中国の若者は将来への不安度は日本より高いという。だから遺言を書いておいて自分の財産はここにあるよと知らせておくのだと中国通が解説。
私も高齢になった最近でこそそうしたことを意識しますが、若いころはそんなこと全然考えなかった。
中国は社会の激変が日本よりはるかに高い。独裁国家なので人々の意思ではことは決まらない。
しかし何度も書きますが人間の命は永遠ではない。どんなに権力を持っていても死ねばその権威はあっという間に蹴散らされる。生前権力を誇った者ほどそうなる。プーチンはまちがいなくそうなる。習近平もその道をたどる。但しプーチンほど露骨ではないので激変というほどではないだろう。
アメリカに蔓延する「陰謀論」。
私の見るところ一般のアメリカ人は日本人より知性と教養が足りない。だからそうなる。日本社会も最近は褒めたものじゃないが、それでもまだいくらかまし?
以前にも書いたが、ふつうのアメリカ人は読んだり書いたりを嫌がる。読むのは面倒だし、ましてや書くのはさらに嫌だ。綴りを正確に書くのは至難の技。但し今はパソコンで書くので綴りの間違いはない。でも語彙が不足しているのでろくなものは書けない。
トランプを大統領に押し上げたのはこうしたブルーカラー層だ。東部ワシントンやニューヨークにいる支配層への反感。何だかわからないけど奴らに丸め込まれていると感じている。
日本でも維新への支持層がよく似ている。
アメリカでも日本でも「あなたたちを苦しめている元凶は不当に儲けている支配層なのだ」と理屈で説得できる政治家が登場すれば世の中は変わる。
韓国は一足先にその気配がある。