今週もガンプラ再販が話題で、特に「MG デルタプラス」「MG サイコザク」が人気みたいですね。
「デルタプラス」といえば、その原型機といわれる「デルタガンダム」の弐号機が、5月3日から各ガンダムベースで発売されるようです。
デルタガンダム弐号機は、そもそも「ガンダムベース東京」の前身である「ガンダムフロント東京」有料上映ブース「DOME-G」の映像作品『Competition of NEW GUNDAM -RED or WHITE-』に登場したMS。
当時、「ガンダムフロント東京」で『Competition of NEW GUNDAM -RED or WHITE-』は鑑賞しているハズですが、あまり印象に残ってないんですよね。確か、アナハイムがカラバにプレゼンした設定で、当機と「Zガンダム3号機 初期検証機」の模擬戦が描かれていたように記憶してます。
当時もガンプラHGで当機、RGで「Zガンダム3号機 初期検証機」が発売されていました。
【デルタガンダム弐号機 version G.F.T color】
当機はシャア向け、「Zガンダム3号機 初期検証機」はアムロ向けに開発された機体という触れ込みでした。
私はアムロ派なんでRG「Zガンダム3号機 初期検証機」を購入。懐かしい思い出です。
今では両機とも製造中止で立派にプレミア価格になってますが、「Zガンダム3号機 初期検証機」はガンダムベースでHGで発売。満を持して当機も当時と同じHGでの販売となります。
今回の「HG デルタガンダム弐号機」が「HG デルタガンダム弐号機 version G.F.T color」とどう違うのか、気になるところです。
パッと見はソール等に使われている差し色の青の色合いが違いそうですが、はたして。
発売が楽しみですね。
当ブログで紹介しました以下の商品受注が開始されました。
【ROBOT魂 (Ka signature) <SIDE MS> アムロ・レイ専用ディジェ】
以前当ブログでは、「『ROBOT魂(Ka signature) アムロ・レイ専用 ディジェ』は、よく造形を見るとムーンガンダムに登場しアムロが搭乗する「リック・ディジェ」とはデザイン等が違うことがわかります。これがKa.signature特有のアレンジなのかは詳細情報が待たれるところです。」と紹介してましたが、そのあたりが判明したのでご報告します。
本機は開発者より以下のコメントがありました。(以下、要約。)
・「リックディジェ」ではない。
・ディジェ地上用としてのアムロ・レイ専用機。
・「ゼータプラス(テスト機)」デモンストレーションカラー(オレンジ)を意識したカラーリング。
・「ガンダムタイプの頭部」「リックディアスのブースターバインダーと小型放熱フィン」「通常版放熱フィン」が付属。
・今後も「アムロ搭乗機体」の商品企画検討中。
機体ロゴが「カラバ」で、「リックディジェならロンドベルになるハズなのに」と疑問に思ってましたが、やはり「リックディジェ」ではなかったのですね。
「リックディジェ」や「シャア専用ディジェ」も商品化して欲しいものです。
「今後もアムロ搭乗機体の商品企画検討中」と開発者が言ってますから、色々と期待しちゃいます。
ちなみに、一年戦争以降のこの時期にアムロが搭乗したMSは多数あり、思いつく範囲で参考に以下に示します。
・リックディアス ※出展 映像作品「機動戦士Zガンダム」
・ディジェ ※出展 映像作品「機動戦士Zガンダム」
・アムロ専用ディジェ ※出展 フィギュア商品企画「ROBOT魂 ka signature」
・ZプラスA1型(ブルー) ※出展 小説・模型「ガンダム・センチネル」(本編ではなく設定のみ)
・ZプラスA1型(オレンジ) ※出展 小説・模型「ガンダム・センチネル」(本編ではなく設定のみ)
・Zガンダム3号機 ※出展 映像作品「ガンダム新体験グリーンダイバース」
・Zガンダム3号機「ホワイトゼータ」 ※出展 映像作品「GUNDAM EVOLVE.../9」
・リックディジェ ※出展 コミック「機動戦士ムーンガンダム」/ゲーム「U.C.ENGAGE」
・リックディジェ改 ※出展 コミック「機動戦士ムーンガンダム」
・ジェダ ※出展 コミック「機動戦士ムーンガンダム」/小説「機動戦士ガンダム ハイストリーマー」
・零式 ※出展 コミック「機動戦士Zガンダム Define」
・シュツルムディアス ※出展 小説「機動戦士ガンダムZZ」
・メガゼータ ※出展 コミック「機動戦士ガンダム 逆襲のギガンティス」
上記のうち「ROBOT魂 (Ka signature)」で商品化されてるのは「ディジェ」「Zガンダム3号機」「アムロ専用ディジェ」。GUNDAM FIX FIGURETIONでは「Zプラス(ブルー)」「Zプラス(オレンジ)」も商品化されてます。「リックディアス」は「ROBOT魂」で商品化済。
今後は、参考出品されていた「Zプラス(ブルーおよびオレンジ)」や開発者コメントにワードが出た「リックディジェ」あたり、「ROBOT魂 (Ka signature)」で商品化される可能性があると期待してよいのでしょうか。
楽しみですね。
ここ数日、久しぶりの再販となった「MGギラドーガ」「MGジェガン」「HGUCジェガン」「HGUC Gアーマー」等のガンプラが販売され、話題になってますね。それに伴いガンダムベースでも平日入荷にも関わらず完売してしまい、空棚が目立つことも注目されているようです。
「劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」によるSEED人気の影で、しばらく再販していなかった宇宙世紀のガンプラ再販も待ち望まれていたことが窺えます。
ガンプラと言えば、先月22日に以下の雑誌が発売されました。
【HJメカニクス19 特集:機動戦士Zガンダム外伝 アドバンス・オブ・Z ティターンズの旗のもとに】
『機動戦士Zガンダム外伝 アドバンス・オブ・Z ティターンズの旗のもとに(以下、「AOZ」とする。)』にフォーカスした老舗ホビージャパンによる特集模型誌です。
冒頭には藤岡建機氏のコメントが寄せられ、設定系譜の紹介をしっかり網羅した上で作例を紹介。
作例は最新のガンプラがベースで、こだわり改修箇所も解説。デジラマも交え目も楽しませてくれます。
最新のガンプラがベースなので、「ギガンティックアーム」や「ハイゼンスレイ」「ウーンドウォート」「キハールⅡ」「ハイゼンスレイⅡ」「ハイゼンスレイⅡ・ラー」等の最新キット作例が豊富。
ちなみに「ヘイズル改」はNAOKI氏によるもので、同氏のファンも嬉しい内容です。
個人的には未だ公式キット化されていない「ヘイズル」作例や、「HG ホビーハイザック(AOZ re-boot版)」ベースで製作された「ハイザック先行量産型」の作例が嬉しかったですね。
また最新キットだけでなく、当時の雑誌付録限定モデル「ビグウィグ」「キハール」(いずれもⅠ/400スケール)の作例や、巻末には当時の作例も紹介。
AOZを今の目線で振り返る素晴らしい内容となっております。
AOZの当時の模型誌は入手困難となってますので、回顧するにも良いかもしれません。
回顧する気持ちが高まり古本屋に足を運び、以下の模型誌を入手。
(※リンク先はAmazon。プレミア価格にご注意下さい。)
過去の模型誌ですが、「ギガン」や「ガッシャ」、「高機動型ギャン各種」等、公式キット化されていない数々の機体の作例を見ることができます。
古い模型誌で、これら未キット化の作例は時代柄いずれも3Dプリンターによらずスクラッチによるもの。
商品化して欲しいのに、実現していない作例には胸が躍ります。
好きな人にはたまらない内容です。
【ガンプラスクラッチビルドマニュアル】(※プレミア価格が多いのでリンクは貼りません)
ガンプラをスクラッチする手法を紹介。
古い模型誌ですが3Dプリンターを持たない人には嬉しい手法が紹介されています。
続巻もあるようなので機会があれば入手したいですね。
ROBOT魂 <SIDE MS> ver. A.N.I.M.E.の新商品が受注開始されました。
【ROBOT魂 <SIDE MS> MS-07H グフ飛行試験型 ジャブロー基地仕様 ver. A.N.I.M.E.】
「グフ飛行試験型」はYMS-07A[プロトタイプグフ試作1号機]ベースの3機とYMS-07B[グフ試作3号機]1機をベースに4機開発。
当商品「ジャブロー基地仕様」はこれらが一年戦争後に連邦に接収されジャブローに配備されたものです。
「機動戦士Zガンダム」劇中で4機が確認されているが、いずれも形状がYMS-07A「プロトタイプグフ試作1号機」ベースであり、3機しか開発されていない設定と矛盾が出るため、一時は接収した連邦によって増産されたとする説も生まれました。
ただ、グフ飛行試験型には5号機と7号機の公式設定がないため、これらが[プロトタイプグフ試作1号機]ベースに開発された機体で、連邦に接収されたとする可能性も否定できません。
しかし、YMS-07A「プロトタイプグフ試作1号機」ベースのグフ飛行試験型の設定画は「サンドカラー」であり、同機の旧キット塗装例も「サーモンピンク」と「グレー」。当時のMSV冊子の作例では「ブルー」基調ですが、脚部がグレーであり、脚部も含めたブルー基調の「ジャブロー基地仕様」とはカラーリングが異なります。
また、本機は同作劇中でホバー機動をしているため、連邦が接収後に飛行機能からドムのホバー機能に改修したとする説も生まれました。
但し、この説は最近のゲーム「機動戦士ガンダム U.C.ENGAGE」で設定された「グフ・ホバータイプ」の設定により、連邦ではなくジオンで既にホバ-改修開発に成功した機体設定が生み出され、脆弱な説になっています。
「グフ・ホバータイプ」は「型式番号 MS-07H-6」と、飛行試験型6号機にあたる機体で、MS-07B-3「グフカスタム」ベースに開発された機体。名のとおりドムを開発したツィマット社から熱核ジェットエンジンを提供されドム並のホバー機動を可能とした機体。
以上から、グフ飛行試験型は以下の系譜だった可能性が推測されます。
MS-07H(H-1) グフ飛行試験型(1号機)
・YMS-07A「プロトタイプグフ試作1号機」ベースで開発された機体。
・機体カラーはサンドカラー。
MS-07H-2 グフ飛行試験型(2号機)
・YMS-07A「プロトタイプグフ試作1号機」ベースで開発された機体。
・機体カラーはサーモンピンクかグレー。
・プロペラントタンク等の増設がされた。
MS-07H-3 グフ飛行試験型(3号機)
・YMS-07A「プロトタイプグフ試作1号機」ベースで開発された機体。
・機体カラーはサーモンピンクかグレー。
MS-07H-4 グフ飛行型(4号機)
・YMS-07B「グフ試作3号機」ベースで開発された機体。
・機体カラーはグレー。
・テスト運行中に空中爆発で失われる。
MS-07HX グフ飛行試験型
・グフ飛行試験型の実験機。
・脚部にツィマット社から提供された熱核ジェットエンジンを装備。
・義勇軍部隊のヤーコブ大尉によって戦時運用され、多大な戦果をあげる。
MS-07H-5 グフ飛行試験型(ホバ-タイプ)
・H-4のテスト運行中の空中爆発から、H型の飛行試験はドダイへ転換。
・そのためH-5は、H型を飛行ではなく「ホバ-機能」に方針転換した機体となる。
・同コンセプトの実験機MS-07HXが高い戦果実績が上げたため、H-5は当初から量産化を目指し開発。
・量産開発を容易にするため、フォーマットを完成していたMS-07Hをベースとした。
・脚部内の飛行機能を除き、代わりにツィマット社から提供された熱核ジェットエンジンを装備。
・量産カラーとして、通常のグフ同様にブルー基調に塗装される。
但し量産前の実験機はブルー基調だが脚部がグレーだった。
・一年戦争後、連邦にそのまま接収され、内4機がジャブローに配備される。
MS-07H-6 グフ・ホバータイプ
・MS-07H-5[グフ飛行試験型(ホバ-タイプ)]の強化プランとして開発された機体。
・MS-07B-3「グフカスタム」ベースに開発。
MS-07H-8 グフ・フライトタイプ
・飛行実験として結果の良かった[MS-07H-4 グフ飛行型(4号機)]の設計思想を継承し、飛行を目指した機体。
・H型の飛行試験はドダイへ転換したが、本機はMS-07B-3「グフカスタム」ベースに再度開発指向したもの。
・3機が確認されている。
これなら「グフ飛行試験型」が無理なくホバ-機能仕様に変更され「グフ飛行試験型[ジャブロー基地仕様]」として数機が連邦にそのまま接収され運用されていたとしても、不自然じゃないですよね。
【ROBOT魂 <SIDE MS> RGC-80 ジム・キャノン ジャブロー基地仕様 ver. A.N.I.M.E.】
こちらも受注開始!
「不死身の第四小隊仕様」にはなりませんでしたが、「機動戦士Zガンダム」の「ジャブローの風」に登場した白頭にも変更できる仕様!
これはガンプラMGにもなかった仕様。劇中再現にこだわる当シリーズならではの商品設計に脱帽です。