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『宇宙世紀』【3月発売ガンダム書籍】

2022-03-27 00:00:00 | 機動戦士ガンダム
今日は今月発売のガンダム書籍について。
(*商品の紹介や固有名詞の解説が必要な方は、ある程度のリンクを貼ってますので、対象単語をクリックする事で商品HPや公式解説等にジャンプできます。)

まずはコチラ。


【機動戦士ガンダム新訳MS大全集 U.C.0081-0090編】

『機動戦士ガンダム新訳MS大全集 U.C.0081-0090編』

私は今のところ「ハサウェイ」くらいまでが守備範囲なので、悩んだ末に前回の『機動戦士ガンダム新訳MS大全集 U.C.0092‐0169編』はスルーしたのですが、『コッチも買っておけばよかったか』と再び逡巡するくらい満足な内容でした。
前回このシリーズを購入したのは『機動戦士ガンダム MS大全集2009 MOBILE SUIT Illustrated 2009』と10年以上前で、その間に世に送り出された「外伝コミック系」が網羅されていて目の保養になります。
外伝コミックは一年戦争前後は確認できる限り購入してるので、それらの資料ページの再録がほとんどですが、設定ページだけでなく表紙やカラーページの切り抜き等、自分でパソコン編集したらそこそこ面倒な事をしてページ構成もしてくれてるので有り難いです。
何より「いちいちコミックを1冊毎に調べ」なくとも、一覧でMSをカラーでお手軽に確認できるので、該当MSをカラーカタログで眺める楽しさがあります。
後半にはモノトーンの設定資料もあり、大まかな機体設定を確認できます。
ガンプラ作成にもある程度、役に立ちそうです。
私はA.O.Z系のMSを誤認する事があるので、このあたりの線引きを簡単に確認するにも良いです。
ただ、『ガンダム センチネル』は版権経緯もあり今回は未掲載。
あと、0081-0090ですが『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』『GUNDAM LEGACY (3)』等、この時代の夏元先生作品は全スルー。
両作ともオリジナルデザインのモビルスーツが登場するのに未掲載で、残念なところ。
このあたりは「新規MSのカラーイラストがある程度網羅されているか」等の掲載条件の線引きもあるもかもしれません。
そういえば『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』も時期はZZ(ダブルゼータ)ですが、無いですね。
フェアトンの銀のカプールやバーンのドライセン以外は正規カラーが多いからか、新規カラバリMSもカラー画稿が無さそうだからか。
A.O.Z RE-BOOT GUNDAM INLE ガンダム・インレ ‐くろうさぎのみた夢』も無いですね。
コッチは巻末に設定資料がしっかりありますが、物語のメインストリームが0091だから無いのかな。
しかし今回『MS大全集』は『宇宙世紀』の年代別に分割してますが、「0081-0090」「0092-0169」とあり、『0091』が無いんですよね。
未読ですが『0092-0169』に掲載されてるのかな。
未読で時期不明ですが『機動戦士ガンダム ジオンの再興 レムナント・ワン』にも登場する『ゲードライ』はそもそもZ(ゼータ)の近藤版コミカライズが最初だったような気が。
コチラも「0092-0169」に記載されてるのかな。

眺めてて感じたのは、「休載中のエコールとか、再開しないのかなあ・・・」と思ったり。
ワグテイル作って無かったな。でもHGUCジム改、まだ買って無かった。」とか思い出したり。
まあ、色々と懐かしんだり考えさせられたり。
高額ですが、とにかく宇宙世紀系の外伝好きにはドストライクですよ!
ちなみに私は所有してないんですが、前作『機動戦士ガンダム MS大全集2015 MOBILE SUIT Illustrated 2015』をお持ちの方だと、情報がダブる部分が多いのかもしれません。
それでも、

①宇宙世紀系で0081-0090に特化。
②「ジョニ帰のディジェ・トラバ-シア」等、外伝系MSの最新版を収録。

・・・のような良さはあると思います。

次は今月発売のコミックについて。
まずはコチラから。(紹介順はランダムです。あしからず。)


『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争(2)』

『機動戦士ガンダム ポケットの中の戦争(2)』
が先月発売の1巻に続き、早くも登場!

1巻では本編以外のサイクロプス隊の活躍等、嬉しい前日譚がありましたが、2巻ではプロトタイプ・アレックスの前日譚が継続中!
クリス大活躍!
連載から感じてましたが、稀少MSの○○○○○○○○○が連邦に鹵獲されてるのは、ジオニストとしてちょっと悔しいですが、格好良く活躍してるから良し!
キャラ個性が光る上、裏切り有りとストーリーも盛りだくさん。
それでいて「無理矢理な詰め込み感」は無いし、コマ割りや構図もしっかりしていて読みやすい。
見開きや決めポーズも要所で入るのでカッコイイ!
玉越先生なので女の子ビジュアルも魅力的!
設定的には金色のプロトタイプ・アレックスがこの作戦でロストして、赤いアレックスがロールアウト・カラーで登場してくれれば言うことないんですが、どうなるでしょうか。
期待したいです。

お次はコチラ!


『機動戦士ガンダムMSV‐Rジョニー・ライデンの帰還 23』

『機動戦士ガンダムMSV‐Rジョニー・ライデンの帰還 23』
です。
いよいよ最終決戦っぽい流れです。
テンション爆上がり!
この作品の素晴らしいさは愛読されている方には周知でしょうから、敢えて紹介するような無粋なマネはしません。
今回はレズン活躍、ヴァースキーとイングリット・ゼロの会話等、目白押しですが、やはりシャアでしょうか。
当たり前ですが、ちゃんとシャアなんですよね。
ちゃんとシャアがシャアしてるから、ますます盛り上がるんですよ。
何、言ってるのかわからない感じでしょうから、是非購入してご覧頂ければと思います。

お次はコチラ!


『機動戦士ムーンガンダム (9)』

『機動戦士ムーンガンダム (9)』
です。
今回は『不良品』呼ばわりされてるアゴス君と神父様のお話。
『機動戦士ガンダムUC』でお馴染みの福井節が炸裂した熱い物語が展開!
アゴス君の仕掛けはサスペンス小説では割とメジャーなものですが、ドラマ性が強いので使い古した感がしないですね。
作業用ザクが登場したり、MS的な部分も嬉しいです。
個人的には、もっとMSVが出演して欲しいなあ。

次はコチラ。


『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2)』

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2)』
です。

いよいよ2巻です。
ベルチルをコミカライズされたさびしうろあき先生ですから、安定したクォリティーで安心して読めます。
あの傑作、劇場版のコミカライズですから、大変な執筆であろう事が想像できます。
それでも会話劇や心理描写など劇場版以上に丁寧に描かれており、より詳しくハサウェイを理解できる内容になってます。
グスタフカール(軽装版)等、面白いMSアレンジも登場しコミックならではの楽しみもありますよ!

今月、私が購入したガンダム系最後のコミックスはコチラ!


『機動戦士ガンダムF90FF(6)』

『機動戦士ガンダムF90FF(6)』
です。
一年戦争好きの私としては、逆シャアのアクシズショック時のジョブ・ジョンさんやカムナ・タチバナが描かれていて嬉しかったですね。
この時代の宇宙世紀は詳しくないんですが、単純にコミックスとして面白いです。

今月はガンダム系の書籍が多数販売され嬉しい悲鳴!
しかし『ROBOT魂 高速機動型ザク』も着弾し、財布は文字通り悲鳴が・・・。

高速機動型ザクは高額でしたが、買って無かったら後悔するくらい素晴らしいデキでした。

機会があれば、そのうち紹介したいですね。

『サザンクロス隊』【ククルスドアンの島・続報】

2022-03-12 00:00:00 | 機動戦士ガンダム
今日は『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』続報について。


【機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島】

『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』公式HPが更新され、様々な情報が判明しました。
また、安彦先生やアムロ役の古谷徹さんの記者会見も実施され、作品に対しての想いも伝えられました。
私が注目した情報は以下の点です。

①公式HPで特報映像公開。


②①で『オリジン版ジム(ミサイルポッド装備)』『オリジン版ジム(キャノン装備)』が登場する事が判明。


【オリジン版ジム(ミサイルポッド装備)】


【オリジン版ジム(キャノン装備)】

このあたりは「ガンプラ商品化」期待です。


③①で『コアブースター』が登場。
Gアーマーのように、大気圏内でガンダムを上に載せて運用。
形状も従来とは変更され、コアファイターの主翼や垂直尾翼が折りたたまれていませんし、カラーリングも違います。



コアファイターの垂直尾翼は違いますが、カラーリング的にMSV-Rの『コア・ブースタープラン004』に似てます。



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【コア・ブースタープラン004】

開発開始から3か月後に2機の試作機がジャブローでロールアウトし「FF-X7Bst PLAN004」の開発ナンバーが与えられた。
本機はエンジンを換装することで大気圏内外での行動が可能であり、大気圏外と高速時において主翼が基部から90度折れ曲がる機構が採用され、本体下面にある4基の兵装ステーション内2基には通常バルカン砲ユニットが選択されている。
コア・ファイターは主翼が展開した状態でドッキングしているため、ペンシル型空対空ミサイルも使用可能。
試作された2機はジャブローとルナツーに1機ずつ送られて各種飛行試験が行われ連邦軍を満足させる性能を見せたものの、制式採用には至らなかった。
しかし、本機で得られたデータはのちのジェット・コア・ブースターやコア・ブースターIIに活用されることとなる。

【劇中の活躍】
漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』では紅く塗装された機体が登場する。
リミア・グリンウッドは「レッドバロン」と呼ばれた第一次世界大戦時のパイロットにあやかって、と述べるが、右翼の「RB」のマーキングはジョニー・ライデンのものとなっている。
コア・ブースターに限らず、「V作戦」関連の情報は一年戦争から10年が経過した時期でも大部分は機密指定されたままであり、本機はゴップ議長の手配で機密が解除されたという。

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「コア・ブースタープラン004」を本作用にアレンジしている可能性はあります

「ガンプラ商品化」すれば塗装+プラ板加工で「機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」版が作れますね。

・・・まあ、単純に『オリジン版コアブースター』の可能性が極めて高いですが。


【オリジン版コアブースター】



④公式HPで、ガンダムのコアブロックはオリジン設定準拠で「コアポッド」と明言。
上記③を踏まえると「コアポッド」と「コアファイター」が共存する。




⑤①でカイがパイロットスーツを着ており、おそらく「ガンキャノン」も本編に登場する。


⑥ククルス・ドアンは『ジオン軍で最強』と恐れられている。
本作がジャブロー以降のエピソード。
もしアムロのガンダムがドアンのザクに倒されているなら、それ以前にアムロに倒された『青い巨星』『黒い三連星』やズゴックの腕を切られた『赤い彗星』よりドアンの方が強いという設定の可能性が高い。



オールドタイプ最強のヤザンとどっちが強いの?
っていうか、個人的に最強の「ラルより強い」とか、嫌だなあ(あくまで個人的な意見)。


⑥本作の時間軸は『機動戦士ガンダム ジ オリジン』準拠。
以下、安彦先生の会見時の時間軸に関するコメントの要約。

・本作の冒頭に出るテロップで、『機動戦士ガンダム』第15話のリメイクであるとはっきり説明。
・『ククルス・ドアンの島』と『機動戦士ガンダム』全43話は同じ並びであるとは言っていない。
・時系列の変更について、『THE ORIGIN』で変更を加えている。(安彦先生の中で)この変更は必然的なものと考えている。
・『ククルス・ドアンの島』は第15話より“後”。
だから第15話には登場しなかったスレッガー・ロウが登場する。

このあたりの時間軸については以前の記事に説明したものがありますので、そちらをご参照下さい。


⑦『ドアン専用ザク』が登場する。



私はファーストガンダム世代ですが、わざわざ『機動戦士ガンダム 15話 ククルス・ドアンの島』の作画に合わせて、「ザクのノーズ部分を伸ばしたり」「スパイクアーマーを小さくしたり」「全体的にひょろっとさせたり」する事無かったのに・・・なんて考えてしまいます。
でも、『この作画のザク=ククルス・ドアンの島』という一定のファン層もいるでしょうから、ある意味「神対応」なんでしょうね。
ちなみにこの「ドアン専用ザク」デザイン、安彦先生は「(15話のドアン・ザクの作画崩壊デザインと踏襲する)本デザイン」に反対だったそうですが、カトキ氏他のスタッフの方々の強い意見に負けて誕生したそうです。

そして地味に注目したのが型式番号。
「MS-06F」。F型なんですよね。
J型じゃない。
「カードビルダー」的には衝撃ですが、個人的には許容範囲。


⑧『RX-78-02 ガンダム(「ククルス・ドアンの島」版)』『MS-06F ドアン専用ザクⅡ』が「HGUC」ブランドで商品化。プレバンで近日予約開始?



「HGUC」で商品化とは!
バンダイ公式で「宇宙世紀」認定です!
(これまでは「HG THE ORIGIN」ブランドで、「宇宙世紀」扱い=「HGUC」では無かった。)
個人的には大賛成ですが、原点となる「機動戦士ガンダム」と時間軸を含めた設定の摺り合わせをサンライズさん(4月から商号変更なるんですよね。)に、お願いしたいところです。

ガンダムは「ロールアウト版」ベースで、耳の穴を全部開けた金型を使って欲しいですね。


⑨安彦先生や古谷徹さんにとって「劇場版・機動戦士ガンダム」新作は本作が最後になるかもしれない。
・・・会見でお二人が言ってましたね。
寂しい話です。コメントを裏切って、どんどん新作出して欲しいなあ。


⑩『サザンクロス隊』の設定。

本作でククルス・ドアンは脱走前に「サザンクロス隊」に在籍していた事になってます。



心配なのはコミック『機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島(おおの じゅんじ先生・著)』が、黒歴史になってしまわないか・・・という点です。
同作でククルス・ドアンは『Y-02小隊』所属となっています。
しかし、脱走した描写そのものは描かれてません。
なので、以下だと同作を黒歴史にせずに辻褄が合いそうです。

①コミック版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島』では、UC.0079.9に北米戦線において、「Y-02小隊(ドアンや本作の主人公・ヴァシリーのいる隊)」は、民間人を含めた大量虐殺作戦を実行。
元々、本作戦は「汚れ仕事」の為にドアンが部下に手出しをさせず一人で作戦実行しようとしていたが、部下達に仲間意識が強く芽生えていた為にドアン一人の負担を良しとせず、隊全員で作戦実行していた。

②泥沼化する大量虐殺作戦。
これ以上ヴァシリー達の手に血を染めさせたく無いと感じたドアンは、内々に作戦中止を上司で兄でもあるヤッ・デルマ中佐に上申。

③ドアンの気持ちを汲んだヤッ・デルマが『Y-02小隊』を一時解散させ、作戦の任を解く。
但し隊長が作戦の放棄を上司に上申し受け入れた事は、指揮系統に影響を及ぼす他の兵への示しが付かない対応であり、体裁上、ドアンを責任をとる形で降格させる。
作戦自体の放棄は出来ない為、別部隊『サザンクロス隊』により虐殺作戦は継続させる。
ドアンには別部隊『サザンクロス隊』に1隊員として編入させ、大量虐殺を継続させる。
これら一連のヤッ・デルマがドアンに下したペナルティ処置は、ドアンが同作戦を最後まで完遂した際に、元の「隊長」ポジションに戻す心積もりでの「泣いて馬謖を斬る」人事。

④ヴァシリー達は「Y-02小隊」一時解散の理由や、ドアンの処分を聞かされないまま、分散配備される。

⑤ドアンはペナルティ処分命令のとおり『サザンクロス隊』に転籍。
同隊で引き続き大量虐殺を継続。
ドアンは元々、大量虐殺作戦を部下にはさせず自分だけ汚れ仕事として引き受けるつもりでいたので、命令どおり任務を遂行していく。

⑥ドアンが家族が亡くなった事実を手紙で知り、心変わり。
任務を放棄し『サザンクロス隊』を脱走。

⑦ヤッ・デルマがドアンを連れ戻しに追撃部隊を編成しドアンを追う。

⑧ヤッ・デルマはドアン連れ戻しに失敗。ドアン追撃部隊からヤッ・デルマが外される。

⑨ドアン追撃部隊は『サザンクロス隊』が引き継ぐ。同隊の指令はヤッ・デルマから別の新キャラクターに引き継がれる。

⑩『ドアン脱走』の報をヴァシリー達が知り、『Y-02小隊』一時解散の理由が『ドアン脱走』と誤認する。

こんな感じの物語を、おおのじゅんじ先生が読み切りで書いてくれないかなあ。

『サザンクロス隊』のシルエットも公開されました。



モビルスーツは上半身が「右肩楯にスパイクを要したザクⅡ」。
真ん中のザクはオリジン版より長いブレードアンテナがあります。
隊長機でしょうか。
下半身は『高機動型ザクⅡ R-2』っぽいです。
『ククルス・ドアンの島』版の『MS-06G 陸戦高機動型ザクⅡ』派生機でしょうか。
『MS-06G 陸戦高機動型ザクⅡ』とは大分シルエットが違いますが、本作オリジナル派生機とすれば説明付きます。
武器もMSV-R出展の『M-120ACザク・マシンガン』ぽいのがありますね。


[M-120ACザク・マシンガン]

色々、楽しみが尽きない『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』!

公開に向け、益々期待が高まりますね!


『マスターグレード』【ガンプラ準拠ザクⅡ登場作品】

2022-03-05 00:00:00 | 機動戦士ガンダム
今日はガンプラ準拠のザクが登場するガンダム作品について。

まず『MG ザクⅡ F/J型 Ver.1.0』


【MG 1/100 MS-06F/J ザクII】

1997年10月に発売されたモデルで、F型とJ型のコンパチ仕様。
Ver.2.0も発売されてるんですが、ガンダム作品には『MGザクⅡ Ver.1.0』をベースに描いている作品が多いですね。

まずは『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』のザク。


【ザクⅡ MS-06JC型】

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【JC型】

OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場。
J型のコクピット周辺の機構を改修した機体とされる。
また、戦場の長期化に伴い、ザクの局地的な適応能力が不十分であることから開発されたとする資料も見られる。
一方で、J型とは異なり当初から地上戦用に再設計された機体であり、宇宙型に改装可能なように設計されていたとする資料も見られる。
ザクのJC型については、「C型からの改修機であることを示す型式番号ではないか」とする説や、「脚部の構造から宇宙用に改装することが可能である」とした資料が存在する。
肩部シールドにスパイクを装備したデザインと、非装備のデザインが存在する。

[備考]
デザインは先に発売されていたプラモデル『マスターグレード MS-06F/J ザクII』用の画稿をもとにリライトしたもの。
さらにコックピット周りも変更され(機体の中央にコックピットが配置されており、胸部パネルが跳ね上がることによってウィンチ式の乗降用ワイヤーを垂らすことが可能)。

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先日『robot魂』も発売されました!


【ROBOT魂<SIDE MS> MS-06JC 陸戦型ザクⅡ JC型 ver. A.N.I.M.E.】

我が家にも無事到着しましたが、大変素晴らしい商品です。
「可動域」「モールド等の情報量」「スタイル」すべてに大満足。
以前プレイしたアーケードゲーム『機動戦士ガンダム カードビルダー』のラル隊では、大変お世話になったMSの最新フォーマット立体化。
『ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.』だから、カードビルダーのように他MSの武器もある程度は装備できます。(ミサイルポッドは脚の形状がファーストガンダムのザクⅡと違う為か、私は装備できませんでしたが。)
一般販売で、まだ購入できますので、興味おありの方は是非。

『MG ザクⅡ F/J型 Ver.1.0』といえばコチラもそうです。


【MS-Igloo MS-06J型 ザクⅡ】


「08MS小隊」はMGベースにデザインをリライトしたんですが、『MS-Igloo』はMGのデータを「まんま」使っています。
ただ、MGデータをまんま使うとデータ量が重く動画として動かすのは製作当時は難しかった為、内部構造等はオミットしているそうです。
グラフィックをみる限り、頭部パネルライン以外のモールドも省略されていそうです。

個人的には「08MS小隊のザクⅡJC型」が「robot魂」で商品化されたのですから、「MS-Igloo」の「セモベンテ隊」のrobot魂商品化も期待したいです。
あの独特のウェザリングもダンボ印刷で、是非!
肩パーツ差し替えでフェデリコ機から5号機まで再現可能な仕様にして、プレバンで!

『MG ザクⅡ F/J型 Ver.1.0』はガンダム外伝コミックでも採用されています。


【機動戦士ガンダム戦記 陸戦型ザクⅡ】

この頃の夏元先生のザクⅡは、大体『MG ザクⅡ F/J型 Ver.1.0』ベースですね。


さて、次は『MG ザクⅡ J型 Ver.2.0』ベースのガンダム作品について。


『MG ザクⅡ J型 Ver.2.0』

『MG ザクⅡ J型 Ver.2.0』は、『MS-Igloo』の続編の『重力戦線』ではMGデータを「まんま」使っています。

『ホワイトオーガー』は、まんまカラバリで商品化されてますね。


『MG 1/100 MS-06J ザク Ver.2.0 ホワイトオーガー』

いよいよ来月(4月)に最終巻を迎える『機動戦士ガンダム バンディエラ』ですが、主人公・ユーリーの駆るザクⅡも連載中に紹介されていたガンプラ作例紹介では『MG シャア専用ザクVer.2.0』をベースに製作されてました。


『機動戦士ガンダム バンディエラ』


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ユーリー・コーベル専用ザクII
漫画『機動戦士ガンダム バンディエラ』に登場(型式番号:MS-06Le)。
同作の主人公である、元サッカー選手のユーリー・コーベル中尉が搭乗する機体。
左利きであるユーリーの特徴を活かすため、通常型とは武装を左右反転させており、スパイクアーマーを右肩に装備する。
また、出力を最大限発揮するための軽量化により、シールドは装備していない。
カラーリングは薄紅色を基調とし、左胸にユーリーが所属していたジオン最強のサッカークラブである「オクラント・レプス」のロゴ、左肩に横に3本のラインが引かれており、「レプスカラーのザク」とも呼ばれる。
バズーカは『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』に登場するMS用バズーカA2型を携行する。
地球に降りてからは陸戦仕様の新機体に乗り換えているが、外観はまったく同じである。
追加武装として、左脚に3連装ミサイル・ポッドを2基重ねて装備している。
キャリフォルニアベースでは装甲を削るなどして反応の向上を図るが、性能限界に達する。
その後、同基地でのジャブロー攻略戦と同時に開催された軍事パレードに参加していたところ、急襲してきた連邦軍の「ガンダム」との一騎討ちの末に右腕を除く四肢と頭部を破壊され、コックピットをビーム・サーベルで貫かれる。
なお、ユーリーは直前に脱出している。
F型、S型あるいはJ型のいずれをベース機としているかは作中では語られないが、『ホビージャパン』および『ビッグコミックスピリッツ』に掲載されたサンライズ・BANDAI SPIRITS協力による模型作例は、『MG シャア専用ザク Ver.2.0』をベースにしている。

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ただ、コミック1巻・劇中の『ユーリー・コーベル専用ザクII』は頭部に2本のパネルラインがあったり、バズーカのデザインだったり、バックパックだったり、オリジンのシャア専用ザクⅡのほうが共通点が多い気がします。
ブレードアンテナと脚部スラスタはRGかな。

『機動戦士ガンダム バンディエラ』は、ファーストガンダムとオリジン両方からデザイン流用してるので、両作の設定を橋渡ししているようで嬉しいです。

RGといえば『RG ザクⅡ』をベースにしていそうなガンダム作品もあります。

名作『機動戦士ガンダム 黒衣の狩人』のザクⅡは、たぶんRGかな。


『機動戦士ガンダム 黒衣の狩人(小学館)』

ただ、『機動戦士ガンダム アグレッサー』にゲスト出演する黒衣の狩人のザクⅡは、デザインが別だから違います。

このように「その作品で使われているMSデザインのモデルのガンプラ」を調べるのは楽しいですし、そのMSをガンプラで作る時に調べると、再現度が高まりますよね。