gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

『エンゲージガンダム』【エンゲージガンダム】

2024-01-30 17:58:09 | 日記

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』劇場公開に合わせ、公開前にシークレットとしたMSも情報解禁となり、更にガンプラHGやEXシリーズ再販も多数受注開始!

・・・と見ていたら矢継ぎ早に、新商品も数品予約開始!

何というお祭り騒ぎ。

対する宇宙世紀にはなんの情報もなく、宇宙世紀の栄養補給をしようと何気なくゲームアプリ「機動戦士ガンダムU.C.ENGAGE」の情報配信動画『U.C.ENGAGEの今がわかる!ガンダムUCE情報局#25』を見ていたら驚くべきガンプラ情報が!

 

HG 1/144 エンゲージガンダム

 

エンゲージガンダムがHGで奇跡の商品化!

30日受注開始!!

しかも以下のガンプラも再販決定!

HG 1/144 ジョニー・ライデン専用ゲルググ 【再販】

HG 1/144 バルギル【再販】

HG 1/144 ゼータガンダム[U.C.0088]【再販】

 

おおお!

この「Z」もカッコイイ!成形色の青も好み!

「バルギル」はガンダムベースでクリアカラーverは見かけますが、この通常ver再販は何年ぶり!?

だが、この2種は宇宙世紀0086までしかコレクションしてない私にとってはエリア外!

断腸の思いでスルー。

しかし、「HG ジョニー・ライデン専用ゲルググ(以下、ジョニゲルという)」は欲しいなあ・・・。

HGUCではシャア専用ゲルググがガンダムベース系列店で比較的容易に入手できるようになりましたが、B型バックパックは旧キットが数年再販されない今、入手の難しい状況。

ジョニゲルは完成品を持っていますが、ガンプラのジョニゲルを購入できれば量産カラーやキマイラ隊のライトグレー色のエース機、エリク機、ORIGIN版シャアゲルググ等、塗装するだけで憧れのMSが山のように・・・っと、危険な考えになるところでした。

でも1つくらいは欲しいなあ・・・。

 

って暴走してしまいましたが、まだガンプラのプレバンの一次受注は予約難。

会社を休んで注文に専念できれば予約のチャンスもあるでしょうが、前日に情報を頂いても急過ぎて仕事の都合がつかない・・・。

 

恨めしい気持ちで休憩時間にネットを覗いてみたら、以下も再販されていたみたいですね。

HG 1/144 ムーンガンダム【2024年5月発送】

RE/100 1/100 ガンダム試作4号機 ガーベラ【2024年5月発送】

 

2種とも既に売切でしたが・・・。

ムーンガンダムは宇宙世紀でもコレクションの時期じゃないし、ガンダムベース系列店でロングライフル付を入手する機会があるかもしれない。ガーベラは1/100スケールでコレクション対象外・・・と自分に言い聞かせます。

ただ、このタイミングでジョニゲルとZはまだ受注中でしたので、ジョニゲルをポチらせていただきました。

このブログを更新しているタイミングでも、エンゲージガンダムとバルギルは売り切れてましたが、ジョニゲルとZまだ受注中。欲しい方はいかがでしょう?

 

個人的にてんやわんやでしたが、久々に宇宙世紀ガンプラ祭りのようで嬉しかったです。

 

バン〇ム様は3月22日~24日に幕張メッセで開催される『Hyper Plamo Fes 2024』でも限定ガンプラを発売されるようですし、SEED祭りや今回のサプライズを含め、驚くほど精力的に活動していて頼もしいですね。

「バン〇ム工場増設は伊達じゃない」といったところでしょうか。

 

さて、前段が長くなりましたが本題『エンゲージガンダム』について。

今回ガンプラHGが商品化された『エンゲージガンダム』とは、なんぞや・・・という話です。

 

先に(現時点での設定から)結論を言えば、宇宙世紀の史実上は存在しない「if機体」。

「ペーパープラン」とも言えるモビルスーツです。

誤った情報をお伝えしては問題ですので、とりあえず「公式HP」を引用

 

*****************************************************************************************************

[RX-78GPZ01 エンゲージガンダム]

史実においては、ガンダム試作0号機“ブロッサム”を元に開発が進められた『ガンダム開発計画』だが、もしもエンゲージゼロの技術が採用され、ブロッサムと双方の要素が融合(エンゲージ)した機体が完成していたら、という歴史上のIF機体。高性能な万能機を目指したブロッサムと、高機動戦闘を主眼に置いたエンゲージゼロの双方の特徴を取り入れる結果となり、汎用モビルスーツとしては非常に高い完成度を誇る。

 

[RX78MS00Z エンゲージゼロ]

アナハイム・エレクトロニクス社(以下、AE社)が、地球連邦軍の『ガンダム開発計画』の追加プランとして開発した試作モビルスーツ。
コードネームはエンゲージゼロ。
AE社ではすでに、『ガンダム開発計画』の前段として試作0号機“ブロッサム”の開発が進められていたが、高性能な万能機というコンセプトに対する連邦軍の要求はあまりに高く、ブロッサムをフォローするという形で、様々なオプションプランも提案されていた。
その中のひとつがエンゲージゼロであり、対モビルスーツ戦での強襲突撃を主眼としている。

*****************************************************************************************************

 

また、デザインしたことぶきつかさ氏も様々な媒体で呟いていて、それらをまとめ私なりに咀嚼すると以下となります。

 

①「ガンダム開発計画」の試作0号機「GP-00 ブロッサム」は連邦軍の要求が高く開発が難航。

②難航する開発をフォローする形でオプションプラン「エンゲージゼロ」が出される。

このプランは対MS戦の強襲突撃を主眼としていた。

③実はオプションプラン「エンゲージゼロ」は「ガンダム開発計画」に出資する連邦軍の予算を利用するために、同計画のフォローするプランという建前をとっているが、プランの本来の目的は「ジオン系技術者によるガンダム開発」。

そのため「エンゲージゼロ」の名称には、連邦軍と公国軍の技術の「融合」という意味が込められており、型式番号には連邦軍試作機をあらわす "RX" と公国軍製の機体をあらわす "MS" が併記され、末尾の "Z" は "Zeon" の頭文字から採られている。

将来的にはアナハイムによるジオン系技術者を使ったサイコミュを含めたニュータイプ用の兵器開発を目指していた。

④同オプションプランは試作モビルスーツ「エンゲージゼロ」完成として結実。

完成した「エンゲージゼロ」はジオン系の流線形の外観となり、結果「女性的」なフォルムとなる。

⑤「エンゲージゼロ」は実戦でのデータも残すが、実際に「エンゲージゼロ」の開発技術が「ガンダム開発計画」に採用されることはなく、デラーズ紛争終結時に「ガンダム開発計画」とともにそのオプションプランである「エンゲージゼロ」も抹消される。

⑥「エンゲージガンダム」は、

「もしエンゲージゼロの技術がガンダム開発計画に採用され、『GP00 ブロッサム』と融合しGPシリーズの1号機『GPZ01 エンゲージガンダム』として完成し採用されていたら」

もしくは

『エンゲージゼロがブロッサムにコンペに勝利し、『GP01 ゼフィランサス』に代わり『GPZ01 エンゲージガンダム』として採用されていたら」

という「もしもエンゲージゼロの技術がガンダム開発計画に採用され、GPシリーズとして完成していたら」という「if機体」。

⑦「エンゲージガンダム」は、「GP00 ブロッサム」と融合しているため、「コアブロックシステム」を採用。

また、アナハイム系ガンダムと融合することで、直線形で男性的な外観となっている。

ことぶきつかさ氏によれば、宇宙世紀の史実上も「ペーパープラン」としては存在していると明言されており、「重装甲装備」「キャノン装備」「スーパーエンゲージガンダム」「ブースター装備」「インコム装備」「ファンネル装備」「エンゲージハンマ」「BWS装備」「フルアーマーガンダムA、B、C 各プラン」等ある。

※今回商品化された『HG エンゲージガンダム』は、キット本体だけで「スーパーエンゲージガンダム」を再現でき、「HG エンゲージゼロ」と組み合わせることで「ブースター装備」を再現できるようです。

 

「エンゲージゼロ」「エンゲージガンダム」を、シンプルに表現すれば、以下にとなるのでしょうか。

 

①「エンゲージゼロ」は「『GP00 ブロッサム』開発のフォロープラン」

②「エンゲージガンダム」は「『GP01 ゼフィランサス』の代わりに開発されたかもしれないペーパープラン」

 

「エンゲージガンダム」は「ペーパープラン」ですが、有名な「FA-78-01 フルアーマーガンダム」も「ペーパープラン」。

しかし「フルアーマーガンダム」は後年「実在していた」かのような媒体を多く見かけるようになりました。

「エンゲージガンダム」も将来「実在していた」かのような物語が生まれるかも知れません。

その時は女性的外観の「エンゲージゼロ」のパイロットがジオン出身の女性でしたから、男性的外観の「エンゲージガンダム」のパイロットは連邦出身の男性として設定されるかもしれません。

ペッシェが「ジオン→アナハイム→ティターンズ→ネオジオン」ルートでしたから、新男性主人公として「連邦軍→アナハイム→エゥーゴ→ロンドベル」と物語が展開するのも面白そうですね。

あれ?

この所属軍の転籍歴なら「GP00 ブロッサム」のテストパイロット「ジャック・ベアード」も似た感じでは・・・

しかし彼はエゥーゴ時代は「ネモ」「リックディアス」{エコール)や「ジムⅡ」(グリーンダイバース)のパイロットだから、合わないか。

 

「HG エンゲージガンダム」は普通に「ガンダムらしい」格好良いキットのようですが、このあたりを予想して先物買いするのもアリかも!?


『S型か、懐かしいな。』【ノリス・パッカード】

2024-01-27 00:00:00 | 日記

ここ数日、すっかり『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の話題で持ちきりですね。

ファーストガンダムのMS〇〇〇〇をモチーフのした機体が大活躍な上、中から〇が・・・とか。

良い意味で破天荒な演出を含めたファンサービス満点のエンタメ展開が大好評の様子。

同時にガンダムベース各店では、多数のSEED系ガンプラのゲリラ再販され話題をよんでいます。

 

ただ私はSEED系は未視聴のため、当ブログもまったく別の話題です。

 

・・・ということで、今日はみんな大好き『ノリス・パッカードのパーソナルカラーにみる人物像の編纂』について。

 

ノリス・パッカードは「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」に登場するキャラクター。

階級は大佐。サハリン家に忠誠を誓う軍人でエースパイロットです。

ノリスのサハリン家への忠誠は、小説版では「妻を失い、軍を辞めて自失していたノリスを、アイナの父親にすすめられてサハリン家のボディーガードに雇われた」経緯があり、元々サハリン家に縁があった上にこれら経緯から忠義を持つ関係をなったと思われます。

また、ノリスと言えば同作「第10話「震える山(前編)」でのグフカスタムでの活躍です。

 

このグフカスタムの機体色は一般的なMS-07Bグフと比べ頭部・四肢の青がスカイブルー系になっており、微妙に色合いが相違します。(このグフカスタムの機体色を便宜上「グフカスタムカラー」と呼びます。)

この「グフカスタムカラー」を、同機で鬼神の活躍をした「ノリスのパーソナルカラー」と考えると自然です。

事実、コミック版「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」で彼の乗るブレードアンテナ装備のザクⅡJ型は、この「グフカスタムカラー」となっており、更にサハリン家の紋章まで飾られています。

機動戦士ガンダム 第08MS小隊 U.C.0079 + α (1)

当コミック版は同作OVA6話から監督された故・飯田馬之介氏による作品で、1話から5話まで監督されなかった部分も自身の解釈で描かれていて興味深い内容になっています。「グフカスタムカラー」のJ型は2巻冒頭のカラーページで登場します。

 

ただし大元のOVAでもノリスはJ型に搭乗してますが、そのJ型は量産機のカラーでした。

また、グフカスタムは『第08MS小隊』以降に発表された作品でも複数登場し、パーソナルカラー以外の全てのグフカスタムが同色の配色をしていました。そのことから「グフカスタムカラー」はノリスのパーソナルカラーではなく「グフカスタムの標準カラー」とも解釈できます。

まあ、グフカスタムについてはランバ・ラル宜しく「鬼神ノリスにあやかってグフカスタムの標準カラーをノリスのパーソナルカラーとした」と考えることもできますが、ノリスが活躍した「震える山」の時期がU.C.0079年12月1日と、オデッサやジャブローの後であり、オデッサの時点でノリスと同色のグフカスタムが「MS-Igloo重力戦線」に登場しているので同解釈には矛盾が生じてしまいます。

つまり「グフカスタムカラー」はノリスのパーソナルカラーではなく、「グフカスタムの標準カラー」であるといえます。

ただ、飯田氏はノリス乗機MSを「専用機としてパーソナルカラー+サハリン家の紋章」に設定していた意図が感じられるため、「グフカスタムカラー」は「グフカスタムの標準カラー」であるが偶然にも「ノリスのパーソナルカラー」も同色だった・・・と考えると辻褄が合います。

ここで問題となるのが「MSV-R」です。

機動戦士ガンダムMSV‐R ザク編

「MSV-R」はMSVの続編に当たる企画で、同企画でノリス専用MSが発表されたのです。

【MS-05Q ザクⅠQ型 ノリス・パッカード専用機】

この機体はノリス専用機であり、この独特なカラーはノリスのパーソナルカラーである可能性が高いです。

まあ、この独特なカラーが「ザクⅠQ型の標準カラー」という考え方もありますが、「マスターアーカイブ 機動戦士ガンダム MSVエースパイロットの軌跡」でイアン・グレーデンが同じ「ザクⅠQ型」の「MS-05 ザクⅠの標準カラー」の機体に搭乗していたとカラーイラスト付きで掲載されており、「ザクⅠQ型ノリス・パッカード専用機」の機体色がノリス・パッカードのパーソナルカラーである可能性が高いことが裏付けられています。

マスターアーカイブ 機動戦士ガンダム MSVエースパイロットの軌跡

 

「ザクⅠQ型ノリス・パッカード専用機」は大河原氏デザインで、当時このデザインを見た時「何故、この機体色のMSがノリス・パッカード専用機なのか」と疑問に思ったものですが、実は大河原氏はノリス・パッカードのキャラクターデザイン画からこの色を設定したのではないか・・・と思い至りました。

【ノリス・パッカードのノーマルスーツ】

ご存知のとおり、ノリスはカスタムされたノーマルスーツを着用しています。

このカスタムされたノーマルスーツをノリス専用ノーマルスーツと捉え、専用ノーマルスーツの色(グレーと赤)と似たイメージの配色をパーソナルカラー(紫と赤)として、MSのパーソナルカラーに設定したのではないでしょうか。

考えてみれば『赤い彗星』も赤っぽいノーマルスーツ、『黒い三連星』も黒っぽいノーマルスーツを着用してます。ただ、ランバ・ラルはヘルメットの差し色のみ青ですし、シャアも三連星も機体色とノーマルスーツの色が完全一致しているわけではありません。

つまり、エースパイロットのパーソナルカラーはノーマルスーツの色も完全一致はしていないが、イメージの近い配色にすることがあり、ノリスもそれに倣った設定にした・・・と言うことだと考えられます。

但し、このザクⅠQ型ノリス・パッカード専用機の『ノリスのパーソナルカラー』と『グフカスタムカラー』は一致しません。

これに先に紹介した小説版のノリスの経緯を当てはめ、OVAとコミック版の両方を尊重すると以下のように考えられます。

 

①ジオン共和国(ORIGINでいうムンゾ自治共和国)時代にノリスは妻を失い、ジオン国防軍を辞めて自失していたところを、アイナの父親にすすめられてサハリン家のボディーガードに雇われた。

②開戦時、ノリスは軍に復帰しMSパイロットとして前線で活躍。『紫と赤の機体色をパーソナルカラー』とした機体に搭乗。『MS-05B ザクⅠ』『MS-05Q ザクⅠQ型』『MS-06S ザクⅡS型』と乗り継ぎ開戦初期に活躍、鬼神と恐れられた。

③一方、サハリン家のボディガード(=親衛隊)はパレードの行進に参加することを視野に入れ、親衛隊の隊長機モビルスーツを「青と水色を基調とした専用の部隊カラー」に塗装し、「サハリン家の紋章」も刻印していた。

④サハリン家の親衛隊の隊長機カラーは偶然にもグフカスタムの標準カラーと同じ機体色だった。

⑤ノリスは開戦後「第一次降下作戦」時に「アプサラス計画」を承認されたギニアスより召喚され配下となる。かねてより縁があり恩義のあるサハリン家に仕える事で、ノリスの中で武功よりもサハリン家への忠義の気持ちが強くなる。結果として「機体色を自身のパーソナルカラーに塗装する」等の戦場で自身を誇示するようなこだわりは薄まり、サハリン家を守る気持ちが大きくなっていった。

そのためこの頃のノリスは搭乗機体もパーソナルカラーに塗装することはなく、一般機やサハリン家の親衛隊長機に搭乗していた。

 

《解説》

①U.C.0064年、宇宙爆破テロでギニアスが宇宙放射線による物質代謝障害を患う。同年にはノリスも妻を失い、軍を辞めて自失していたところを、アイナの父親にすすめられてサハリン家のボディーガードに雇われている。アイナの父親はザビ家やマツナガ家に並ぶ名門で貿易商を営んでいたが、過去に「ジオン公国(この時点では共和国)総帥監部軍務局」に務めた事もあり、そこでノリスと縁があったと思われる。

しかし翌年(U.C.0065年)、アイナの父親は事業失敗から自殺。ノリスはサハリン兄弟を引き取り育てることになる。

②開戦時にノリスは複数の外伝作品やゲーム媒体でパイロットとして活躍している描写があり、既にジオン軍に復帰していたことが窺える。②記述の搭乗機体は『MS-05B ザクⅠ』はガンダムエースのMSV-Rの記事から、『MS-06S ザクⅡS型』はコミック版3巻のノリスの『S型か、懐かしいな』のセリフからの推論。

なお、ギニアスもデギン公の後見を受け軍に入隊、技術大佐に昇進し地球降下作戦時に「アプサラス計画」を立案しデギン公直裁で承認。技術少将に昇進しラサ基地でアプサラス開発を開発することとなる。この計画時にギニアスはノリスを自軍配下に引き抜く。以降ノリスはギニアスの副官となり軍令面で補佐代行するようになる。

③はOVA版ノリスは搭乗機体をパーソナルカラーに塗装している節がなく、しかしコミック版ノリス専用機が専用カラーとして青と水色に塗装されていることから、「グフカスタムカラー」はノリスのパーソナルカラーではなく「親衛隊の隊長機カラー」と当ブログでは推論。親衛隊の「隊長機」ではなく「親衛隊に所属する全ての機体の部隊カラー」とする案も考察したが、そうすると「震える山(後編)」でアプサラスⅢに付従した「グフフライトタイプ」が「親衛隊」っぽいのに「グフフライトタイプの標準カラー」であることに違和感を感じるため「親衛隊の隊長機カラー」を落としどころした。

⑤はノリスは「一般機や親衛隊の隊長機」に任務や役職上で搭乗していて、自身の機体をパーソナルカラーに塗装するこだわりが無くなっていた」・・・としたが、「サハリン家の親衛隊として徴用された後、パーソナルカラーが『紫と赤』から『青と水色』も基調に変わった」とする案も考察。しかしこの案はOVA版のノリス搭乗機体が全て標準カラーである点と矛盾するので、「パーソナルカラーへのこだわりがなくなった」とした。ちなみに③で「親衛隊の隊長機モビルスーツ」と「モビルスーツ」に限定しているのも、OVA版でアプサラスⅡに随伴したノリスのドップが標準カラーだった点との矛盾を避けるため。

《参考文献》上記の解説にあたり小説版「08MS小隊」他、同作の上巻と中巻を消失していたため『データガンダム キャラクター列伝 〔宇宙世紀編 I〕』を参考とした。

データガンダム キャラクター列伝 〔宇宙世紀編 I〕

 

こうして好きなキャラクターを掘り下げてその歴史や経緯を検証し想像するのも、懐深いガンダムの世界観の楽しみ方の1つですよね。

 

※当記事は一度公開したものが調査・情報不足で、ノリスの経緯に著しく誤った推論であったため、大幅に加筆・修正したものです。当初公開時の誤った記事を読まれた方には混乱を招いてしまい、お詫び申し上げます。


『リッパー1の沈黙を確認』【ガンダムエース2024年2月号と新刊コミック】

2024-01-20 03:17:03 | 日記

昨日はガンダムベース各店で「MG リックディアス」「MG Gファイター」のゲリラ再販があり、大賑わいだったようですね。

特に「MG リックディアス」の再販が人気のようで、ガンダムベース東京では平日にかかわらず行列ができていた様子。

ガンダムベースの店舗によっては即日売切もあったようですが、ガンダムベース東京なら昨日閉店時点で在庫があったようですから、まだ購入できる可能性があるかもしれません。

・・・まあ、1/144スケール専門の私はスルーでしたが。

 

今日はガンダムベースではなく、ガンダムエース2024年2月号とコミックの話題。

ガンダムエース2024年2月号

表紙アナウンスのとおり、劇場公開が間近に迫った「機動戦士ガンダム SEED FREEDOM」特集で、SEED未視聴の私は今月号購読をスルーしようか・・・とも頭をよぎりました。しかし連載陣の多くに宇宙世紀モノがラインナップされているためか、それほど「宇宙世紀の枯渇感」は感じませんでした。

 

そう感じさせる原因のひとつが冒頭の特集記事の1つ、福井先生の「機動戦士MOONガンダム」についてのインタビューです。

同先生のインタビューはいつも読み応えある内容ですが、今回も期待を裏切らず興味深いものでした。

福井先生は同作の原作をされていますが、「機動戦士ガンダムUC」や「機動戦士ガンダムNT」時点で、独自の「ニュータイプ論」の深掘りをされています。

この論理は賛否ありますが、富野氏が描いた各作品の劇中のニュータイプ現象から考察し解釈されたもので、説得力ある内容のものです。

 

MOONガンダムでは、このニュータイプ論をベースにして、更に「あっと驚く」面白い解釈を含んだ世界設定を組み上げており、その紹介が世界のひとつの謎解きのように描かれています。

この、衝撃の展開は昨年末に発売した単行本12巻に詳しく描かれています。

 

機動戦士ムーンガンダム (12)

 

またインタビューでは、各キャラクターの心情・立ち位置の解説や、今後の展開にも触れており、内容の濃い情報を含んでいました。

「機動戦士MOONガンダム」はそもそも「機動戦士ガンダムUC」の企画時に考えていたプロットで、「機動戦士ガンダムUC」を製作にするにあたり没にしたアイディアを再構成して作品にしていると記憶してますが、同作同士が同じ世界線であるなら、「MOON」のミネバがどう「UC」のミネバになっていくのかも気になるところ。

またミネバと関わってしまったユッタが(時系列上)後世の「UC」等に登場しない以上、どのように舞台から消えてしまうのかも気になりますね。

 

ガンダムエース2024年2月号では、他の記事も宇宙世紀を熱く取り上げています。

大河原先生のMSV-R season2は予想していたラインナップの掘り下げで、「もう、〇〇先生に執筆頂いて、連動した〇〇のその後のコミック連載を始めチャイナYo」って気持ちになります。

また本誌特有の連載記事「機動戦士ガンダム0083 Riberion プレイバック」は、本編序盤で印象的だった〇〇-〇〇にスポットを当て、一挙にご紹介。

単行本化が不透明なので、コチラは貴重な資料になりそうです。

 

連載陣では「機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争」が休載直前の掲載。

玉越先生におかれましては、まずは治療に専念し十分に養生いただき、一日も早く全快なされますようお祈り申し上げます。

同作は昨年12月に単行本4巻も発売しました。

機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争(4)

11月に3巻を発売したばかりなのに、連続出版。続きを待ちきれない方には嬉しい刊行ですね。

4巻は「サイクロプス隊 VS リッパー隊」もクライマックス!

手に汗握る怒濤の展開からのどんでん返し!

個人的には、単行本4巻76ページに描かれた司令室内の通信スタッフはジオン軍であることが「深い」なあ・・・と感じました。

 

(ここからはネタバレとなりそうなので一部ブラインドにしてますが、それでも人によってはネタバレになる可能性があるため、未読の方はお控え下さい。)

この司令室内の会話が連邦軍のそれならストレートに解釈できるのですが、ジオン軍なので「キリングの反対派閥の内通やリーク」とか「ジオン軍に擬装した連邦軍の部隊」とか「取扱兵器の情報に対し、道義的に発生したジオン軍の離反部隊」とか色々と考えられるのですが、実は3巻でのキリングの様子からこれら理由でもないことがわかります。

またザンジバルとすれ違う〇〇に連邦表記があることも、考察のポイントとなります。

リッパー隊は「(〇〇を)取り返す。」と言ってるので、元々〇〇には連邦表記があったものと思われます。

それを(狙ったかはわからないですが)すれ違い様にサイクロプス隊に見せることで、連邦による攻撃と思わせることに成功しています。

まとめると要するにキリングは、

 

・南ヨーロッパ地方バルディ市の連邦内ジオンシンパより、連邦の〇〇を複数買い取る。

・同市に〇〇に関わったジオンシンパを集め、友好的に振る舞う。

・1の策として、わざと連邦へ情報△△。連邦リッパー隊によるバルディ市襲撃を誘導。

 (リアル連邦による握り潰し)

・支援せずグラナダへ脱出を試みる。結果、ジオンシンパは支援ないままにリッパー隊が交戦。

・これらを「アースノイド同士の潰し合い」と喜ぶ。

・友好的なジオンシンパを守るため、命令違反したサイクロプス隊の一部が援護。

・2の策として〇〇のうち1発、連邦ロゴ入りのものを打ち込む。

 (擬装連邦による握り潰し)

 

・・・という、「本音を隠し、表裏の顔を使い分け、マッチポンプも仕込みながら任務遂行」しようしていたことが推察されます。

これらからキリングは相当狡猾な上、アースノイドに対し捻れた感情をもっていることがわかります。

まあ、ジオンシンパ=アースノイドとして斬って捨てた・・・というよりは、ジオンシンパが見捨てられたことで報復に走られることを計算してのことでしょうが。

このあたりの謎解きはしない方が物語の深みを演出できるのですが、読者にスルーされちゃうと勿体ない内容なので、その意味では今後触れて頂くと嬉しいですね。

(ネタバレとなりそうな文章はここまで。)

 

単行本といえば、コチラも新刊が発売されました。

機動戦士ガンダムF90FF(10)

 

物語もいよいよ最高潮!

劇的な展開が綴られています!

1~9巻を購読されている方は前情報や紹介・解説なしで読まれることをオススメします。

 

盛りだくさんの内容で宇宙世紀好きの方も大満足のガンダムエース2024年2月号。

私の紹介が遅かったせいで、もうすぐ2024年3月号も発売されますが、そうなると2024年2月号は書店店頭から消えてしまいます。

ご興味おありの方はお早めに!

そして昨年末はガンダムエース発の新刊単行本も多数発売されました。

年末ご多忙で買い逃した方も是非お手にとって頂ければと思います。


『地下にモビルスーツが隠してあるとぐらい言ってください!』【ガンダムベース新年訪問】

2024-01-14 07:00:54 | 日記

今日は、先週訪問したガンダムベース東京のレポートをしていきます。

私が訪問したのは1月6日(土)。20時過ぎです。

新年最初の週末でしたが、閉店30分前だったから店内は閑散とした状況。

ディスプレイは1月26日劇場公開予定の「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」に合わせ、SEED祭り。

ただ私がSEED系は未視聴のため、スルー。

SEEDはガンダムシリーズ過去作のオマージュも溢れていると友人に薦められたことがあったんですが、いまだに鑑賞してないんですよね。

 

宇宙世紀モノはHG中心に発売予定の商品や、最近発売した新商品がディスプレイ展示してありました。

 

HG 1/144 ジーラインスタンダードアーマー

大人気で現在二次受注が在庫なしとなっている「ジーラインスタンダードアーマー」が展示。

生で見たのは初めて!

コレはデキが良い!

「ジーライン」は「M-MSV」出典。「RX-81」として大河原先生がデザインしたMSです。

それを、PS3ゲームソフト「機動戦士ガンダム戦記(UC0081 水天の涙)」に登場させるMSとしてカトキ氏が大幅リニューアルされました。今回のガンプラもカトキ氏リニューアル版です。

私も「RX-81」はカトキ版「ジーライン」のイメージで、商品化される場合もカトキ版で希望をしてました。

特にガンプラHGUC「イフリートナハト」がプレバン商品化された際には、毎月のプレバンへのアンケートに「1/144スケールのジーライン」を希望出していたのは良い思い出です。

ちなみに「機動戦士ガンダム戦記(UC0081 水天の涙)」は当時ゲームをプレイしましたが、今では夏元氏のコミック版の印象が強くなってしまっています。

そのためか、ジーライン「スタンダードアーマー」はシェリー・アリスン乗機と記憶に刷り込まれていて、主役であるユーグ・クロー搭乗のジーライン「ライトアーマー」の発売も待たれます。

閑話休題。

ディスプレイ展示された「HGUC ジーラインスタンダード」をみてみます。

ノーマル版とスタンダードアーマー装着時が並んでの展示。

「機動戦士ガンダム戦記(UC0081 水天の涙)」発売当時は、アーマー装着前のジーラインのデザインは肩や褌にアーマーが無いためか、正直「虚弱体質なミクロマン」みたいな印象でした。

しかし、こうして立体物を見ると貧弱な印象が払拭され「細マッチョ」な格好良さを感じます。

ジム系のバイザー顔から、ジムコマンドとジムカスタムの間の系譜にいてもおかしくなさそうにもみえます。

(設定上はジーラインはジムの系譜じゃないんですが。)

スタンダードアーマーは肩や褌にアーマーも装着され凜々しい出で立ち。楯がガンダム7号機と共通。ガトリングスマッシャーを背負ってるとキャノン系みたいですが、体型がシュッとしてるのでマドロック的なイメージです。

これは楽しみですね。

 

次はGガンダムから

HG 1/144 ガンダムマックスター

一次受注で申込できた方のお手元には、もう到着している商品ですね。

一次受注では瞬殺で、某ボクシング漫画作者の方もXで驚いたポストをされてました。

現在、二次受注も在庫なしですが、しばらくは在庫があったので注文出来た方も多いと思います。

写真のボクサーモードはジーライン同様、肩や褌にアーマーがないですが、コチラも細マッチョで胸のデザインも相まって「仮面ライダー」のような印象を受けます。

HG 1/144 ガンダムローズ

対戦相手としてガンダムローズも展示。

私はチボデー推しなんでマックスターは注文しましたが、コチラはスルー。

でも、こうして見ると格好良いですね。

ハイパーモードバージョンもプレバンで出るのでしょうか。この流れなら「HG ドラゴンガンダム」「HG ボルトガンダム」もありそうです。

その前に「RG マスターガンダム」も出して欲しいですね。

 

他にA.O.Zも展示されてました。

A.O.Z系は沼が深すぎて私は途中で脱落しましたが、いずれも良い意味で中2的な格好良さがあります。

 

前回の記事で今年商品化しそうなガンプラ上位3機を予想しましたが、今回は自分の願望を含め2024年HG・RGガンプラ商品化、4位以下を予想してみます。

 

①HG(ククルス・ドアンの島) シャア専用高機動型ザク

②HGUC ジーライン(ライトアーマー)

③HGUC サイコガンダムMK-Ⅱ

※ここまで前回予想。

④HG ドラゴンガンダム

⑤HG ボルトガンダム

⑥HG ハイザック(A.O.Z Re-Boot版)のバリエ機

⑦RG マスターガンダム

⑧RG ガンダムNT-1(HGUCリヴァイヴとなる可能性も有)

⑨RG シャイニングガンダム(⑦と⑨はどちらか1種)

⑩RG パーフェクトジオング

 

④~⑤は上述とおり、これまでの流れでシャッフル同盟のHG化に合わせ商品化するかな・・・と予想。

⑥は昨年発売された「HG 1/144 ホビー・ハイザック (A.O.Z RE-BOOT版)」が好評であり、同キットのバリエ展開を予想。

 

HG 1/144 ホビー・ハイザック (A.O.Z RE-BOOT版)

 

「レジオン鹵獲仕様」とか「マリン・ハイザック(A.O.Z RE-BOOT版)」とか、色々と正統派「A.O.Z RE-BOOT版」も予想できますが、「ハイザック・カスタム」とか予想の斜め上をしてくるかもしれません。

そもそも「HG 1/144 ホビー・ハイザック (A.O.Z RE-BOOT版)」商品開発時点で、建機氏の正統派「ハイザック A.O.Z RE-BOOT版」のいずれかの商品企画はありそうで、同時開発しながら隠していてもおかしくはありません。

「ホビー・ハイザック」は「A.O.Z RE-BOOT版」ではなく通常版も欲しい・・・というのが本音ですが。

 

⑦は、最近の流れがアナザー系に注力しており、2022年に「RG ゴットガンダム」が発売したライバル機として。

 

RG 1/144 ゴッドガンダム

 

⑧は「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」の「生誕35周年」を記念して。

RGと予想はしましたが、HGUCも相当古いキットでベースにしたトリスタンも不評でしたから、RGではなくHGUCリヴァイヴ版に化ける可能性もありますね。

「30周年」で『MG 1/100 ガンダムNT-1 Ver.2.0』を出したので、何らかの動きはありそうです。

MG 1/100 ガンダムNT-1 Ver.2.0

 

⑨は⑦と同じく2022年に「RG ゴットガンダム」が発売した前期の主人公機として。

RGでは「0083」が主人公機2種「ゼフィランサス」「フルバーニアン」を出しながら「サイサリス」を出さないところから、ライバル機の「マスターガンダム」より「RG シャイニングガンダム」の方が有力という見方からランクインさせました。

実際のところ⑦と⑨はどちらか1種で、2種とも商品化はないような気がします。

なお、④⑤⑦⑨は全て「機動武闘伝Gガンダム」からですが、本作は2024年で「生誕30周年」ということも意識して予想。

 

⑩はファーストガンダムからのファン向けにサプライズで。

2021年に発売した『RG ジオング』にはすでに脚を付けられそうな仕組みがありそうでしたので、そろそろプレバンで出すかな・・・と予想。

 

RG 1/144 ジオング

 

・・・ここまでは、「参考出品有」とか「出展ガンダム作品生誕〇周年」とか「過去の販売経緯」とか「発売済のキットに拡張を匂わす仕組み」とかから、ある程度「商品化」に確度のありそうなアイテムを上げました。

ここから下位のラインナップは自分の願望全開で暴走気味に上げていきます。

 

⑪HGUC ティターニア

⑫HGUC ガンダムピクシー(リリス・エイデン専用機)

⑬HGUC ジム・スパルタン(レナード・ジェルミ専用機)

⑭HGUC 高機動型ケンプファー

⑮HGUC ペイルライダー(ヴィンセント・クライスナー機)

⑯HGUC ペイルライダ-デュラハン

⑰HGUC 陸戦強襲型ガンタンク

⑱HGUC ガンダム7号機(リヴァイヴ) フルアーマー脱着可モデル

⑲HGMSD 陸戦高機動型ザクⅡ

⑳HGUC α・アジール

 

⑪~⑬はコミック版「機動戦士ガンダム バトルオペレーション コード・フェアリー」連載中の今ならワンチャンあるかな・・・と。正直、実現性というより私の願望・・・というか祈りですね。

3機セットの商品化は同作キットが初動で3機セットだったため。

ちなみに⑪がもっとも商品化ハードル高そうですが主人公機ですし。

⑫はカラバリに近く商品化しやすいから。

⑬はこのためにベースキット「HG ジム・スパルタン」を発売したんじゃないかと。

HG 1/144 ジム・スパルタン

 

⑭も、ほとんど私の願望。ただ2023年にはGフレームで商品化もしましたし、読切コミックもガンダムエースに掲載されたので。U.C.ENGAGEではペッシェ編主役機がHGガンプラ商品化しましたし、ライバル機として。

(マグナ・マーテルは、エンゲージゼロ・ヨンヴァインのライバル機(ラスボス)なんで、純粋なエンゲージゼロのライバル機とした場合、高機動型ケンプファーになるのかな・・・と。)

ケンプファーは「METAL BUILD ケンプファー」も話題になりましたし⑪と隔月くらいで商品化して「2024年はケンプファー祭」なんて夢をみちゃいますね。

 

⑮⑯は「ペイルライダー計画の完全商品化」を目指しているなら、という仮定でのランキング。2023年には「HG 1/144 GUNDAM SIDE-F限定 ギラ・ドーガ (ヴィンセント・グライスナー専用機) 」も出ましたし。

HG 1/144 GUNDAM SIDE-F限定 ギラ・ドーガ (ヴィンセント・グライスナー専用機) 

 

⑰は「機動戦士ガンダム MS-Igloo」が今年で生誕20周年であり、そこに期待してのリストアップ。

正直「重力戦線」時に参考出品された後、現在まで梨の礫だし現実的ではないですが期待をこめて。

 

⑱はジーラインスタンダードアーマーの商品化に合わせ、ガンプラ最新技術による「フルアーマー脱着可モデルのガンダム7号機」をリヴァイヴ商品化。このあたりになると私の願望しかないな・・・。

 

⑲は以前、ガンダムエースでカトキ氏がリファインしたイラストが掲載されており、そこから商品化を夢想したもの。陸戦高機動型ザクⅡはヴィンセント・クライスナー機だったりアルマ・シュテルナー機だったりと外伝主役機に多数採用されていてエンドユーザー的ニーズはあるハズなんですが、まるで商品化しないんですよね。

MSD枠にしたのは本根拠のカトキ氏イラストが「高機動型ザクⅡ地上用」の記事だったため、「HG ククルス・ドアンの島」扱いになるのですが、劇中未登場のため「HG MSD」としました。

私の願望とすれば①より⑲なんですが、シャアのキャラクター人気には敵わないかなあ・・・。

 

⑳は全長108.26mの1/144スケールだから、ガンプラ化で75cmくらいになりそうですが、全高116.00mのネオ・ジオングがHGガンプラ化するんですから可能性はゼロじゃないです。

 

HGUC 1/144 ネオ・ジオング

 

GUNDAM SIDE-Fで「逆襲のシャア」に力を入れてるし、ホビーハイザックの商品化で、「逆シャア」1/144未商品化のラスボスでもあるので、今のバン〇ム様ならありえるかな・・・と。

まあ「逆シャア35周年」の確変タイムは昨年で終わってしまいましたし、ほぼなさそうですが。

 

⑪~⑳は1つでも商品化実現すれば奇跡のようなラインナップですが、まあ新年ですし夢を語るってことで。

 

閑話休題。

ガンダムベース東京では、『GUNPLA BUILDERS WORLD CUP 11th TOURNAMENT JAPAN』の参加作品も多数展示されておりました。

コチラは見応えある素晴らしい芸術品ばかりで心を揺さぶられまくりでした。

時間が許す限りゆっくり見ていたかったのですが、閉店近かったので早足での閲覧。

ご興味おありの方は是非、ガンダムベース東京へお足を運んで見て下さい。

世界のガンプラ芸術作品を生で鑑賞できるチャンスですよ!


『宇宙世紀0080、この戦いのあと、地球連邦政府とジオン共和国の間に終戦協定が結ばれた』【TAMASII Nation 2023】

2024-01-05 00:00:00 | 日記

令和6年能登半島地震に被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

今なお大変な状況に直面されている方々もいらっしゃるかと思いますが、ご自身とご家族の安全を最優先にお過ごしください。

1日も早い復旧・復興をお祈りいたします。

 

 

今回は地震前、昨年末に新年用に下書き完成していた記事を公開します。

以下、下書きしていたブログ記事です。

 

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

新年最初の記事は、私が収集している「宇宙世紀ガンダム系1/144モデル」について、今年の予想をしていきます。

具体的には以下の内容です。

 

①「TAMASII NATION 2022」参考出品のその後の動き。

②「TAMASII NATON 2023」参考出品の状況。

③①と②より新年の商品展開を予想。

 

①「TAMASII NATION 2022」参考出品のその後の動き。

当ブログでは2022年11月18日に『ファントムブレット』タイトルで、「TAMASII NATION 2022」を記事にしました。その中でも注目した参考出品のその後の動きを見てみます。

 

【A】「ファントム・ブレット」からは、以下が当時参考出品されてました。

 a)ROBOT魂ver.a.n.i.m.e『RX-78GP-00 ガンダム試作0号機 ブロッサム』

 b)ROBOT魂ver.a.n.i.m.e『MS-06F2 ザクⅡF2(測距手用)』

 c)ROBOT魂ver.a.n.i.m.e『MS-06F ザクF(砲撃手用)』

 d)ゲルググイェーガー(量産カラー)

これらはいずれも商品化を果たしました!

 

a)ROBOT魂<SIDE MS> RX-78GP00 ガンダム試作0号機ブロッサム ver. A.N.I.M.E.

ブロッサムは2023年8月26日に一般店頭販売されました。

股関節付近の可動域の評判がいまひとつだからか、現在でもこのあたりのショップだと定価以下で新品を購入できそうです。

正直ガレージキットしか望めなかった当機体が、完成品としてメーカー初商品化しただけでも奇跡のような話だと私は考えてるので、評判はどうあれ嬉しい限りです。

 

b)ROBOT魂 <SIDE MS> MS-06F-2 ザクII F2型(測距手用) ver. A.N.I.M.E.

c)ROBOT魂 <SIDE MS> MS-06F ザクII (砲手用) ver. A.N.I.M.E.

d)ROBOT魂 <SIDE MS> MS-14JG ゲルググJ(タグ軍曹機) ver. A.N.I.M.E.

ファントムブレットのジオン側3機もいずれも商品化しました。プレバンだったため現在は受注終了。

元のキットのデキが良かったため可動域も良好。3機とも評判上々でした。

何より当3機はブロッサム以上に「どマイナーなMS」で、商品化自体に感謝しかありません。

 

【B】ROBOT魂 <SIDE MS> AGX-04A1 ガーベラ・テトラ改 ver. A.N.I.M.E.

参考出品だったコチラも商品化しました。プレバンだったため現在は受注終了。

「GUNDAM FIX FIGURATION」で当機とコンパチだったGP-04は一般店頭販売。

GP-04は可動域が不評でしたが、ガーベラテトラ改は元キット同様に良好!

造形も素晴らしく個人的には大満足の逸品でした。

強いて言えば明貴先生のイラストもボーナスで同梱されてれば良かったかな。

 

【C】ROBOT魂 <SIDE MS> MS-14Fs ゲルググM指揮官機(シーマ・ガラハウ機) ver. A.N.I.M.E. ~リリー・マルレーン発艦仕様~

 

参考出品だったコチラも商品化しました。プレバンだったため現在は受注終了。

元キットよりコーション系中心にディテールマシマシ。何より1/144初メーカー商品化のリリーマルレーン発艦カタパルトが同梱!

ホワイトベースのカタパルトデッキのように連結し延長できる機能はありませんでしたが、充分楽しめます。

一般のゲルググマリーネやガーベラテトラにも流用できて楽しいアイテムです。

 

【D】ROBOT魂ver.a.n.i.m.e『RX-78 ガンダム(ロールアウトカラー)&プラモ狂四郎スペシャルパーツセット

参考出品だったコチラも商品化しました。プレバンだったため現在は受注終了。

ロールアウトカラーは、私個人としてはメタリック塗装が明る過ぎて玩具感が好みではなかったですが、ネット評判は上々。セミアーマードは裏がスカスカですが仕様ですので無問題。色味も落ち着いていて個人的には満足。

 

当時の記事では他にもピックアップしてましたが、私個人として本命だったのはこれら【A】~【D】の7アイテム

で、いずれも参考出品から商品化となりました。

 

ガンダムじゃないですが、NEXEDGESTYLEのワタル系はゴーストンが出ませんねえ。

ゴーストンは分離し各魔神になる旧バージョンを含め、期待してるんですが。

また参考出品されてませんが、ガッタイダー(ドンゴロはデザイン的にスルーかな)、戦王丸も欲しいなあ。

これら2機はROBOT魂で出てますが、NEXEDGESTYLEで並べたいんですよ。

 

 

②「TAMASII NATON 2023」について。

「TAMASII NATION 2023」は現地に行こうか・・・とも考えてたのですが、ネットの早出し情報で満足してしまい、スルーしてしまいました。

例によって私自身が現地で写真撮影している訳でもありませんので、代替え写真等でのご紹介。

本イベントでは「解体匠機 ガンダムMKⅡ」等が話題になってましたが、当ブログでは「宇宙世紀ガンダム系1/144モデル」を中心に、私の琴線に触れるような「U.C.0079~0099」をピックアップし、情報だけの内容となります。

 

①ROBOT魂〈SIDE MS〉MA-08 ビグザム ver.A.N.I.M.E

MSじゃなくMAですが、ビグザムが大々的に展示。ビグザムは「ROBOT魂ver.A.N.I.M.E」ブランド立ち上げ初期から参考出品され、以下書籍にも未商品化コーナーに掲載されてました。

機動戦士ガンダム ROBOT魂 ver.A.N.I.M.E.開発秘録

大きいサイズのビグザムはメーカー商品では以下が最大かな。

MOBILE SUIT IN ACTION!! ビグザム

「MOBILE SUIT IN ACTION!!」はガンダムで10.5cmくらい。ビグザムは同スケールだから、およそ1/160~1/170くらいでしょうか。ちなみに「MOBILE SUIT IN ACTION!! ビグザム」は「第24回 日本オラザク選手権」大賞作品にも使われてました。

1/144スケールのビグザムは、これよりも大きくメーカー初商品化。

目も光るようですし楽しみです。

・・・まあお値段が心配ですが・・・。

 

②ROBOT魂 ver.A.N.I.M.Eが「機動戦士Zガンダム」シリーズに突入。

私個人では「Z」はコレクション圏外なんでスルーしてましたが、「ROBOT魂 Ver.A.N.I.M.E」シリーズは宇宙世紀系だけコレクションしてるので、ちょっと気になるところ。

まずはコチラが商品化。

ROBOT魂<SIDE MS> RX-178 ガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様) ver. A.N.I.M.E.

 

ナンバリングある左肩と右膝は、デカールやシール対応ではなくパーツ交換。

01~03号機全て対応する上に、シールと違いパーツ交換なので固定せず入替可。

エマ(01)やカクリコン(02)やジェリド(03)に乗機として3機入替できますね。

顔も近年造形にありがちなイケメン系じゃなく、設定画や放送時を彷彿させる、良い意味で昭和フェイス。

 

脱線しますが、MK-Ⅱは「Z」序盤で全機鹵獲されましたが、一部鹵獲させずに鹵獲エゥーゴ機(カミーユ)とティターンズ機(ジェリド)による「白黒ガンダムMK-Ⅱ対決」にしても面白かったような気がします。

序盤の鹵獲メカによる主役機はダンバインと同じパターンだし、そこを変えて中盤までライバル機としても存在感を示せば、玩具的興業面ではアリのような・・・。まあ、御大はそういうのが嫌だって明言してましたから、なかったんでしょうね。

白いMK-Ⅱはアムロの乗らなかったガンダムとしても放送当時は注目されましたが、当初2話しかほぼ登場しない黒いMK-Ⅱが今でもこうして商品化されてるんですから、興行的にも大成功・・・というかコンテンツとしてのガンダムがここまで育ったことが凄いんでしょうね。

 

閑話休題、「TAMASII NATION 2023」ではMK-Ⅱ(ティターンズ機)以外にもMK-Ⅱ(エゥーゴ機)やリックディアス(クワトロ機一般機)、も参考出品として展示されていたようです。

これらは(無印)「ROBOT魂」で既に商品化されてますが、「ver.A.N.I.M.E」ブランドでは初です。

(無印)「ROBOT魂」では9年くらい前ですから、最新の技術での商品化は楽しみじゃないでしょうか。

当時の(無印)ROBOT魂はプロポーションも格好良くアレンジされてましたが、ver.A.N.I.M.Eは劇中再現にもこだわりが強いので、原作好きには嬉しいアイテムになりそうです。

 

ROBOT魂 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)(無印2014年12月発売)

 

(無印)ROBOT魂のMK-Ⅱは正にイケメン顔でカッコイイです。

私はka.signatureのフルアーマーガンダムMK-Ⅱを所有してますが、無印は買ってないですねえ。

 

ちなみにROBOT魂では商品化されてない「ハイザック」もVer.A.N.I.M.Eで参考出品されていたようです。

「ハイザック」好きには楽しみな情報ですね。

 

③GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE シャア専用高機動型ザク

1/144スケールじゃないですが「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」より「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE シャア専用高機動型ザク」が参考出品。

シャア専用高機動型ザクはそれっぽいのが過去に「ガンプラRG」で出てましたね。

RG 1/144 高機動型ザクII(チームモンストルカスタム)

「シャア専用高機動型ザク」は、ガンプラ「HG ククルス・ドアンの島(HG THE ORIGIN)」でも参考出品されてました。

私は1/144スケールのコレクターなので、ガンプラ発売を期待してコチラはスルーするかな。

ちなみに、ガンプラとしての2024年「宇宙世紀ガンダム系1/144モデル」新商品化は、私的には以下を予想しています。

 

①HG(ククルス・ドアンの島) シャア専用高機動型ザク

②HGUC ジーライン(ライトアーマー)

③HGUC サイコガンダムMK-Ⅱ

 

①は前述とおり参考出品されている上、「HG THE ORIGIN 高機動型ザクⅡ(黒い三連星専用機)」の完全カラバリで実現するアイテム。人気キャラであるシャア専用でもあり確度は高そうです。

②はスタンダードアーマーが脱着式で商品化した上、ライトアーマーのほうが出典コミックの主役機。

③は2023年12月に発売した「HG 1/144 ティフォエウスガンダム・キメラ」腕パーツランナー表記が「サイコガンダムMK-Ⅱ」となっており、同機発売を見据えた商品開発を匂わせています。

願望としては他にもたくさんありますが、実現性の高いアイテムとなれば上記①~③かなあ・・・と。

 

また脱線しました。「TAMASII NATION 2023」の話題に戻ります。

 

④ROBOT魂〈SIDE MS〉シャア専用ディジェ Ka sigunature

KATOKI先生ブランドでシャア専用ディジェが参考出品。

言わずとしれたコチラのコミック出典。

 

機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還

私も大ファンの作品で、当機も当初のラスボス機としてチート級に大活躍。

ただ、ガンプラでミキシングしようとすると数年再販してないプレミアHGが必要なので大変なんですよね。

商品化して頂ければ最高ですね。(できればトラバ-シアも!)

 

⑤ROBOT魂〈SIDE MS〉アムロ・レイ専用ディジェ Ka sigunature

コチラもKATOKI先生ブランドで参考出品。

コチラのコミック出典。

機動戦士ムーンガンダム

これは私の腕では頭部スクラッチが無理だなあ・・・と諦めてたMSですので、是非シャア専用ともども商品化希望!

ただ、2機とも既に過去「魂ネイション」で参考出品しているのにまだ商品化希望してないので、厳しいかなあ・・・。

 

その他、フルアーマー百式改やZプラス系が参考出品されてました。このあたりはGFFで一度商品化されてるので、様子見かな。

ROBOT魂はダンバインで「ガラバ」が出てたのには驚きました。ダンバインはコレクション外ですが、ガンダムでいうモビルアーマークラスで大型なので。ブブリィとかもありえるのか。

 

③新年の商品展開を予想

「TAMASII NATION」で、「宇宙世紀ガンダム系1/144モデル」を中心に、私の琴線に触れるような参考出品を紹介してきました。2022年は紹介した参考出品で私が本命と考えるアイテムは100%商品化されました。

2023年も、「ROBOT魂 機動戦士Zガンダム ver.A.N.I.M.E」はシリーズ突入したばかりだし、参考出品が商品化されるのも確度が高そうです。(個人的にコレクション外なんでスルーしそうですが)

ビグザムは過去に参考出品された経緯があり、実現するかは微妙ですが、ディスプレイの本気度は高そう。

・・・ただ価格が心配・・・。

ディジェ系は以前も参考出品止まりで、ビグザムほどの熱量をディスプレイに感じず、出典がコミックで映像化してないため、ちょっと不透明かなあ。まあ、ファントムブレットが商品化する時代だから可能性は捨てきれませんけど。ビグザムを除くとディジェ系2機が私の本命ですが、今年は100%商品化が難しいかな・・・。

 

そんなこんなの2024年。楽しんでいきたいですね。