL BUILD ゼータガンダム」が10月1日(火)受注開始されることが発表されました。
私は1/144専門なのでスルーですが、METAL BUILDシリーズは宇宙世紀だけでも、もはや殿堂入りともいえる高いセンスに裏付けされた緻密な造形の「ケンプファー」や、出渕先生のベルトーチカ・チルドレン初期小説版掲載デザインを見事に再現した「Hi-νガンダム」等、傑作揃い。欲しい方には待望のアイテムとなりそうです。
1/144スケールの宇宙世紀出自の商品といえば、『HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムFSD (試作型ロングレンジ・ビームライフル装備)』が、ガンダムベース各店で10月12日(土)に発売されると告知されました。
上記の写真は先日「ガンダムベース東京」で撮影したものです。左上の商品が「HG 1/144 ガンダムFSD」で、この商品に今回「試作型ロングレンジ・ビームライフル」を付属して商品化。
ちなみに「ガンダムFSD」の「FSD」とは、「Full-Scale Development(全規模開発)」の略で、「局地型ガンダム」の各種装備や機器の強化・改修を目的に開発された機体、だそうです。
商品紹介に「『THE ORIGIN』外伝漫画「ククルス・ドアンの島」に登場する・・(中略)・・MSが「試作型ロングレンジ・ビームライフル」を携えて登場!」とあるとおり、おおのじゅんじ先生のコミック「機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島」で無双したあの「ガンダムFSD」が再現できるキットとなります。
写真は以前私が購入したコミック「機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島 3巻」で、正にこの写真の左側のモビルスーツと装備を再現できます。
ただ、今回新たに付属する「試作型ロングレンジ・ビームライフル」は新規パーツではなく、「ガンダムエース2018年6月号」の付録だったものがベースとなっております。
写真は私が当時購入した「ガンダムエース」の付録です。
『HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムFSD (試作型ロングレンジ・ビームライフル装備)』 商品紹介に「HGオリジンシリーズ「局地型ガンダム」「ガンダムFSD」専用の仕様として、バレル部分にシールドを懸架する事が可能。」とありますが、この「懸架パーツ」も当時の「ガンダムエース付録」から付属していたもの。
写真は当時私が購入した「ガンダムエース2018年6月号」付録の組立説明書の一部です。
写真のように懸架パーツとなる「A2⑲」「A2⑳」が当時の付録時点で付属していることが判ります。
ただ、『HG 1/144 ガンダムベース限定 ガンダムFSD (試作型ロングレンジ・ビームライフル装備)』 商品写真ではスコープがグリーンに輝いており、当時付属しなかったスコープ用シールが新規で付属するのかもしれません。
「試作型ロングレンジ・ビームライフル」本体は過去の流用ですが、ロングバレルにしたり、ビームガンにしたり、分割して背中にマウントできたりと非常にプレイバリューの高い内容になっております。
当時購入していた方には新鮮に映らない商品かもしれませんが、当時買い逃した方や、改めて作りたい方にはうってつけの商品化といえます。
ORIGIN系(MSD系)のククルス・ドアン関係を除くガンプラは「一般再販」に限ってですが、ここ数年「HG 1/144 RX-78-02 ガンダム(GUNDAM THE ORIGIN版)」「HG 1/144 シャア専用ザクII 赤い彗星Ver.」「HG 1/144 ザクII C-6/R6型」の3種を繰り返している印象で、「HG 1/144 ガンダムFSD」も久しく再販されてませんので、長年熱望しているファンも多いかもしれません。
「HG 1/144 ガンダムFSD」は「HG 1/144 局地型ガンダム」(ガンダムベース東京で撮影した写真の左下や右下の商品)に、新規パーツを追加した商品となっているので、「HG 1/144 局地型ガンダム」が欲しい方も当商品を購入することで(デカールや塗装等を考慮しなければ)「HG 1/144 局地型ガンダム」として組むことも可能です。
ORIGIN系ガンプラファンや、おおのじゅんじ先生「機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島」ファンとしてはたまらない機体と武装の商品化です!
願わくば本機と同時に登場した白い「ガンダムFSD」(写真の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島 3巻」表紙右の機体)や、本機と対決した「HG 1/144 ドム試作実験機」に「Y-02小隊エンブレム」デカールを付けた「ヴァシリー・ボッシュ専用機」の商品化も続けてお願いしたいところですね。