テレビの話題はゴールデンウィークの過ごし方一色。
いつも言いますが、私は農村に住んでいて、庭も広いのでどこへも行く必要はありません。高齢になると人混みへ行くだけで疲れます。皆さんが行かない時期になったらゆっくり一人旅はしたいなとはおもいます。
北海道、東北方面。北海道は団体の駆け足旅行はしたことはありますが、もう一度ゆっくりと。北海道は小説や詩の舞台になったところがいっぱいありますからね。石川啄木、有島武郎、船山薫、原田康子等。みんな過去の人で、若い世代にとっては啄木以外は「誰それ?」でしょうが。
東北も啄木、宮沢賢治、太宰治、個人的には秋田に惹かれます。若いころ民族歌舞団「わらび座」のツアーに参加しました。ここの拠点のそれぞれの部屋に泊まって、そのころ完成した劇場で歌舞団ですからミュージカルですね、それを見る。東北に伝わる民話を脚色した内容。東北は民話の宝庫。団員は半分は旅公演に出ていますから、部屋は空いています。団員は演じる人だけでなく、ここで自給自足の農業をする人、生活拠点を運営する人、共同生活体ですね。古くから例えば武者小路実篤の「新しき村」とか、長野県にも小谷村で共同学舎「あらやしき」があります。ここはもともとキリスト教精神に基づいた共同生活体ですね。農業、家畜や鶏の飼育等で生計を立てています。一般の社会では生きづらい人たちがここへたどりつきます。途中で出て行ってしまう人もいますが、また戻ってきたりして、そういういう場合とがめたりはしません。
人は共同生活にあこがれたり、また一人になりたいときもある。それはその時々の感じ方です。私は一人で生活していますが、全く孤立して生活しているわけではありません。きょうだいもいますし、隣近所とも付き合いがあります。サークル的なものにも参加しています。
原発60年超、自公と維新、国民が賛成(信毎27日)。
人口減少社会を論じているのに原発でエネルギーを賄おうという発想、どうかしてます。どんどん電気を使って生活するという時代じゃないでしょう。核のゴミをためて、そこで放射能汚染にさらされて仕事をするそれこそ現場の労働者のことを考えれば、自然由来のエネルギーに切り替えることは一刻の猶予もない。手を汚さない自公・維新の議員は原発の作業についてみてから「こんなことを言え」と言いたい。多分すぐ音をあげるでしょう。こんな議員はこの世から一掃。それが私の願い。